「オンライン会議は脳にとって質の悪い紙芝居」脳科学者が訴える危険性・・・という記事の紹介。
今日はちょっと面白そうなシリーズ記事を紹介です。
明日は後編です。
ここまでポピュラーになってきたオンライン会議ですが、脳にとって質の悪い紙芝居・・・という内容です。
脳に悪影響があるの?と思いましたが、質の悪い紙芝居という表現なので、つまらない?頭に入らない?そんな意味なのかな?と思いましたが、はてさてどういう事でしょう。
僕も会議はオンラインで十分と思っていましたが、なんとなく記事で書かれているような感覚はあるような気がします。
情報を周知する程度の内容なら差し支えない感じはしますが、いろいろと決めたり深めたりする会議にはもしかしたら向かないのかもしれません。
こうやって書かれると、確かにそうだ、と思いますね。
オンライン会議では目線が合わないですもんね。
やはり画面越しなのでどこか他人事というかテレビを見ているような感覚に近いものはあるかもしれません。
音声と絵がずれているので脳にとっては質の悪い紙芝居・・・という事になるようですね。
実感としてそこまでひどく音声と画面がずれている事を感じた事はありませんが、脳はそういう気が付かないような微妙な違いも感じ取れるらしいので、そういう違和感は実は大きな影響を得ているのかもしれませんね。
脳が得た情報は、ある程度整理されてから僕たちは認識するので、やはりそういう気が付かないような部分での違和感が脳に負担を与えているようです。
育成やコミュニケーションについていろいろと調べてきましたが、そこでも共感というのは重要なキーワードでした。
ですので、よいコミュニケーションを取れるというのは共感できる事が非常に大きなウェートを占めていると思っていましたが、脳は相手の事をよくよく考えたり、想像したりする事で前頭前野が活性化するみたいで、その時に互いに感情を読み解こうとするコミュニケーションがとられる事で脳活動の揺らぎがシンクロするって凄いですね!
そうか、相手と共感できている感覚って、この揺らぎのシンクロを実感できている瞬間なのかもしれませんね。
これは凄いですね。
オンラインだとずーっとぼんやりした脳波だったという事です。
オンライン会議では共感が起こらない。
うーん・・・僕自身はそうでもなくて、割と共感はできているつもりなんですけど、脳レベルで共感できていない、という事なんだと思います。
という事は、無意識的のレベルでは共感できていないので腹の底から納得しているというわけではなさそうな感じもしますね。
逆に、こういう脳の働きをうまく使えば、例えば対面での会議では発言しにくいタイプの人でも、もしかしたら意見は出しやすいのかもしれませんね。
相手との共感とか感じないオンライン会議なら、周りを気にしすぎて何も言えないような人なら、順番に促せばいい発言を引き出せそうです。
これはナルホドですね。
みんなこっち見てないですもんね。
でも、カメラを目線にするのも何だか嫌だなぁ・・・なんて思うのは僕だけでしょうか・・・。
やはりオンライン会議で最適なのは、情報共有みたいなものがいいみたいですね。
ある程度の緊張感が伴わないと脳は本気にならない、という事ですよね。
なんとなくそういうものだと思ってはいましたが、本当にそうだったんだ、とちょっとびっくりしました。
リモートで出来る仕事なら人間は必要ない・・・というこの記事を読んだ時、Twitter社のイーロン・マスク社長が社員に出社を義務付けた話を繋がりました。
会社の業績が傾いている時期に顔と顔を突き合わせて新しいアイデアや緊張感のある議論をしないと生き残れないという判断だったのではないか、と思いました。
そうであれば、コロナ禍であるという現状でも、ちゃんと対面で議論している会社は強くなるし、オンラインでリスクを取らないで物事を進めている会社は弱体化するという事でもあるように感じます。
人間は弱くやすきに流れるもの・・・これは本当に実感あるので、そうならないように自分に厳しく、自分の目線を上に向けておかないと気が付いたら低い所にいてて、それに自分で気づけないという事は往々にしてあると思います。
僕自身は、職員にこういう事を、人間は低い方に流れるという表現を使ってきましたが、間違ってなかったな、とちょっと安心しました。
比べるなら高い方と比べろ、低い方と比べるな。
高い方を見ろ、低い方を見るな。見てる方のレベルに引っ張られるからな。
自分がどの位置にいるか常に俯瞰できるようにしておいて、低くなったらちゃんと戻れるようにしておきなさい。
職員に伝えてきた言葉です。
いやぁ、やっぱりそうなんですね。
便利だからそれだけでいい、という事ではなく、やはり人間なんだから人間同士の生のやり取りが重要ですよね。
それってやっぱり介護現場でのコミュニケーションが重要っていう部分にもつながると思うんですよね。
生のコミュニケーションで得た生の情報は、紙の情報に勝ります。
便利な技術は使いどころですね。
オンライン会議は本当に便利ですが、議論が必要な会議は対面じゃないと意味がなさそうですね。
記事でもイーロン・マスク社長の対応が出てきましたね。
やはり海外では重大な内容は対面で決めているみたいですね。
機動性が重要というのは様々なリーダーが発言されていますが、そういう部分でも機動性は重要ですね。
脳の同期って不思議ですよね。
でもあるあるですよね。
雰囲気だと思ってましたが、脳がみんなと同期していたと思うと不思議ですけど、そうだとしたらもっと分かりあえるようになるのかもしれませんよね。
ラジオ体操が洗脳に使われてたって初耳でびっくりしました。
しかし、会議前に音楽を流しておくと効果的というのは面白いですね。
クラシックはダメみたいですので、良い感じの音楽を流すとみんなの脳が同期しやすくなるみたいですよ。
これって相手の共感・信頼を得られやすいという事はよく言われていますよね。脳の同期と共感の関係は深いですね。
続きは後編ですが、なかなか面白い内容で眠気が覚めました。