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デイサービスの事業所数、2年連続で減少 地域密着型は8年連続減に 厚労省統計・・・という記事の紹介です。

介護給付費の動向などを明らかにする厚生労働省の統計の最新データで、足元のデイサービスの事業所数が分かった。【Joint編集部】

今年4月審査分で全国に4万3018事業所。前年同月から361事業所減り、2年連続の減少となった。この10年は概ね横ばいで推移しているが、今年は減少幅がやや大きくなっている。

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事業所の倒産件数はずっと右肩上がりで増えてる傾向だったので、デイサービスが減っているのは当然なんですけど、360もの事業所が減ってるとは思ってなかったので、そよ規模の大きさに驚いています。

在宅介護で、デイサービスはスケールメリットを活かせる事業ですし、比較的長時間の預かり機能(家族のレスパイト目的での利用)もあるのと、資格要件のハードルが低くて無資格でも現場で働けるので、これからの厳しい時代にとても重要な役割を果たすと思っているのですが、その数がこんなに減るとやばいなぁと思います。

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グラフ見てると2018年をピークに増減を繰り返しながら2022年まで割と維持してた感じですが、それが減少に転じてます。
おそらくこの傾向は今後も続くでしょうね。
物価高騰の影響もあるしデイの経営は難しくなってきてるは確かだと思います。

特に地域密着型通所介護の減少が著しい。今年で8年連続。少しずつ減っていく傾向が長く続いている。ピークだった2016年と比べると、実に22.4%(5331事業所)も少なくなった。

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地域密着型のデイは定員が少ない規模なので、割と行き届いたケアが出来る強みがあるんですけど、やっぱり大規模化して経営効率を高めないと利益確保できないという事なのかなぁ、と思ったり。

介護報酬改定など国の施策の影響が大きい。サービスが飽和状態に近づき、事業所の新規開設が容易でない地域もある。

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あ、そっか都会で増えてて飽和状態なのもあるのかな、田舎だと少ないし、その辺のバランスというか全体を考えた上での配置とか、社会保障制度なんだからある程度の国がコントロールないと、とは思いますけど、民間の事業だからなぁ。
それに田舎に転勤して、っていうのも今時流行らないだろうし。

一方で、通常規模型・大規模型の事業所数は一貫して増えている。今年はその伸び幅が小さく、デイサービス全体の事業所数がやや大きく減る結果となった。

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やっぱ規模が大きい方が儲かるって事ですもんね、当たり前だけど。
しかし、それだけ少ない職員で大人数の利用者さんを見ないといけないわけで、まぁそれはそれで今後の情勢に見合ってるわけですけど。

厚労省の最新の統計では、デイサービスの足元の費用額も明らかになった。

* 費用額=介護保険の給付費に利用者負担額や公費負担額などをあわせたもの。

通所介護と地域密着型通所介護の昨年度の費用額は、1兆7329億円。前年度から2.6%(445億円)増え、初めて1.7兆円を超えた。

デイサービスの費用額はコロナ禍で減少傾向が続いていたが、昨年度は4年ぶりに増加に転じた。

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事業所は減ってるけどサービス量は増えている、社会保障費用は増えている、ということです。
それだけ一つの事業所の稼働率が増えているという事なんだろうけど、この傾向は、訪問介護も同じなんですよね。

こういう傾向も今後も続くでしょうね。

いやはや、デイサービスがここまで減少傾向を強めてるとは思ってなかったので、思ってたより早く介護崩壊などの現実が迫ってくるかもしれませんね。

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