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ベンチャーで「新卒採用担当」を頑張る5つのメリット。|お仕事日記

こんにちは。とべちゃんの頭の中を書き残すnoteです。

私は仕事を通じて得た気づきや学びを「お仕事日記」と言うジャンルで書き残しています。

私はこれまで新卒採用担当を4年ほどやってきました。その中で、私が感じている新卒採用の仕事をするメリットを書き残したいと思います。よろしければお付き合いください。

1.常に経営陣と仕事をするから、経営目線で物事を考えるようになる

新卒採用担当をしていて、一番のメリットだと感じるのは「経営直下で仕事ができる」こと。

組織のサイズに関わらず、「採用」は経営の重要な課題。中でも新卒採用は、経営や事業の未来をつくる戦略と密接に結びついている。

採用担当者であるだけで経営陣とのコミュニケーション中心の仕事ができる。特定の役員に限らず、社長から各事業部を掌握する役員まで、幅広いことも特徴だと思う。

結果、

・会社の考えを広く深く理解できる

・会社の最新情報に最前線で触れられる

・経営陣の考え方や仕事のしかたを直に学べる

早いタイミングから、自分の視界が広がり、視座が高まり、物事の捉え方に時間軸を加えた考え方ができるようになる。経営陣と同じレベルで会社を理解し、当事者として考え、語る力が磨かれる。

2.努力を怠れないから、自己成長が促進される

(1)対社内は「採用の専門家」

私は会社の人事部門に所属して採用担当をしている。でも、自分は採用支援をする外部のコンサルタントだと捉えるようにしている。

単なる採用フローの実行役にとどまらない。支援先の企業(自社)の採用を成功に導くのが仕事。そのために戦略策定から実行まで全てやる。ビジネスの経験や、社歴を問わず、採用においては専門家でなくてはならない。

経営陣に対し、採用面で助けとなるような提言をしていく必要がある。報酬(給与)をいただくだけの成果が出せなければ、継続も受注もできないと考えている。

早期から矢面に立つので、いたたまれない気持ちになることもある。自分の至らなさに涙が出るほど悔しいこともある。

でも「今の自分がどうか」を言い訳にせず、その役割を全うするために勉強し、努力し続けなくてはならない。この経験は飛躍的な成長をもたらしてくれる。

(2)対候補者では「企業の全てを語れる代表」

視点を変えて、対候補者で考えると、採用担当者はその会社の代表。会社に関するあらゆる疑問・質問に対して、淀みなくスラスラと答えることを期待される。仮に自分が候補者で、

「私、人事で採用担当なので、自社の採用のことはわかるけど、事業のことは詳しくないんです!」

と採用担当に言われたら、がっかりすると思う。社歴が浅かろうと、事業の経験者でなかろうと、やはりそれも言い訳にできない。何でも知っていなくてはならない。

「役割が人を育てる」という言葉を実感できる仕事だと思う。

3.プロジェクト推進力が鍛えられる

(1)企画をするから

経営戦略から導き出される人員計画に基づき、採用プロジェクトのマネージャーとして戦略、戦術、KPI、スケジュールを策定する。一つ一つの施策も、いつ・どこで・誰が・誰に・何を・どのように・どのくらい…と言った具合にストーリーを書き上げていく経験をつめる。

(2)関係者をアサインし、育成するから

企画を実行するにあたり、必要な協力関係者を選出し、アサインする。メンバーに協力を依頼するということは、メイン業務にプラスオンで時間と労力をいただくことになる。それだけの意味や意義があることを伝えたり、適切に期待役割とやり方を伝えて導いたりする力が磨かれる。

(3)実行するから

戦略、戦術、スケジュールが素晴らしくても実行できなければ意味がない。何があってもスタートさせる、推進する、完遂せねばならない。「できるかどうか」ではなく、「やるのみ」とマインドセットされる。

(4)絶対なんとかするから
計画通り実行すれば上手く行くわけではない。状況を見て、ストーリーを書き足したり、書き直したりしながら、必ず目標を達成するための手を尽くす。担当者は自分一人、責任者も自分。成果に対する強いこだわりと執着が求められるし、諦めの悪さが身につく。

(5)改善するから
新卒採用は1年単位のプロジェクトをぐるぐる回す。短期でサイクルを回す中途採用に比べると長丁場でもあるが、中長期でPDCAを回す経験ができる。1シーズンを終えて、見つけた改善点を実行するチャンスが確実にある。

4.誰よりも一番、自分がアップデートされていく

採用担当として日々、面談や面接で候補者の方と向き合っている。相手に色々な質問を投げかける。その質問はそのまま自分に返ってくる。候補者の方が抱える疑問や悩みを自分自身も考えることになる。

自社の採用要件を考える、ターゲットを考える、育成の方針を考える、社員にそれを求める、開発しようとする。するとやはりそれも自分に返ってくる。

私はなぜ、今、ここで、これに取り組むのか?

私が向かうべき成長の方向性は?伸ばしていくべき部分は?

そうやって日々、何年も、繰り返し自分との対話が続き、自分がアップデートされていく。何歳になってもずっと、なりたい自分に向かって真っ直ぐ伸びていける。姿勢が正されるような感覚。

5.「幸せにする」と決めた、大切な仲間が増えていく

採用とは会社を売る仕事でもある。相手の人生を賭けてもらうためのマーケティングであり、セールス活動だという誇りのようなものを感じている。

相手は人生を賭ける先を決めようとしている。それを受けるこちらも同じくらい真剣に、本気で相手に向き合わずにはいられない。相手を思いやり、深く理解しよう、そして相手にとって一番幸せになれる結果を出そうと思う。入社することが相手の幸せにならないのであれば、お別れもすし、手を放すこともある。

そうしたプロセスを経て「ここで頑張る」と飛び込んでくれる仲間が一人、また一人と増えていく。必ず「ここで良かったと思わせる」、「幸せにしてみせる」と心に誓いたくなる。結果的に、組織への愛も、責任感も強くなる。そうやって、自社を好きにっていくし、働くことが好きになる。

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…そんな思いで採用に携わっているので、自社に入社する新卒はどこに出しても恥ずかしくない、立派な新卒に育てあげると決めている。(ビシバシと。)

そして彼らが新人賞やMVPを獲得するような活躍をして、面接で語った自身の夢を叶える日を夢に見ている。

採用の仕事、とてもエモい。

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それでは、本日もありがとうございました。

다음 너트에서 만나자!안녕~

とべちゃん: )