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要介護認定者、過去最多694万人 2022年度 介護費は約11.4兆円で最高 厚労省・・・という記事の紹介です。

https://www.joint-kaigo.com/articles/29452/

厚生労働省は30日、介護保険の運用実績などを明らかにする「事業状況報告」の最新データを公表した。【Joint編集部】

それによると、昨年3月末時点の要支援・要介護認定者数は694万人。前年同月からおよそ5万人増加し、これまでで最も多くなった。

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もうすでに毎年高齢者の数が増えていくので、要支援や要介護の認定者数が増えていくのは当然だと思ってましたが、一年で50000人も増えてるのはびっくりでした。そんなにか、というのが正直な所ですが、これもこらからは毎年どんどん過去最多を更新しそうです。

国や厚労省が力を入れていたはずの介護予防というのは一体なんだったのか、そういう目的で設定された加算や運用ルールの効果について今一度きちんと精査した方がよさそうな気もします。

給付費や利用者の自己負担などをあわせた介護保険の費用額は、2022年度の累計で11兆3778億円。前年度から940億円増え、過去最高を更新した。

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そりゃサービスを使う人が増えれば費用も増えるのは当然です。

50000人増えて940億円増えてるので、1人あたり188万円の増になる計算です。

要介護1の方の限度額が167650円との事だすので、単純に満額で一年12ヶ月をかけると、あー200万円超えますわ。

しかしなぁ、満額使うケースなんてほとんどないのと、要介護度が高くなれば限度額も高くなるので、こういう単純な計算では測れないものがありますが、まぁ一つの目安として。

高齢化の進展に伴い、介護保険の費用額はこれから更に膨張していく見通し。少子化が加速する中で負担をどう分かち合うか、保険給付の範囲をどう考えるかなどが大きな課題となる。

JOINT

この保険という形で現役世代の負担を前提にした仕組みは破綻しますよね、どうかんがえても無理な話で支え切れるわけがない、どんなけバランスとっても無理でしょう。
なのでここは考え方を変える時期だとは思うんですがねぇ。

こういう負担制度を続けたいなら少子化はなんとしても食い止めないといけなかったのに、そこも放置してきてこの体たらくですから目も当てられません。

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