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社外交流を持つことの大切さ
こんにちは!Tobe-Ruの戸澤です。
久しぶりに投稿させていただきます。
以前も記事の中に社外交流の大切さを綴りましたが、改めて、先日少人数でのアイディア・ワークショップを開催した際に、社外交流の重要性を感じましたので、今回はこのテーマを題材にしたいと思います。
▼社外交流は意外にも少ない!そして社員は求めている!
先日、今開発しているサービスのトライアル企業の社員さん達にアイディア・ワークショップを開催しました。少人数制での10名の参加だったのですが、全員が「他社との社外交流が刺激になった」と回答。
●他社がどのようなアイディアが出る環境を作っているのか知りたい
●他社のアウトプット事例やフィードバックのやり方を知りたい
●Hirame-ku(現在開発サービス名)で出たアイディアを管理職や役員レベルの人がどう活かしていくかが知りたい
●他社の人間関係、働き方、モチベーション管理について知りたい
●社内でアイディアをどのように収集し、形としていったか等、具体的なエピソードをお聞きできる機会があれば嬉しい
など多数の声をいただきました。社外交流に関して満足度・需要が高いということは、社会人として働いている中で、社外の人達との交流がいかに少ないか、ということを表しています。
▼交流は健康にも影響する!?
私は以前医療分野でコンサルティングしていたのですが、交流は実は健康面にも関係します。健康維持や機能回復向上によく取り上げられるのは、肥満防止、禁煙習慣、飲酒控え、睡眠習慣などです。しかし、ここ数年で、加えて「社会との交流」が健康面においても大切であることが分かってきました。
こちらは、東京都健康長寿医療センターが発表した研究結果ですが、閉じこもり傾向が最も強いグループと閉じこもり傾向の最も低いグループでは、なんと6年後の死亡率が2.2倍も差異が生まれているのです。また、死亡に関連するだけではなく、認知症に関しても交流のある人達とない人達では1.3倍以上発症リスクに差があるようです。
ぜひ、皆さまのご両親の社会的交流をチェックしていただき、特に1人暮らしをされている方の場合は、社外交流の場を作ってあげてください。(私も帰郷する度に両親に伝えている気がします…)
▼社外交流をすることのメリット
全く社外交流を持つ習慣がない人が、70歳、80歳になってから健康のために交流を新しく持つことはハードルが高いです。だからこそ、今のうちから社外交流に慣れておくことが大切です。当然ですが、健康面以外にもたくさんのメリットがあります。
●利害関係のない人たちと触れ合うことでフラットな会話ができる
●好奇心が湧く機会が増える
●緊張感が生まれるため、脳が刺激され、充実感が出る
●外と触れ合うことで、自分自身の長所や好きなことが整理できる
●ポジティブ思考が芽生える
他にもたくさんあるかと思いますが、上記のメリットが生まれるだけでも自分自身のキャリアデザインが形成されたり、本当に自分が成し遂げたい使命感のようなものが湧き出てくるはずです。
▼マイクロコミュニティを数多く作ろう
社外交流をする方がよいことは理解できた…
でも具体的にどのようなコミュニティに入ればいいのか分からない…
こんなご相談をよく受けます。私はこのようなご相談時、必ずお答えすることは「マイクロコミュニティに参加しよう!」「マイクロコミュニティを数多く作ろう!」ということです。
所属している企業内コミュニティは、ビックなコミュニティです。そうではなく、小さいコミュニティに参加することから始めてみましょう。
私自身の現在から過去3年間のコミュニティを例に挙げると
●会社(過去ービック)
●大学院(過去ーミディアム)
●シェアオフィスコミュニティ(現在ーマイクロ)
●地域内経営者集いの場(現在ーミディアム)
●ゴルフ元同僚との会(現在ーマイクロ)
●起業家同年代戦友の会(現在ーマイクロ)
●旅をリデザインする会(現在ーマイクロ)
●facebookグループ複数(現在ーマイクロ)
●その他不定期壁打ちコミュニティ(現在ーマイクロ)
こんな感じです。マイクロコミュニティは何が良いかというと、小さいが故に当事者意識や参画意識が高まります。
▼本記事のまとめ~社外交流の場をたくさん創る~
以前から社外交流の場は大切であることは感じていましたが、今回確信に変わったところがあるので再度掘り下げて記事にしてみました。
そして、私自身、事業を通じて、社外の社員交流の場を作り、自社成長、事業アイディアや自己キャリアが広がる世界を創っていきたいと思います。