要介護認定者、過去最多694万人 2022年度 介護費は約11.4兆円で最高 厚労省・・・という記事の紹介です。
https://www.joint-kaigo.com/articles/29452/
もうすでに毎年高齢者の数が増えていくので、要支援や要介護の認定者数が増えていくのは当然だと思ってましたが、一年で50000人も増えてるのはびっくりでした。そんなにか、というのが正直な所ですが、これもこらからは毎年どんどん過去最多を更新しそうです。
国や厚労省が力を入れていたはずの介護予防というのは一体なんだったのか、そういう目的で設定された加算や運用ルールの効果について今一度きちんと精査した方がよさそうな気もします。
そりゃサービスを使う人が増えれば費用も増えるのは当然です。
50000人増えて940億円増えてるので、1人あたり188万円の増になる計算です。
要介護1の方の限度額が167650円との事だすので、単純に満額で一年12ヶ月をかけると、あー200万円超えますわ。
しかしなぁ、満額使うケースなんてほとんどないのと、要介護度が高くなれば限度額も高くなるので、こういう単純な計算では測れないものがありますが、まぁ一つの目安として。
この保険という形で現役世代の負担を前提にした仕組みは破綻しますよね、どうかんがえても無理な話で支え切れるわけがない、どんなけバランスとっても無理でしょう。
なのでここは考え方を変える時期だとは思うんですがねぇ。
こういう負担制度を続けたいなら少子化はなんとしても食い止めないといけなかったのに、そこも放置してきてこの体たらくですから目も当てられません。