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キャリアオーナーシップの大切さに気付いたアラフォー

大企業からベンチャーに転職。
思いつくまま転職体験談などを書いています。
キャリア、転職に悩んでいる方の参考になれば
嬉しいです。


■日系大企業のキャリア

新卒で入社した会社は
業界のリーディングカンパニー

入社してからの一ヶ月は新人研修
研修の最終日に配属先が示達される

ざっくりとは希望部門があった

示達された部署は、〇〇事務管理部

当時の自分は
企画や法人営業を希望していたので、
少し納得できない部分があったものの、
第一志望の会社に入社できたモチベーション
の高さで、部署はどこでも良かったのです

目の前の仕事は、事務職と同じ作業
書類を読み込んで、
転記する、
データベースに打ち込む、
そんな仕事

違和感を感じながらも、景気は良かったので
日々忙しく、毎日夜遅くまで働いていました

3年もいれば社内異動できるだろうと思って、
異動希望を上司に出す

その年、後輩が先に希望する部署に異動した
後輩を見送ったとき、初めてキャリアについて
真剣に考えたタイミングでした

その時、入社4年目

今の会社ではキャリア実現できないのか?
異動できないのは評価が低いから?

少し不安になりながら、また目の前の仕事に
追われる日々

仕事内容も変わらず、3年が過ぎ、
モチベーションが下がり始めた4年目

尊敬する上司に出会い、
組織に埋もれる自分を見出してくれて、
希望部署に異動させてくれました

良い出会いがあったことが自分にとって
幸運でした

でも、これは運が良かっただけで
キャリアを自分で選択することはできて
いませんでした

その後は、数年毎に社内異動し、
そのたびに、希望部署、希望しない部署
に繰り返し異動となりました

30代になって、一つの契機がありました

■キャリアは自分で決めたい

ある部署に配属された時期、
その部署は、50代以上の方が多い部署でした
自分が一番若い

ある定年前の社員が、
「事務一本でやってきて、私は偉いんだよ」
「やりがいなんてなくていい」
「置かれた場所で咲きなさい」
と飲みの席で言われました

このとき、すごい違和感を感じました

会社では管理職で確かに偉いかもしれない
会社の中で通用する専門性はあるかもしれない
会社が決めた部署で頑張る

ジェネレーションギャップなのか
価値観の違いなのか

何とも言葉に表せない気持ちになりました

やっぱり、人生の大部分を過ごす仕事は、
やりがいがほしい
やりたい仕事がしたい
どこでも働ける専門性がほしい

なぜ、やりたくない仕事を我慢しているのだろう
我慢した先に何があるんだろう
どうしてこの会社にしがみついているのだろう

こんな気持ちが強くなっていきました

その頃、友人、後輩が次々と転職していきました
自分を持っている人は行動できる勇気を持っている
そして年収アップ、キャリアアップしている

今の会社の外にやりたいことがあるなら
一歩踏み出せばいいのでは

それから、

自分のやりたいこと、
成し遂げたいこと、
人生で大切にしたいこと
を真剣に考えるようになり、

また、やりたくない仕事が続く
今のキャリアを続けていく
ことへの不安もあり、
転職活動を始めたのです

仕事は受け身になるな
主体的に動け
とよく上司に怒られましたが、
キャリアも主体的に動かないといけない
と思います

置かれた場所で咲きなさい

会社主導のキャリアで、やりたいことを実現
できている人はどれだけいるのでしょうか

実現できている人は幸せだと思います

でも、自分と同じ悩みを持っている人も
多いのではと思いながら、
この記事を書いています

■転職をした今、思うこと

キャリアオーナーシップという言葉は、
最近、知った気がしています

これまで気にしたこともなかった

でも、社会環境が目まぐるしく変化する時代、
大企業でも経営が傾くかもしれない
役職定年、再雇用で給料は下がっていく

そんな時代で、人生100年時代を
生き抜かないといけない

キャリアの生存戦略

転職する、しないに関わらず、
キャリアオーナーシップを持つことは大事です

20代のときに知っておきたかったですが、
今からでも間に合います

それが現職で叶うのであればそれはそれでいいし
現職での実現が難しいのであれば転職してもいい

不確実な世界を生き抜ける人材になりたいと思い、また自分のキャリアビジョン実現のために、
勇気を持って新しい環境に飛び込み、
今は転職先で頑張っています

キャリアに悩む方がいれば、
この記事が参考になれば幸いです

ありがとうございました

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