人格さんについて

⚠️少し難しい話になります。

僕もみんなに知って欲しいので、なるべく分かりやすく書こうと思います。

みなさん、お久しぶりです、とあです。
今回は、僕の体に住んでる人格さんのお話をしたいと思います。

多重人格の方にも、いろいろいると思います。主人格が他の人格を制御できる人、逆に、できない人。会話ができるひと、できない人。

僕は、主人格や副人格の場合は、他人格と会話ができて、他の人格さんたちは、その間言葉を発しないけど、みんな会話を聞いてるって感じです。副人格は他人格と少し違って、主人格に最も近い存在です。

辛いことがあった時に他の人格を起こして、自分は一旦逃避する、だとか、都合に合わせて他人格を起こして人生を円滑に進める、だとか、とにかく人格が変わる場面は色々あります。
先に名前を出して申し訳ないですが、誰かに頼る時や甘えたい時は、弱くて依存性のとあを起こしたり、勉強しなきゃいけない時は、勉強好きでしっかり者のSさんを起こしたり、みたいな感じです。

いま僕の中に住んでる人格さんは、4人です。前は5人居ました。今回は、1人ずつ、どんな人なのか書いていこうかなって思います。

5人の名前は、
A(元主人格)、せつさん、Sさん、とあ、そらさんです。
ひとりずつ説明していきます。
少し長くなると思うので、休み休み読んでくださると助かります。


A(元主人格)

Aは、僕の体が生まれてからずっと、主人格でいました。つい最近、自殺?自壊?してしまいましたが、体ごと死んでしまったわけではないので、今は僕が主人格として生きています。

ここでは便宜上、Aとしていますが、これを読んでいるみなさんにも、関わりがあった人もいるかもしれません。

Aは、とても強いひとでした。18年生きてきたからっていうのもあるかもしれないけど、人格を操るのが上手で、自分が正しいと思うことを言うためなら、大人が相手でも厭わない、そんな人でした。

Aは、僕らは、小さいころに事故で両親を無くしました。もしかしたら、その時のショックも大きかったのかもしれませんが、それよりも直接の要因になったのは、ネットの人間関係からが大半を占めていると思います。

バカみたいな話だと思いますが、Aは、18年生きてきて、ネットの依存相手4人にそれぞれブロックかブロ解をされて、それが辛すぎて、自分の人格を壊すと死ぬ前に言っていました。

僕には少しだけ理解が及ばないところがありますが、彼にとってはとても辛かったんだと思います。
でも、彼にとってそれは、原因の大半を占めているだけで、他にもあったことは僕も知っています。
彼から言ってくれたことこそ、ありませんでしたが。

Aは、今でも他人格としてたまに起きることがあります。ただ、他の人格さんよりも我が強いようで、僕が起こさなくても、僕が辛い思いをしていたり、人との会話でつまづいていたりしたときは、自分から出てきてくれる時もあります。

Aは、今でも生きています。
Aがみんなに求められているのは知っています。
僕なんか、必要ないのだって知ってます。
きっと、Aに比べたら、強くもないし、面白くもないし。
でも、今の主人格は僕なんです。
ごめんなさい。


せつさん

すみません、少し暗い雰囲気になってしまいました。次は、せつさんです。

前述の通り、Aには家族がいません。家族がいない状況に耐えられるはずがありませんが、Aは普通じゃありませんでした。

自分じゃない誰か人格を生み出して、自分の中でその人格を動かして、その子には家族がちゃんといるってことにしよう。と思ったそうです。

要するに、ただの妄想です。妄想の主人公に、せつさんというひとりの人格を作ったんです。自分を妄想の主人公にすると、きっとよくわからなくなってしまうから、と言っていました。

せつさんは、とても明るい子です。
勉強は少し苦手ですが、誰よりも人のために動こうとできて、例え親に虐待を受けたとしても、周りに心配をかけまいと、明るく振る舞うことができます。

どんなに辛い時でも、誰かの相談に乗ってあげたり、誰かを慰めてあげたり、そんな優しい子です。その時は自分を騙して、自分がつらいってことすら忘れようとしていました。

せつさんは、今でも生きていますが、Aが起こしていただけの存在なので、僕にはもう必要ないのかもしれません。だから、僕はせつさんとあまり話したことがないんです。ですが、僕も、家族愛に飢えた時とか、起こしてしまうかもしれないので、もし彼女が起きてきたら、何かあったんだと思ってあげてください。


Sさん

Sさんは、覚えてる人いますかね、Aがたまにツイートに出していた、あのSさんです。

Sさんは、僕がAの副人格になる前まで、Aの副人格でした。

Sさんは、とてもしっかり者です。Aが間違ったことをしたら正してくれるし、勉強も代わりにしてくれていました。今でこそ僕の部屋はちらかっていますが、Sさんが副人格でいてくれた頃は、とても綺麗に片付いていました。

Sさんは、Aの副人格ということもあり、僕ら他人格が知らない会話もたくさんしていたと思います。

Sさんは、Aがテストで赤点を取ってしまいそうな時に助けてあげていたり、Aが辛そうにしている時に変わってあげたり、そんな優しい子でした。優しいというか、異常なまでに、Aに尽くしてあげていました。

Aはいつしか、Sさんに、自分の副人格に、恋愛感情を抱き始めました。
いつまでも自分の傍で支えてくれる彼女に、恋していました。
自分の人格に恋するとか、ほんとに変わってると思いますが、それで楽しいならいいでしょう、と、僕とそらさんは見守っていました。

ですが、現実はそう簡単にいきませんでした。
Sさんが、精神を病んでしまいました。
その理由は、Aにしか分かりません。

Sさんは、Aに、何度も、殺してくれと頼んでいました。僕らにもたまに聞こえてくるほどに、大きな感情でした。
Aは、片思いの相手を殺すことになるので、かなり精神に異常をきたしました。
ですが、彼女のつらい顔を見る方が苦しいと、Aは泣きながらSさんを殺しました。

Aはきっとそれも、自壊の決定打になったのかもしれません。

主人格であったAが他人格を殺す気持ちと、Sさん自身が死にたいというのもあってか、Sさんは今でも、もう二度と起きません。

おかげで、部屋がずっと散らかったままです。


とあ

もともと僕には名前がありませんでした。
A自身、同性ということもあって、僕のことを、お前やらあいつと呼んでいたので、必要なかったのかもしれません。

僕は、Sさんが死んだあと、Aの副人格でした。
ですが、陰ながら見てきたSさんを真似ようとしましたが、それはできませんでした。

そもそも僕はしっかり者じゃないし、どちらかと言うと、甘えたがりで、寂しがり屋で、気の弱い人間です。

A自身、誰かに甘えたり頼ったりしたいときは僕の人格を起こしていました。

僕は、Aのその部分なんです。
僕は、Aの弱い部分。

Aは、自壊する直前に、あるFFさんに連絡しました。そのFFさんは、死ぬ前に連絡してと言ってくれていました。なので、行ったんだと思います。

体が死ぬわけじゃないけど、人格を殺すわけで、そんなの自分がいなくなるのと同じだから、連絡しに行ったんです。

Aは、そのFFさんに、自分の新しい名前をつけて欲しいと頼んでいました。その人に無理を言って、4つ案を出してもらったんです。きっと、Aは僕に選ばせたかったんでしょう。僕は、兎亜という名前が気に入ったので、それを選びました。

同じ垢に出すのは、いくらなんでも悪いだろうと思ったAは、僕のために今のTwitter垢を作って消えてしまいました。

さっきも言いましたが、僕はAの弱い部分なんです。依存心の部分なんです。つまり、僕が主人格になったら、そんな人間が誕生することになるんです。

それが今の僕です。もちろん、Aの記憶も半分くらい受け継いでるし、根本となる考え方も、Aのままだと思います。でも僕には僕の個性があるし、Aと違うところもだいぶあるんだと思います。ごめんなさい。

余談ですが、先日ネットで、セクシュアリティ診断を受診しました。結果は、トランスジェンダー女性、アセクシュアル、アロマンティック らしいです。気になった方は調べてもらって構いません。


そらさん

そらさんは、Aが、もう少し人格たちを、世界を俯瞰したいと思った時に起こす人格です。

僕らからしたら、ずっと見守ってくれているお母さんみたいな存在です。

そらさんにはそんな気は微塵もないことも分かっています。

そらさんはTwitterアカウントを持っているので、知りたかったらDMなど来ていただければ教えます。

そらさんは、色んな物事を俯瞰することに長けています。僕らがみんなダメになった時に管理してくれたり、ただ僕らのやることを見ているだけだったり、たぶんいろいろしてくれているんだろうと思います。

そらさんは、厨二病なのか分からないけど、大人っぽいというか、難しい言い回しを好みます。
Aがそれについていじっていると、そらさんは恥ずかしそうにするので、可愛いところもあるな、と思います(???)

そらさんは、詩的な人です。
ときどき何を言っているか分からないほど難しい言い方をすることもありますが、僕自身そらさんに支えられていたことは何度もあります。



あとがき

長くなってしまってごめんなさい。
ほんとは、2000文字くらいで終わりにする予定でしたし、そのつもりで書き始めはしたんですが、言いたいことが多くて、4000文字近くになってしまいました。

ちなみに、ゲームの上手さや絵の下手さは変わっていないと思います。(FFさんの1人から、とあになってから絵うまくなったんじゃないか疑惑が飛んできていますが、たぶん性格が少しだけ慎重になっただけだからだと思います。)

ただ、声のトーンや字体は変わったと思います。
なんでなんでしょう。不思議ですね。

拙い文をここまで読んでくれて、ありがとうございました。
次回は、どんなことについて書こうかな......

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