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人はなぜ「よっこいしょ」と言うのか?実は魔法の言葉だった!?・・・という記事の紹介です。
今日は、保険外サービスで毎週ハウスクリーニングに伺っているご利用者さんと、なぜか”よっこいしょ”って口から出るよねぇ、という話になったので、そういえばなぜか教えてもらったわけでもないのに、何かしらの動作をする際によっこいしょ・・・って口に出しているので調べてみました。
立ち上がるときや何か動作をするときに老若男女問わず皆さん発してしまう言葉
「よっこいしょ」ですが、なぜ人はこれを発してしまうのでしょうか?
本当に何故この言葉を口に出してしまうのか不思議です。
若いころは全くそんな言葉を口に出す必要はなかったのに・・・。
「よっこいしょ」の語源は、
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という説がありました。
六根清浄とは、
人間に具わった六根を清らかにすることだそうです。
六根清浄とは初めて知りました。
六根清浄(ろっこんしょうじょう, indriyasaṃvara)とは、人間に具わった六根を清らかにすること。「六根浄」ともいう。根(indriya)を防護(saṃvara)すること。お経に説かれている六根は般若心経にもあるが、法華経の方がくわしい。六根清浄によるご利益について説いているのは法華経である。法華経は28の話で構成されている。その中の19番目の話の最初に登場する。修験道で唱えられている六根清浄は法華経に由来する。
六根とは、五感と、それに加え第六感とも言える意識の根幹である
眼根(視覚)
耳根(聴覚)
鼻根(嗅覚)
舌根(味覚)
身根(触覚)
意根(意識)
のことである。
「六根」は私欲や煩悩、迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいいます。
五感とそれに加えた第六感とも言える意識の根幹という意味になります。
「清浄」は煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地をいいます。
よっこいしょ・・・もしかして凄い呪文なんじゃなかろうか・・・。
修験者が山を駆け上がるとき「ろっこん~しょうじょう~」などと掛け声を上げるそうですが、
それがいつの間にか、日常で力を入れるときに使われるようになったそうです。
そして
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」⇒「どっこいしょ」⇒「よっこいしょ」
となったようです。
修行の時の掛け声という事なので、なにがどうなってこうなったのか不思議です。
「よっこいしょ」と言ってしまうことはなんだか恥ずかしいことのようですが、
実は魔法の言葉とも言われているようです。
人間は息を吸いながらでは力は入りにくく、
息を吐いているときや止めているときに力が入れることができます。
動作を行うときに「よっこいしょ」と言うことによって、
自然と息を吐くことができるため、無駄な力や力みが排除され、
必要な力だけが発揮できます。
また「よっこいしょ」と声を出すことで
無意識にお腹の筋肉(インナーマッスル)に力が入るので
体幹が安定して腰の負担が減ります。
こうして意味を知ってよくよく考えると、全身の筋力が低下してしまったので必要最低限の筋力が発揮できるように”よっこいしょ”が出てきてしまっているような気もしますが、やはり老いや老化と関係がありそうですね。
無意識のうちに出ていた「よっこいしょ」は、
実は身体が自然と身体を守るために出していたものだったんです!
無意識で体を守るための掛け声だったわけですね。
しかし、他の掛け声でもよさそうなのに、よっこいしょがしっくりきすぎていて他の候補が思い浮かびません。
外国人もやはり「よっこいしょ」と同じような掛け声を使うようです。
アメリカ人は、「alley-oop !」(アリュープ)
フランス人とイタリア人は、「Hop la!」(オップラー)
ドイツ人は、「Hau ruck!」(発音がわかりませんでした)
ロシア人は、「Давай!」(ダヴァイ)
直接的に「よっこいしょ」という意味でなく、
「行け!」という意味であったりしますが、
でも外国人であっても「よっこいしょ」とほぼ同様の掛け声を使うんですね!
外人さん版の”よっこいしょ”も中々面白いですね。
やはりこういう動作での掛け声は人種や文化が違っても同じようにあるみたいですね。
つまり、「よっこいしょ」は世界共通の動作にまつわる掛け声だと言えます。
誰でもどこでも恥ずかしがらずに「よっこいしょ」と言ってもいいんですね!
でも他人に聞かれると恥ずかしいことには変わりがありませんけどね(笑)
もう気が付かないで”よっこいしょ”と言ってしまっている状態なので、恥ずかしくもなんともないのですが、ちょっと面白いので調べてみました。