一歩一歩を大切に。
いよいよ明日から12月ですね。
今年もあっという間に年末ですし、きっとあっという間に年度末を迎えて新年度・・・に、なるのでしょうね。
目標がしっかりしてないと対策を立てる事も難しいし、道筋がきちんと示されてないと前に進む事も難しいですよね。
なのでしっかり目標やその行程をイメージする事は大切なんですけど、同じくらい足元がしっかりしているかも大切だと思うんです。
前ばかり見ていたり上ばかり見ていて足元をちゃんと見れてない職員さんや、足元ばかり見ていて顔を上げてない職員さんが多い印象です。一生懸命な人ほど偏りがちだと思っています。
両方大事なんですけど、僕も若い頃は先のことばかり見ていて足元が疎かになってた気がしますし、そういう時期は余計な失敗をしていたように思います。
ただ、それはそれでいい経験になってるとは思いますが、ちゃんと足元も見れていれば回避できた失敗だったとも思います。
逆も同じで、今その時の事だけやっていても迷走しちゃうんですよね、行動や学習に一貫性がないというか、なんのためにそれをしているのかをちゃんと説明できない状態。
ただ、それもそれで別にいい経験にはなってるんですけどなんだか勿体ない感じがします。
もっとはやく重要な知識やスキルに出会えてた可能性はたしかにあるので、闇雲に学ぶよりも具体的な目的をもって学んだ方がいいと思います。
ただ、思わぬところで関係なさそうな知識や学びがリンクする事もあるので、やっぱり気になった事は気になった時に学ぶのがベストかもしれませんけど(笑)
こういう事は、僕が今この時点で振り返ってるから言える事なんでしょうけど、そういう経験自体の良し悪しを評価できるのってやっぱりその先の未来でしか出来ないんだと思います。
過去は変えれないけど、今と未来は変えれます。
性格だって変えれるんだから、そうであればやはり可能性って無限大ですよね。
なので、ちゃんと行き先は意識しつつ一歩一歩をしっかり踏みしめる感じで物事を進めていくのがベストとは思うんですが、こういう事ってうまく人に伝えられないんですよね。
うまく伝えたつもりでも、先を見る方に重点がいったり足元ばかりに気が向いたり、みたいな感じになってしまう職員さんが多いです。
ただ、それもそれでやっぱりその時の評価なので、人間だからそういうブレもあってもいいし、あって当然だと思うし、大切なのは上司やリーダーがバランスをとってあげる事なのかな?って経験を積んで思えるようになってきました。
何事も本人が決めるタイミングで決まるだろうし、導く側としては本人が気付けるタイミングで気付ける事を気付かせてあげる事しかできないんだろうなって思っています。
なので、上司も部下も行き先は頭にいれつつ、その時に踏み出せる一歩一歩をよりよいものにしていく事が1番いいんだろうなって思っています。
ただし、その一歩を頑張りすぎたら目的地にたどり着けないので、無理のない程度にほどほどにが重要です。
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