17歳の少年が開発したモーターが「電気自動車の未来を変えるかもしれない」、というニュースを読んで。
実は、電気自動車(リーフ)が愛車なので、電気自動車のニュースは結構目にとまるのですが、電気自動車の未来を変えるかもしれない、というのは、お?と興味を惹かれました。
こういうコンテストがある事も知りませんでしたし、高校生がコツコツと研究してきた成果がきちんと評価される舞台があるというのは素晴らしいですね。
それに加えて1000万円の賞金というのも、すごくいいなぁって思いました。高校生だからとかそういう感じではなく、一人の研究者としてきちんと評価されているような気がしました。
すでに発明家としての評価もあったようですね、17歳でこれだけの実績を残せるというもすごいですね。
時速100Kmを超えるゴーカートって・・・ちょっと怖いんですけど。
電気自動車の長所と短所について知った時に、なんとかしたいと感じたのかどうかは不明ですが、そこから新しいモータの開発が進んだのですから、何かの課題を感じたり知った時に、自分にできる分野で何とかできないか、と挑戦していける発想と行動力は見習うべきものがあります。
モーターにレアアースが使われていたというのも知りませんでしたし、モーターにもいろいろな種類があるのも初めて知りました。
ラジコンとかのモーターが大きくなったものなのだろう・・・なんて単純に思っていたので・・・。
もともと興味のあった電気モータの分野で、そこに持続可能性の問題がある事を知って、いろいろと試したくなった、というのは凄いですね。
この気づきと、そこからの行動が最終的な結果に繋がっていくのですから、やはり動かない・試さない事には何も始まらないという事も言えそうですね。
誰の助けがなくても失敗を乗り越えて一定の成果にまで到達できたのは、やはり諦めないで改善と工夫を繰り返してきた結果ですよね。
個人的には環境も整っていないはずなのに、15台目で実用的なレベルまでたどり着くっていうのは凄いなぁと思いました。
サンソン君の見てきた方向性が間違ってない、というのはSDGsの取り組みの方向性からみてもレアアースという希少資源に頼る技術開発ではなく、限られた資源を使わないでも持続できる技術の開発が今は求められているという事だろうと思います。
こういうモーターがうまく製品化され、大量生産できるようになれば電気自動車の普及にも役に立ちそうですね。
発電の原料の問題などいろいろあるにせよ、電気自動車の普及は大きな世界的な目標になっているので、そういう社会全体が持続可能性を高めるために個人の自分が何をできるか、という夢を若者が語るのはたくさん元気をもらえますね。
理想や夢って、個人の利益が目的ではなくって、社会の為だったり誰かの為だったりする事の方がしっくりくるというか、応援したくなりますよね。
『その相手の要望に応えるために、企業はさまざまな知恵を絞り、より良い製品やサービスを生み出す努力をしています。』
営利企業であっても当然に行われている事ですから、人の人生を支える介護の仕事は、もっとこういう知恵の絞る事やよりよいケアの開発にもっと積極的であっていいはずです。
最近は、僕の周りの環境がそうなだけかもしれませんし、コロナの状況がひどい事もあるかもしれませんが、あまりに現状維持しか考えていない、もしくは考えられないマインドになっているような気がして残念です。
コロナ禍の中であっても、その中で要望に応えるための工夫や知恵を絞る事をやるべき(実現できなくても)と思いますし、介護保険制度下の事業なので、たとえば介護保険法の運用についても厚労省はもっと柔軟にルールを現状に合わせて変更したりできるような工夫が必要と思います。