フランス語検定5級合格を目指して
去年のステイホーム期間でフランスの食文化や化粧品に興味を持つようになり、「どうせなら現地の言葉を理解したい」という気持ちが芽生えたことで今年の4月に入ってからフランス語を独学で勉強することに決めた。それから4ヶ月。学習具合はすこぶる順調でーーと言いたいところだが、記憶力に自信のない私はすこぶる順調などころか、壁にぶち当たってばかりである。
せっかく勉強をするなら目標が欲しい!と思い、初級であるというフランス語検定5級合格を目指すことにしたのだが、これを達成するには500単語を頭に入れる必要があるという。
500単語を多いと思うか、少ないと思うかには個人差があると思うが、これまで「Bonjour!(こんにちは!)」と「je t’aime!(愛してる!)」くらいの知識しか持ち合わせていなかった私。しかも、記憶力に難ありの身としては500単語と聞いただけでオェ~って感じであった。
そんな訳で、何も始めないうちから引き返したい気持ちでいっぱいであったが、職場でも声高らかに「フランス語を始めます!」と宣言してしまった手前、そうもいかない。「後悔」という二文字を頭に残しながらも、気が遠くなる程の数のテキストの中からインターネット上でお勧めされていた2冊を取り寄せた。そのうちの1冊は、正に私が求めていたフランス語初心者の為の単語集である。掲載されている単語の数は500。これを覚えたらフランス語検定5級・・・のはず!!(文法のことは一旦置いておくとしよう)
このテキストは1ヶ月で500単語を習得出来るよう構成されており、1日21単語を学習する計算になるのだが、これが本当にキツい。学生時代は英語を専攻していたせいか、スペルが同じ単語に関してはどうしても英語読みをしてしまうし、そもそもアルファベットを上手く読むことが出来ない。
「H」は「アッシュ」だし、「W」は「ドゥブルヴェ」。「pain」は「ペイン」と読みたくなるがフランス語だと「パン」だ。意味も「痛み」ではなく所謂食べる「パン」を指す。これだけでも私は大混乱だが、違いはこれだけではない。あぁ、頭がクラクラする。
検定は11月。あと4ヶ月弱。
私のフランス語検定5級合格までの道のりは長い・・・。