「もう少し給料がもらえていれば…」介護報酬改定へ議論本格化・・・という記事の紹介です。
今日は、午前中に2件の派遣と1件の草刈りを行いまして、午後からはちょっと将来利益が出た時に職員にお給料以外でどのように還元していけるかを考え、事務所の近所の銭湯を調査してきました。
結構いい感じの雰囲気で、サウナもあってゆったりできそうなので、ここの回数券を買っておいて事務所で自由に持っていけるようにしてもよさそうだなぁ・・・なんて考えました。
続いて、職員の身体のメンテナンスに整体とかどうだろう・・・とかねてより考えていたので、以前商工会議所のセミナーで同席して繋がりが出来たリラクシア登別さんで初めての整体の施術を受けました。
僕自身、猫背で体のゆがみが気になっていたのですが、施術前と施術後の姿勢を写真で比較すると、ウソみたいに施術後の背筋が伸びていてびっくりでした。
介護職は体が資本なので、痛める前に体を整える(整体)事は重要と思っていたので、会社から費用出すから毎月1回は行ってこい、みたいな感じで促すと職員を守る事に繋がり、そこに会社の利益を投入できるようになりそうなので、これも実現できたらいいなぁ・・・なんて思ったり。
地元登別の事業者さんと一緒に地域を盛り上げていきたいので、それと職員の福利厚生がマッチすると良い感じですよね。
黒字出るまでは費用の一部を僕負担してでも通わせたいですね・・・なんて事を考えていると楽しいですね。
そんな未来ばかり見ていた今日、こんなニュースを見かけたので紹介します。
賃金が低い事で他業種に人材が流出してしまう事は、誰かの人生の最後の時期が望まない形になってしまう可能性が広がってしまう事を意味していて、それはどこかの誰かの事ではなく、自分自身の身に降りかかる事になるかもしれないという問題なんですけど、なかなかイメージしにくいですよね。
大型トラックの運転手って結構高額な収入だったような気がするんですけど・・・。
思ったより高額ではありませんでしたが、介護職よりは良さそうですね。
しかし驚いたのが、勤続4年で手取り24万円は介護職の中では厚遇なのでは?という事です。
僕の周りで手取りが少ないと聞いている介護職は、総じて手取りが20万円以下です。
都内在住の方なので、東京だとこのくらいの収入は平均的なのでしょうか。
恐らく介護業界では高い方の処遇だったので、これ以上の待遇はなかなか見つからなかったのではないかと思うのですが、結局元の業界に戻られたようですね。
輸送業界も人手不足ですし、頑張って欲しいですね。
平均ですからねぇ、介護職でどのくらいの人が月収29万円もらってるんだろう・・・。
一応うちのベテラン2名のサ責は平均以上は支払えているのですが、それでも平均よりちょっと多いくらいですし、結局まだ赤字なので早く黒字にしたい。
2040年には、280万人の介護職が必要になる見込みなのに、2021年の段階で215万人でした。
労働人口は減る事は確実です。
他産業でも人手不足は深刻です。
介護職が都合よくあと65万人も増えるとはちょっと思えないんですよね。
単純に考えて、優秀で能力がある職員ほど、他の業界にも適応できて実績を残せるので流出するでしょう。
結局、他産業でもやっていけるが介護の仕事にやりがいを感じていてこの仕事がしたい!と思う職員とか、他産業ではやっていけない職員が残る構図になるはずです。
ですので、個人的には介護の仕事がしたくて介護の仕事にやりがいを感じて残ってくれている職員こそしっかりと評価して処遇を上げていくという対策をとらないと現場はどんどんひどい事になっていきそうで恐ろしいです。
そして、そういう職員ほど物言いませんので本当にちゃんと評価してあげないとダメだし、真の意味でやりがい搾取をなくしていく事が重要な課題と考えています。
介護職が増える方向でどのような対策が講じる事ができるのか・・・。
他産業の方が賃金がよくて介護の仕事ほど大変じゃない、という状況を変えないと無理だと思うんですけど、介護職の負担感を払拭くらいの賃金を用意するとなるとかなりの高待遇を準備する必要がありますけど、どういう案が出てくるかは期待ですね。
介護ロボットについては、ロボットを活用するから人員が少なくてもなんとかなるよね、という事ではなくて、ロボット活用したから介護現場にこんなに余裕ができて働きやすくなったよ!って事で活用して欲しいんですけど・・・大丈夫かな・・・。
というか、もしそういうロボット技術の活用で人材を流入させたいのだとしたら、介護事業所全体に均等にICTやロボット技術を行きわたらせる必要があって、それは会社や事業所まかせの施策では無理だと思っています。
介護報酬があがれば利用者負担も介護保険料も上がるので、そうはならない制度で処遇改善をすべきです。
しかし、これだけ制限されているサービスが介護保険サービスなんだなぁと改めて実感する内容ですね。
事業所独自での処遇改善に限界があるのも仕方ないですね。
早く対策と決めて実施しないと、どんどん流出しちゃいそうですけど・・・大丈夫かなぁ・・・。