キプフェルちゃん...かわいいな?
キプフェルはきみをみている。
この度はキプフェルちゃんをいただきました。とてもありがとうございます。(もう先月の話だけど)。
さて、聡明なきみであればお察しのところだろうが、いや、聡明なきみにはお察しの話なのでもはや記事を書く必要すらもないのだけれど、それでもまずは聞いてほしい。ここまで悩んだ道のりを。ここに至るまでの道のりを。聞くも涙、話すも涙の道のりを。たぶん、長い話になる。
道のり終わり。
かわいい~~~~~
なんでしょうね。僕はいままでずっと、努めて大きなアバターを使ってきた。
参考までに普段のねこトースト急便。
もちろんそれは今でもそうだし、これからもそうなのだけれど、だからこそ小さいアバターというのを、僕は一体も持ってはいなかったのだ。世の中には様々な小さなアバターがあるね。それこそ例えば
でもやはりどこか、踏み込み切れないところがあった。僕の四肢は、まるで溺死体のように重くなっていた。というのは、例えば最初から大き目なアバターを使っていた惰性から、自分にはこういうアバターは似合わないのではという心配だとか、あるいは単純に周りが流行ってるから自分は着ないという反骨精神であったりとか、そうした様々な理由から僕はこれらのアバターを使うことに関して遠慮していた。もちろん可愛いけどね。いや、それ以上に
キプフェルちゃんの何が僕に刺さったのかは、本当によくわかっていない。このふわふわな髪の毛が僕に刺さったのか、ジト目でダウナー系の子かと思いきや表情豊かで人によって個性がガラリと変わるところが僕に刺さったのか、マイペースそうで、抱きしめたらぬるりと躱されそうで、でも放っておけない感じが自分の隠れた庇護欲をくすぐるというか、この単純な見た目以上にネコチャンを彷彿とさせる何かがこの子にはあって、いや、やはり僕は、僕もこの子が欲しい、いや、でも、実際、悩みまくった。
値段の大小という話ではない。これはむしろ、自分自身との闘いにも等しい。こう思ってはいないか。
「キプフェルちゃんを買っても元のアバターに戻せるでしょ」とか「そんなに悩むなら買えばいいのに」とか。だってこんなにもかわいい。
違うんだ。違うんだ。きみのことはもう少し聡明だと思っていたんだがね。 いいかい。これはね、命がけなんだよ。命がけの跳躍なのだよ。きみ。僕は今日まで、頭身の高いアバターを使ってきた。森羅ちゃんに、Grusちゃんに、往々にして好きなアバターがたまたまそうであっただけなのだけれど、それでも、僕が意図していようとしていまいと、君が僕を知っているならば、漠然ときみは「ねこトースト急便といえばなんとなく背の高いアバターを使ってはるな」と思っているに違いない。
だってこんなにもでかい。
はあ? それしきのこと? 別に? 高身長がなんだ 別に僕は高身長が好きなだけで、そうでなければいけないなんて考えは毛頭ないけれどさ、それでもそのようにして区別され得るのであれば、それはもう、アイデンティティの一つだと思うんだ。そう思うんだ。そこに僕は住んでる。生きてる。そうでなければ、緩やかに死んでいく。
そりゃ、何かを自分のアイデンティティとしてみることは傍から見れば滑稽だし、そんなに自分をブランディングしたいほど自分のことが好きなのかと思うだろう。本当に、いや、違うくて、でも、でも、
かわいい~~~~~~~~~
結局のところ、ただ頑固になっていただけだというのは自分が一番わかってる。感覚が麻痺しているようだが、少なくとも改変に費やした衣装の金額を思い返すとキプフェルちゃんの一人くらい、今更感も強い。買えばいい。なればいい。きっと後悔しないから心配しないで。でもやっぱり….
森羅ちゃんは絶対に僕を愛さないだろうけれどそれでも僕は森羅ちゃんを愛すよ。だから、いや、でも….
たぶんこんな感じ。かわいい….。いや、でも….
だってさあ…
森羅ちゃんって無限なんだぜ? Grusも無限
キプフェルちゃんを買ったらこの子たちはさみしがるだろうなあ….
いやしかし…
か、かわ….
いや、 これはそういうのじゃなくて…
はい! 買います! 僕がキプフェルです!
いや! 決してやましい意図はなくて
いや〜でもやっぱりなんか躊躇するし、
好きなキプフェル発表トースト急便!
しかし妙だ。ここまで見返すと、やけにフレンドでキプフェルちゃんを使っている人少ないことに気が付く。なにかがおかしい。僕がキプフェルちゃんをもっていなかったときは、まるで僕以外すべての人がキプフェルちゃんを持っていて、世界で僕だけが持っていないと信じて疑わなかったのに、自分が撮った写真を見返せば、いって数人しかキプフェルちゃんをもっていない。
今日はキプフェルちゃんの正体について、説明していきます。
キプフェルちゃんって
「「「「「「すべて」」」」」」
なんだって
おどろいたよね
ぼくはこの結論にたどりつくまで、ずいぶんとたくさん迷ったけれど、やっとそれらしい説明ができるようになったよ。
はじめに僕は、キプフェルちゃんを青空文庫だと思っていた。
でも違ったっていいんだよね。キプフェルちゃんって、
「「「「「「すべて」」」」」」なんだよ。
だから。
みんなもキプフェルちゃんで溺れようね。