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新たな経済対策に介護職の賃上げ 福岡厚労相が表明 「賃金上昇がついてきていない」・・・という記事の紹介です。
政府が今月中にまとめる新たな経済対策をめぐり、福岡資麿厚生労働相は7日、介護・福祉職の賃上げを盛り込む方向で検討する方針を表明した。【Joint編集部】
ケアマネの処遇も上げる方針が出た所ですが、はてさて。
しかし、これまでのような対策だと一向に他産業に追い付かないのは結果を見れば明らかなので、それとは違う切り口になるとは思うんですけど、思い切ったことが出来なきゃ焼石に水なので、どんな方針が出てくるか楽しみですね。
福岡厚労相は、「医療や福祉の分野はなかなか人が集まらない。職務の重さに対して、賃金の上昇が、他産業と比べてついてきていない。どう埋められるかは1つの大きな課題」と言明。「(報酬が)公定価格で決まっているのも大きい。働く人に安心して集まっていただけるために何が必要か。短期的には補正だし、中長期的には別の施策ということもある」との認識を示した。
もうずっと言われている事を言ってるだけなので、なんだか振り出しに戻る感が凄いんですけど、まぁこれから対策考えるわけだから、実際これから何をどう実現していくかが見ものですね。
働く人に集まって欲しいんでしょ?
働く人は生活のための賃金を目的に仕事をしてるし選んでるわけですよ。
もうわかりますよね。
他産業より賃金が低い業界は、ただでさえ選ばれ難いんですよ。
その上で大変な仕事っていうイメージもあります。
そういうマイナス面を払拭できるくらいのお給料が貰える可能性ないと見向きもされないわけですよ。
一方で定着率が低い課題もありますけど、それはこっち側の責任なので、そっちはそっちで本当に増やしたいならそれなりのことはやってもらわないと困ります。
ちなみに、去年の大臣はこんな事言ってましたね。
タイトルがほぼ同じ(笑)
去年10月の記事です。
そのうえで、「医療・介護・障害福祉の分野で、人材不足によってサービス提供体制が危機的事態となっていることへの対応が必要だということは、しっかりと認識している」と説明。「介護職らの賃金が残念ながら低いという現状は早急に改める必要がある。その重要性は極めて高い。今は財源や仕組みを検討している最終段階」と述べ、新たな経済対策に介護職らの賃上げを盛り込む調整を進めていることを認めた。
月6000円という賃上げの規模については、「私としてはできるだけ多くしたい。(他の産業も含めた)平均賃金と同等になるように努力し続けることが必要だ。その努力はできる限りしたい」と言明。あわせて、国民の税や介護保険料の負担に及ぶ影響を十分に考慮する必要があるとも指摘した。
他産業との賃金の乖離状況を見ると、ほとんど効果なくて逆に乖離が広がってる状況ですね。
本気で対策するなら今頃他産業と同レベルになってなきゃおかしいんですよ。できてないってことはやる気ないからでしょ・・・って思ってしまいます。
加算を事業所に落としてそこから分配させるとか、そういうルールだからうまく行ってないと思いますよ。
介護職に直接支給したら平均値は結構上がると思いますけどね。