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GFXを売ってGFXを買いました。

初めてカメラを大々的に買い替えたので、供養録です。

2023年に12月、FUJIFILM GFX50S IIを買いまして。
ともすると、車買えちゃうカメラなわけでビビりながらもポチったわけです。
「まあ一生使うしええか。」と。

しかし人生は計画通りには行きません。

はい。
1年足らずで、売ってしまいました。

その流れで、スペックの弱いGFX 50Rを買い直すという
ダウングレードなショッピング。

「道具を選ぶ」という上で自分としては学びのある体験でした


これまでのカメラ

カメラ遍歴は、すべてFUJIFILMです。
まんまと、沼っていきます。

①: XQ2
ポケットサイズで最高。カメラ楽しい。(友人に譲った)

②: X-Pro2
筐体自体も、撮影体験も良すぎる。 THE 愛機。こいつは売らない。

③: (今はなき)50S II

(55mm f1.7も神レンズと言われてるのに全然好きになれなかった…)

かれこれ3台目。

これまでは霧散していた自分の感覚を
カメラを通して、視覚的に見つけ出すことがしっくり来てしまいすっかり撮影行為が生活の一部になっていったのですが

ここに来て初めて
「あれ、撮ってても、そんなに楽しくない…?」
なってしまったのです。

X-Pro2を使っているときは
・持ち運ぶときの高揚感
・シャッターフィーリングの良さ
・上がってくる画の質
全てにおいて、飽きることなくずっと120点。

50S IIは、空気感ごと切り取れるような感覚はまさに「デジタル中版ありがとう〜」と感じられて最高でした。
が、悲しいかな、SDカードに保存されるデータを開くまでは、ピンと来ないことが多々。

これ、原因は結構自分でわかってて、筐体のデザインが苦手なので、持っていても気持ちよくないのと、シャッターフィーリングがスカスカに感じてしまうことに尽きる気がします。そうなると、撮影行為自体が楽しくならない。(ただのわがまま。笑)


けっきょく、身体性なんだと思う

そんなわけあって、GFX 50S II → 50Rへ移行。
4台目です。

うん、これこれ。

最初にシャッター切ったとき、
「THIS IS IT!!」
な悦がありました。すべてがしっくり来る感覚。
(そういえば、X-Pro2初めて使ったときにも思ったなぁ。)

実は、スペック的に言うと50S IIと比べて50Rは、
・手ぶれ補正が無い
・グリップも浅くて握りにくい
・プロセッサーもちょっと旧世代

と、完全に見劣るわけですが、やはりその道具を愛せるかは大切。

そんな道具とは出会ったときから、自分の身体と一致感がある。
少しでも違和感があると、自分にブレーキがかかってしまうし、それはタイムスパンが長いほど悪さをする。

ウネウネ寄り道したからの「しっくりくる」道具は、スペックだけでは語りきれない何かがある。
多分、言語以上のものなので言語表現は諦めます。

ただ、確信したのは、
「道具はスペックではない。」

自分との身体性との一致感がすべてでした。

今後も道具には哲学を宿していきたい所存。

あとは撮るだけ。押忍。

カメラの中古市場を初めてちゃんと活用したけど、実質手出しなしでカメラを変えられてとてもいい世界だなと〜と身に沁みました。やさしい循環📷️

P.S.
フィルムカメラ Natura Classicaの出番が完全に無くなってきているので、リリース予定です。もし気になる方いたら連絡くださいな
(フィルムのランニングコスト馬鹿にならないので自分には合わなかった…)

ではでは良いお年を〜!


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