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遺伝子について調べてみた。

昨日の記事で書いた生物の起源を調べた際に、先にアミノ酸や遺伝子が海の中で化学反応で生まれた事を知りました。

アミノ酸はまだなんとなく分かりましたが、遺伝子が先にあったというのがよく分からなかったので調べてみました。

遺伝子って細胞の中にあるものだから、勝手に生物が生まれた時に同時に作られた物だと思ってました。

鶏が先か卵が先か、と同じ問題なのかもしれません。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/遺伝子

早速Wikipediaで調べてみたんですが・・・

『分子生物学における最狭義の遺伝子はタンパク質の一次構造に対応する転写産物 (mRNA) の情報を含む核酸分子上の特定の領域=構造遺伝子(シストロン)をさす。転写因子結合部位として、転写産物の転写時期と生産量を制御するプロモーターやエンハンサーなどの隣接した転写調節領域を遺伝子に含める場合もある(→オペロン)。・・・』

すみませんでした、さっぱりわからないです。
何回読んでも意味がわかりません。
ぼ、僕が知りたいのはこんなんじゃない、と思って他にも調べてみました。

『この「塩基」の並び順が「遺伝情報」です。「遺伝子」とは、「遺伝情報」の1つの単位です。すべての生物(人間、動物、植物、微生物)は、「遺伝子」を持っています。人間の「遺伝子」は約22000個あります。また、1人分の全「DNA」を延ばすと、約1200億キロ、地球を300万周も出来ます。想像を超える世界ですね。』

遺伝子については、このサイトの記事がまだ分かりやすくて理解できました。
僕は遺伝子と染色体をごっちゃに理解していたようでしたが、染色体を分解していくと遺伝子にたどり着くわけですね。

しかし、人間の中にあるDNAが地球を300万周もできるほどの長さがあるいうのはびっくりです、意味がわかるようでわからない内容です。

なんとなく検索でたどり着いたサイトの記事ですが、やはり難しすぎる内容に困惑しましたが、やはり過去の過酷な地球の環境課で化学反応が起こって有機物が生まれ、それらが次第に遺伝子になっていく、というような内容でした。
化学反応のはっきりとした要因は不明のようですが、地球環境下だけか、あるいは宇宙からの隕石の中からいろいろ原因になる物質が出てきたとかいろんな説があるようです。

また、DNAが非常に安定した物質?である事に対して、RNAは非常に不安定ですが、DNAになる行程でRNAの存在は非常に重要なのだという事をなんとなく知れた気がします。全然わからない事が多いんですけど。

ただ、RNAっていう言葉は、新型コロナウィルスのニュースなどでよく聞くようになったキーワードなので、それもなんだか不思議な感じがしました。

『結論をいうと,遺伝子の本体はDNAであり,からだを構成している本体はタンパク質やRNA,さらにはその他の化学分子である.』

わかったようなわからないような、でもなんとなく『ああそうだんだ。』と思える記事でした。

『つまり,DNAとタンパク質との関係はタマゴとニワトリの関係であり,どちらが先に出現したのだろうかというややこしい問題になっており,科学者を悩ませてきた.』

DNAが先か、タンパク質が先か、というのは難しい問題のようですね。
ただ、そうであれば生物が生まれる前提には、やはり遺伝子やタンパク質があって、その後に生物になりえたという事なんでしょうね。

なんでしょう、自分の体の中のミクロな話なのに、すごい壮大な感じですし、やっぱりなんとなく理解はできても、納得というか腑に落とすにはまだまだ自分自身の知識不足や理解不足があるように感じました。

生命の誕生|最初の生命はどうやって生まれた?RNAワールド仮説? - 科学情報誌(HOME) (xn--ols97e46f0m4a7qr.xyz)

検索の仕方がまずかったのか、先に難しい記事を読んでいたので、こちらの記事は非常にわかりやすい内容でした。

『化学反応がもたらした必然的現象により、無機物から有機物が生まれ、生命の基礎材料が確立された』

やはり太古の地球環境の化学反応によって無機物から有機物が生まれて生命の起源になったようです。

『よって、長い歴史の中で「リボザイム」のなかにたまたま生命を作るのに適したアミノ酸情報(遺伝情報)をもつ分子が生まれた、と考える方が可能性が高そうです。』

まだ仮説のようですが、やはりたまたまの運の要素が大きいのでしょうか。
まぁ、数十億年も前の話で、きっとまた億単位の年月をかけて化学反応を繰り返してきた中での話なので、そういう偶然があった可能性があるのは納得できる気がします。

『まず、南オーストラリアにあった約36-8億年前の化石から「単細胞生物」が発見されました。そのため、少なくとも36億年より前に「単細胞生物」は誕生した可能性が高いと考えられます。その後、10億年前に複数の細胞によって構成される「多細胞生物」が誕生します。』

10億年とか30億年前とか気が遠くなりますが、単細胞生物が生まれてから多細胞生物が生まれるまで、それだけの年月がかかったという事ですよね。

現在は西暦2022年ですが、その人類の歴史だけでも長いというのに・・・。
そう考えると人の一生というのは、地球から見たときには本当に一瞬の事なんでしょうね。なんだか恐ろしいですね。

結局、遺伝子について理解できたかというとさっぱりわからないままですが、なんとなく生命の起源のながれが分かったような気がして今日は有意義な休日となりました。

寿命と老化の関係・違い|ヒトは死ぬ原因は?テロメアが原因? - 科学情報誌(HOME) (xn--ols97e46f0m4a7qr.xyz)

最後に、前述の記事の中で”寿命と老化の関係”という興味深いリンクがあったので、そちらも読ませてもらいました。

『この「最大寿命」は、劇的な進化がもたらされない限りは、大幅に更新されることはないため、「先天的な(生まれながらの)性質=遺伝情報」だと考えられます。』

寿命も遺伝子の情報だったというのは何だか夢のない話ですが、そもそも遺伝子の情報を元に生成されているのが生物であるのであれば、それは必然なのかもしれませんね。

『「老化」が原因、「寿命」が結果という関係です。』

『整理すると、「DNAが複製されるたびにテロメアは短くなる」ということが言えます。テロメアが半分ほどまで短くなると、DNAはほとんど複製することをやめ、細胞は老化の一途をたどります。これが「テロメアがもたらす細胞の老化」、つまり「死」です。』

老化も死もプログラムされている物のようですね、まぁ当たり前と言えば当たり前の事なんですけど、遺伝子が進化して多様な環境に対応できるようになるために必要なのがこのシステムであるとすれば、生物というのは一体何者なんだろう、という妙な疑問に行き当ってしまいました。

まぁ何にしても今日はいろいろ調べて面白い一日でした。
全然運動してないけど・・・。

しかし、結局はよくわからない事が多くて、新たな発見があれば、これらの説も覆るかもしれないというのもまた面白いですね。

何億年もかけて進化して多様性を獲得して厳しい地球の環境の中で生き残ってきた生命ですが、そう考えると人間も世代を重ねるごとに小さな進化や多様性が生まれているんだと思います。

世界的にも多様性を認める情勢になりつつあるのは、そういう人間全体の意識の進化があるのだろうと思います。

そういった生命の起源からの進化の中で、これだけ大きな脳みそをもって生まれて、考えたり悩んだり思いやったりできる人間です。

動物のような弱肉強食ではなく、弱いものを助けて助け合う事に特化した生物なのに、なんで暴力で弱者を従わせるような侵略や戦争をいつまでも続けるのでしょうか。
正しく進化して、もっと人類全体や地球全体の発展のためにみんなが協力できる道を探してほしいものです。

ウクライナ侵攻のニュースを見て、今日調べてみた生命の起源とのあまりのギャップに非常に残念な思いですが、国際社会ですので国際的なルールに違反するような国家については、毅然とした態度やペナルティを与えてほしいものだと思いました。

みんなで決めたルールを守らない国や人がいたら、正直怖いです。

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