無線従事者試験に合格した後の申請手続きについて
ここでは試験合格後の無線従事者免許申請手続きについて説明していきます。
まだ試験受けてないのにこのページを見ている気が早い受験生のあなたのために、一応アドバイスをしておくとすれば「過去問を解きましょう」に尽きます。
こことか(アマチュア無線試験問題)ここ(陸上無線技術士合格プロジェクト)
には過去問、予想問題が非常によくまとまっているのでこれらのサイトでコンスタントに90%くらいの正解率がとれていれば合格は間違いないです。載ってない問題が本番で出ることもありますが、十分カバーできるでしょう。
(私のときは磁性体(磁石にくっつく金属)を選べというような問題が出たかと思います。ちなみに答えはニッケルでした。)
用意するもの
・黒のボールペン
・申請書
総務省のHPからダウンロードしてA4紙に印刷する。
・写真
サイズは30mm×24mm、一般的な証明写真機で撮影可能。
・収入印紙
申請書1通につき1,750円分。
・身分証明書
住民票の写しなど、詳細は記入例参照。
・郵送用封筒
長形3号でも角形2号でも。
・切手(84円~)
封筒の種類、及び郵便オプションによって変動。
・返信用封筒
総務省のページに定型と書いてあるため、長形3号。
・返信用封筒に貼る切手(84円~)
上記切手と同じ。
※郵便料金は変わっている場合があるので最新の情報を参照してください。
手続きの流れ
①記入例に従って申請書を黒のボールペンで記入します。
一度に複数申し込む場合はそれぞれの免許ごとに申請書を作成します。
②申請書の内容に誤りが無いことを確認して写真を貼り付けます。
のり付けで構いませんが、両面テープを使うと剥がれにくくてオススメです。
③収入印紙を貼り付けます。
収入印紙は切手と同様に裏面にのりが付いています。収入印紙は郵便局の郵便窓口で購入できます。手数料はかからないので支払いは購入する額面だけです。
④申請書が完成したら三つ折りにして長形3号の封筒に入れます。
このとき、写真が折り目にならないように折ること。角形2号(A4が折らずに入る)封筒でも構いませんが、郵便料金がやや高くなります。
⑤身分証明書を封筒に入れます。
住民票の写しが一番入手しやすいと思います。住民票の写しはマイナンバーの記載がないものを選択すること。役所で受け取っても、マイナンバーカードを使ってコンビニの複合機で取得したものでも構いません。
既に無線免許を持っている人は申請書に免許番号を記入することで、身分証明書の添付を省略できます。詳細は記入例を参考にして下さい。
※住民票の原本は役所が管理しているため、私たちが手数料を払って受け取るものは全て「住民票の写し」となります。必要書類に「住民票の写し」とあればコピー防止の入った「住民票の写し」それ自体を指しますので、住民票の写しをプリンターでコピーしたものを提出しないようにしましょう。
⑥返信用封筒を作成します。
自分の住所と名前を宛名欄に記入して下さい。名前の下は何も書かないか「行」とするのがベターですが「様」でも特に問題ありません。
切手は84円のものを1枚で十分ですが、どうしても心配であれば94円分貼り付けるといいでしょう。なお、返信用封筒の左下に「不足分受取人支払」と書いておけば切手の金額が足りなくても配達されます。簡易書留にする場合は簡易書留料金を追加した切手(+320円)を貼って赤字で「簡易書留」と書いておけば大丈夫です。総務省は簡易書留で郵送することを推奨していますが別に簡易書留じゃなくても手続きには問題ありません。
完成したら三つ折りにして送付用の封筒に入れましょう。
なお、複数の免許を申請する場合でも返信用封筒は1通で大丈夫です。
⑦必要書類(写真と印紙を貼った申請書、身分証明書(必要な場合のみ)、返信用封筒)を封筒に入れたら切手を貼って投函です。基本的には84円で足ります。心配なら切手を貼らずに郵便局に直接持っていくといいでしょう。簡易書留、配達証明、レターパックを使うと追跡できるので、きちんと届いたかどうか確認できます。
送付状はあれば丁寧ですが無くても特に問題ありません。
⑧3週間ほど経つと、免許証が送られてきます。送付状とかはなく、プラスチックカードタイプの免許証だけがそのまま入っています。私は2枚(二陸特、二海特)同時に申請しましたが、84円切手を貼った返信用封筒で問題ありませんでした。
以上です。手続き方法は総務省のページに書いてあるのですが、申請書は折ってもいいのか、一度に複数枚を申請する場合でも返信用封筒は1通でいいのか、など不明な点がいくつかあったので備忘録代わりにここに記しておきます。誰かの役に立てば幸いです。
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