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スズメバチが入って来た!

本日は、久しぶりに伺ったお宅で買い物代行をした後に余った時間で会話をしながら掃除をしていると、風通し良くするために開けていた窓からスズメバチが入ってきてしまいました。

本人は気が付いていなかったので、悟られないようになんとかせねば・・・と瞬間的に考えました。

スズメバチにしては小型だったので、とりあえず大丈夫だ、と謎の大丈夫感を自分自身にかけて、テーブルの上に置いてあったうちわを手に取って構えました。

『たしかスズメバチって殺されると仲間を呼ぶんだっけ?』

昔、造園業の日雇い労働をしていた時に、職人さんがスズメバチは潰すと大群で襲ってくるから絶対潰すなよ、と言っていたのを思い出しました。

・・・殺さずに窓の外に・・・

あまり悩んでいるわけにもいかないので、まず電灯回りをブンブン飛んでいるスズメバチをうちわで軽くはたいて窓の方へ飛ばしました。

すると、うまい具合にヒラヒラゆれていたカーテンに留まってじっとしました。

流石に手づかみするわけにはいかないので、カーテンをそっと持ち上げてうちわのヘリにスズメバチをひっかける感じで窓の外めがけて弾き飛ばすと、うまい具合に外に飛び出してどこか遠くへ逃げて行ってくれました。

この瞬間、こっちに飛んで来たらどうしよう、とか思ってビクビクしましたが、考えるより体が先に動いた感じでした。

結果オーライですが、さすがに危なかったなぁと反省。
ただ、訪問時にスズメバチが入って来た時の緊急時の対応なんてマニュアルや手順書なんてものもないし、すぐに駆除業者が来るわけでもないので現場での迅速な対応が必要だとは思います。

丘の斜面に立っているマンションの3階部分のお部屋でしたので、相当高い場所の部屋でしたが、そんな場所にも飛んでくるのはびっくりでした。
古い建物ですが、網戸がなかったのも驚きでした。

しばらく様子を見てましたがスズメバチが戻ってくる様子も、巣が近くにある様子もなかったのでとりあえず大丈夫だろうと思いましたが、こうして振り返るとヒヤヒヤ物ですね。

スズメバチにしては小さいな、と思ったので、このコガタスズメバチだったのだろうと思います。

駆除や被害の件数が多いコガタスズメバチですが、過度におそれる必要はありません。

コガタスズメバチはスズメバチのなかでも攻撃性が低く、基本的には巣を直接刺激しなければ人を攻撃しないからです。

ハチ110番

大人しい性格の蜂だったようですので、僕も無事だったような感じですね。

スズメバチを不用意に殺した場合、仲間が集団でやってくることがあります。なぜなら仲間を呼ぶ分泌液を体内に持っているからです。

なので、仲間をこさせないために、巣の近くでスズメバチを殺さないことと、スズメバチを殺す際につぶしたりしないことです。殺虫剤やトラップが有効ですが、これらで殺したスズメバチもつぶしたりせず、そのまま密封して処分する必要があります。

暮らしレスキュー

やっぱり潰すと危なかったみたいですね。
薬剤で殺しても潰すとダメみたいです。
密閉して処分する必要があるというのは覚えておいた方がいいかもしれませんね。

スズメバチは「社会性」という性質を持っていて、女王バチを中心とした群れを形成して生活しています。女王バチ以外のハチは基本的に働きバチで、女王バチや幼虫の餌を運んできたり、巣の手入れをしたりします。そして巣を脅かす敵が現れた時、その敵を撃退するのも働きバチの仕事です。

もしも敵に襲われて働きバチが死んだ場合、体内から巣の仲間に危険を知らせるフェロモンを放出します。働きバチを倒すほど強力な敵が近くにいるぞ、と巣の仲間に知らせるのです。

すると、巣にいる働きバチは自分たちの巣を危険に晒す敵を撃退するため、フェロモンをたどってやってくるのです。

暮らしレスキュー

凄いですね、やはり殺さずに追い払って正解でした。

もっとも確実で効果的なのは殺虫剤の使用です。ハチ駆除用の殺虫剤が市販されていますので、そういった商品を使うのが効果的です。殺虫剤は昆虫の神経を破壊する成分が含まれており、ハチが攻撃に転ずる判断をする前に決着をつけることができます。

ただし、スズメバチは体が大きく、カやハエに比べれば殺虫剤に対してかなりの耐性をもちます。また、動きが早く不規則なため、近距離で直撃させるのは難しいものです。

一般論として、スズメバチを殺虫剤で駆除する場合にハチの5メートル以内に近づくのは危険とされていますので、通常の殺虫剤では危険が伴います。スズメバチが心配な場合はハチ駆除用の殺虫剤を常備し、取り出しやすい場所においておきましょう。

ハチ駆除用の殺虫剤は成分が強力に調整されているのはもちろんのこと、ピストルのようなグリップがついていて狙いやすくなっています。また、噴射距離も8メートルと長いので、安全な距離から確実にスズメバチを仕留めることができます。

もし、ハチ駆除用の殺虫剤が手に入らない場合は、ゴキブリ駆除用のスプレーのなかでできるだけ強力なものを選ぶといいでしょう。

暮らしレスキュー

スズメバチのリスクがあるお宅には、蜂用の殺虫剤を常備してもらっておくのが良さそうですね。

ゴキブリ駆除用のスプレーでも効果があるというのも不思議ですが、それだけゴキブリの生命力も強いという感じでしょうか。

北海道では、小さなチャバネゴキブリしか見かけないので、本州のアイツを見かけないだけでも北海道はいい所です。

ただ、どんどん温暖化しているのでもしかしたら北海道でもヤツを見かけるようになる日がくる可能性もありますよね・・・。

今日は、スズメバチのお話でした。
みなさんも気を付けてくださいね。

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