保育施設で広がる「定員割れ」 、というニュースを読んで。
保育士も不足していと聞いていたので、定員割れというのはちょっと意外なニュースでした。出生率が年々低下している事とも関連がありそうですが、将来的には、介護と保育は垣根なくサービス提供できるような仕組みをつくってみたいと思っていたので気になる内容でした。
閉園になった理由だそうですが、定員割れは深刻な問題ですよね。
介護福祉士の養成校も定員割れで閉校していくのでいろんな面で深刻な問題だと思います。
東京都だけの制度なのか全国的な制度かは不明ですが、ちょっと素人の僕にはよくわからないのですが、定員か実際の園児の数のどちらか多い方って・・・定員が常に上になるんではないの?
定員以上に受け入れてもよいのが保育園のルールなんでしょうか。
それだとしても、その定員以上の園児の数に応じた保育士を配置しないといけないのであれば、保育士の数に対しての園児の数を基準にしたらいいのに・・・と思ってしまいました。
これは当然ですが、補助金ってそういう足りない部分を補助してるんだと思っていました。こういう子育ての施設や子育ての環境が整わない限り、子供を安心して生んで育てられる雰囲気にはならないのですから、そういう対策を国や自治体がとっているものだと思っていました。
一時期本当に話題になりましたもんね。
受け皿が増えた分だけ、保育士不足も園児不足にもつながっていった経過もあるのでしょうか。
いつでも預けられて、保育士も余裕がある環境のなかできちんと保育ができる、というのはすごく大切なポイントだと思います。
日本ってこういう”余裕”をなくす視点が先にくる考え方をしてしまいがちですが、介護も保育も医療も、まずはここで言われているようなメリットがあって当たり前な感じで運営できる事が重要なんではないかと思います。
上記のメリットの状態で運営が継続できるような補助金の制度であるべきですよね。
せっかく増えた保育園がこうしてまた閉園して減ってしまえば、それこそお先真っ暗です。
突然閉園してしまうというのは園児にも親にも、そこで働く保育士さんにも非常に大きな影響があるので、ちゃんと守っていく対策を検討すべきと思います。
定員割れしているのに待機児童がいる・・・。
不思議な現象ですけど、まぁ理由を見ていればわからなくもないですが、こういうミスマッチだってどうにか解消しようと対策を検討すればいつかいい解決策が見つかりそうなものですが、実際の所はどうなんでしょうか。
多様性を認めていく社会になりつつある過渡期ですので、いろんな矛盾や問題が出てくるとは思いますが、早急に対策を打って安心して子育てができる環境をしっかりとつくっていかないと、本当に日本の少子化に歯止めはかかりませんし、国策として全世代に対してこれからの日本の国造りをどのようにして明るいものにしていくのかは、やはり子供が元気に育つことができる環境は必須条件だと思いますので、真剣にかじ取りをしてもらいらいものです。