【障害者部会】施設職員の虐待の増加に対策を求める声相次ぐ 「絶対に看過すべきでない」・・・という記事の紹介です。
明日をいよいよ月末に控えて月末の作業が忙しくなってきました。
まだまだ実績は少なく、少なくともこの2倍、目指すとしたら3倍を目標にしたい所ですので、もっとシステムを使い慣れる必要もありますし、もっと事前準備の段階で効率化できる作業がありそうなので、そのあたりを本当に忙しくなる前に整備したい所です。
月末にかけての新規紹介や相談も増えてきて、三か月目で40件の算定が出来そうな所です。個人的にはもっと管理している前提でしたが、4月で5件程度、5月で10件程度だった事を考えると6月は25件程度の新規を受けた事になりますのでサ責も大変だったな、と思います。
受けたけれど利用につながってない人や、7月からの人も含めると30件くらいの相談は頂いたような気がします。
7月以降も順調に受け入れを進め、早く最初の目標の管理件数80件に到達したい所です。
さて、本日はこちらのニュースを紹介します。
障害分野だけが虐待が増えているわけではないと思いますが、こうして業界全体で問題意識として議題に上がるような報道って、高齢者の方ではあまり聞こえてこない気がします。
看過できない、絶対にあってはならない、こういう強い言葉で虐待防止が喫緊の課題である事を訴える事は当然の事だと思います。
別のNHKのニュースから2022年の記事ですが引用し比較すると、前年比より増加している数は障害福祉サービスの方が多いですね。
だから危機感を持っているという事でしょうか。
ただ、虐待の数では障害福祉よりも高齢者福祉の方が多い傾向ですね。
いずれにしても、年々虐待については増加傾向にあるという事で、一刻も早く件数が減る具体策を実施しないといけない、という危機感が伝わってくるようでした。
「虐待防止の意識が高まったから件数が増えた、という認識はそろそろ卒業してほしい」・・・この意見はごもっともで、そういう事ではないと思ってたので代弁してもらえた気分で嬉しかったです。
既に法律で相当厳しく虐待防止については縛りを入れているはずなのに、なぜか減らないという事について、もっと現場の実態を調査した方がいいと思います。
研修の回数や実績とか、そういう調査で済んでしまっているのも良くないのではないかと思います。
いろいろ賛否のある内容ですが、介護に携わる者として、どのような理由があったとしても虐待を容認するような姿勢や考え方ではいけないと思っています。
職員は守ってくれないんですか、という意見も聞きますが、たしかに職員を守る事は大前提ですが、それをプロがまず口に出してしまう事に違和感を感じてしまいます。
暴力や暴言の出る方の対応はそれなりにしてきましたし、自分が管理者・リーダーの立場の場合は、まずそういうリスクのある方の対応は自分で行ってから安全だと判断するか、この職員なら大丈夫という職員に任せる対応などしてきましたが、やはり暴力や暴言を誘発する対応をしてしまう職員は、認知症ケアや高齢者の対応の基本が出来てない事が多いです。
個人的には、まずはそういう当たり前の対応を追求した上で、改善の見込みがあるかないかをしっかり慎重に見極める必要があると思っています。
そう簡単に解決する課題ではありませんが、求められるのはやはり現場職員のスキルアップ(適切な対応やアセスメント、見極めができる)、これに尽きると思いました。