熱中症疑いで小2女児死亡 当日は統計史上最高の33.5℃…市は不適切な対応を認める 北海道伊達市・・・という記事の紹介です。
今日も北海道、暑かったです。
急遽の問い合わせの草取りの依頼で下見に行きましたが、2~3時間で終わりそうな内容で、ちょうど午前中に時間が空いていたのでそのまま作業に入りました。
草刈り機を使うと楽なんですが、家の周辺の砂利から生えている草だったので手作業となりました。
やっぱり暑いなぁと思いながら作業していましたが、30度超えてたんですね、10時以降は29度台でしたが、徐々に奪われる体力を感じながらしゃがんで草むしりは何かの修行の様でした。
思った以上にヘトヘトに疲れて作業後は事務所に戻ってほぼ水のシャワーを浴びて身体を冷やしてスポーツドリンクを飲んで15分ほど昼寝をしてからお風呂掃除の派遣に向かいました。
それでもやはり疲れていたのでしょう、まずその日のうちに筋肉痛が来て、お風呂掃除中に2回ほど眩暈でクラクラしてしまいました。
意識がなくなるような事はありませんでしたが、午前中の炎天下で熱で受けた体内のダメージは結構あったんだな、と思いました。
そんな中、道路では道路工事の交通整理でヘルメット姿のおじちゃんが赤と白の旗で我々の命を守る仕事をされているのを見かけると、無理しないで水分しっかりとってほしいなぁ・・・なんて思いながら、どこにも水筒やペットボトルらしき物が見当たらなかったので本当に心配になりました。
紹介するニュースの伊達市というのは、北海道の室蘭市と登別市の隣の市になりますので、昨日この報道を聞いた時は本当にびっくりしました。
伊達市は飛び地があるみたいですが、報道があった場所は海沿いのエリアだと思います。
昨日は伊達市では過去最高気温を記録していたとの事で、まさか小学校の授業の3時間目と4時間目にグランドで体育を実施しているなんて思ってもなかったので本当に驚きでした。
本当に痛ましい事で、女子児童のご冥福をお祈りします。
似たような事故がありました。
暑さ指数を測定せずに運動をさせて帰宅中に女子生徒が亡くなっていたはずです。
なぜこんな事が繰り返されてしまうのか。
事故を他人事だと思っていて、北海道は大丈夫、北海道は本州とは違う、今までそんな事なかった・・・等という根拠のない”これまで問題はなかった”という事で思考停止して、対策を怠ったという事でしょうか。
マニュアルやガイドラインを定めても現場で実施できないなら存在する意味がないのですが、こうしてエラーが起こった際の原因追及と責任の所在ははっきりします。
ただ、暑さ指数を測定せずに運動をさせて死亡事故に至ったケースでもガイドラインが徹底されていなかった、今後は徹底させる、という教育委員会の対応だったと思いますけど、こういうのって全国統一でやるもんじゃないのでしょうか。
ガイドラインで示されている必要な計測器って、国とか教育委員会から支給されたり、購入に必要な経費とか出してもらってそうなもんだと思ってましたけど、購入していない時点でガイドラインなんて守れないじゃないですか。
特にこういう計測器ってピンキリだと思うので、適当な機械で計測しても数値の根拠がバラバラだと意味がないというか、ガイドラインで示している数値が正しく計測できる機器をやはり支給すべきだとは思いますけどね。
弊社では、職員全員にタニタの計測器を持たせています。
一番安かったのと、お年寄りに説明する時に数字とかごちゃごちゃ表示されるよりも、危険とか警戒とか単純な方が示しやすいかな、と思って購入しました。
ちなみに、運転中の車の中で窓を開けていても警戒音が鳴ります。
事務所は常時”警戒”レベルなので、実際外に出た方が涼しい事が多いですので、きっちり正確に測定してくれているな、と思います。
結構音がなるので、利用者さんも興味を持ってくれたりして、警戒レベルだと教えると、暑さ対策を意識してくれる方も何人かおられました。
本当に暑さに対しての自覚がない方が多いので、こういう見える化はしておくといいな、と思っています。
それで思ったのですが、学校の先生って結構年配の方が多いじゃないですか。
暑さの感覚がマヒしている方が上司とかだった場合、自分が暑さの自覚がないから適切な判断が出来ない場合ってありそうな気がします。
そして、今日僕が感じたような結構なダメージを、小さな子供はもっと受けていると思うんです。気が付いた時には手遅れな感じなんじゃないかって思いました。
このような死亡事故はもう起こらないようにしてもらいたいと切実に思いましたし、熱中症については本当にこれまでの感覚ではなくて、今その時の暑さや体調も含めて柔軟に判断できるようにしないといかんのではないかと思いました。