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不足する介護人材…日本生命が参入、介護「ニチイ」買収の狙いは・・・という記事の紹介です。
7月ですね。
なんだかあっという間に月日が過ぎていて、光陰矢の如しとはこのことか・・・と実感する毎日です。
せっかく7月なので、ちょっと増えすぎた体重を減らそうと思って減量日記をX(旧Twitter)で始めようと思います。
これまで痩せようとは思ってましたが、なかなか思うように減らないので体重や食べたモノなど公表しつつ頑張って継続したいと思います。
— おおさわ@減量日記 (@oosawa_suketto) July 2, 2024
・・・はたして食欲に完敗してきたアラフィフのおっさんがちゃんと痩せれるのか??
以前使っていた”あすけん”というアプリを使用します(前使ってた時痩せた)。
さて、今日はこれからこういう事が多くなっていくんだろうなぁ・・・というニュースの紹介です。
来年には40万人不足すると言われる介護人材。こうした中、5万人の営業職員を抱える日本生命が介護業界に参入しました。新たな風を吹き込むことはできるのでしょうか?
40万人の介護職の不足って、実際どんな状況になるのか誰も分からないからイメージできてないんですけど、これ来年の話なんですよね。
なので、既に始まっていておかしくなくて、いろいろ人手不足で補充ができない、という状況があるとすれば、それはもうほとんど解消できない問題になっている可能性があります。
業界内で人材の取り合いをするのではなく、いかにして新たな人材を確保して定着させるかが大きな課題ですけど、業界全体の動きを見た時に、そういう方向にシフトして動いている様子もあまり感じられないので、そういう意味ではこういう大手企業が介護事業に参入してくる。既にノウハウのある企業を買収してくる、というのは大いにあると思います。
高齢者の数はまだまだ増える方向でピークが2035年とするとしてもあと10年は成長するマーケットであるとみる事も出来ます。
ハードワークに賃金が見合わないとも言われる介護業界。いま、人手不足に物価高が重なり、「介護事業者」の倒産は急増。そのペースは過去最悪です。そこにある動きが…。
介護大手ニチイを生命保険最大手の日本生命が買収したのです。背景の一つが人口減少に伴う保険市場の縮小です。
ニチイの前はSOMPOがメッセージという介護業者を買収していましたので、保険と介護の相性はいいのかもしれませんし、いろいろ保険事業で得られたデータと介護現場で得られるデータをすり合わせたら見えてくるモノもあるのかもしれません。
いずれにして大手の営利企業が参入してきているという事は、やはりそこに大きなビジネスチャンスがあるという事でしょう。
買収完了後、さっそく日生からの出向社員が現場の声を聞いていました。
職員「最近は本当に人が入ってこなくて…」
課題は人手不足。
出向の人が現場の意見を確認しているという事は、既にニチイの現場の管理部レベルの人材は日生からの出向の人が担当しているという事なんでしょうか。ある程度の地域ごとかな。
山本教史シニアディレクター「(人材確保には)従業員の満足度をいかにあげていくか、いかに介護の仕事の魅力を訴求していくかという対外的なアピールも大事」
営業職だけで5万人もの人材を抱える日本生命。そのトップに聞きました。
日本生命保険・清水博社長「日本生命とニチイが組むことで、介護業界を少し底上げできるんじゃないか。社会的意義がとても大きい仕事で、そこに関わる一人ひとりの人たちは、とてもやりがいをもって働いているわけですが、ただ長続きができないような、様々な要因がある」
課題の一つは人材の定着だと話しました。
介護業界全体を底上げしてくれるのであれば大歓迎ですけど、実際どうなんでしょう。
先行して参入しているSOMPOは、介護職の大幅な処遇改善を打ち出していましたが、SOMPOの現場レベルの職員さんで大幅に処遇改善した、という話は聞かないですからねぇ。
実際、全体の処遇を改善するには相当な資金が必要ですので、どうしても一部に偏った改善にしかならないと思いますし、日生のように出向している職員さんがいるとしたら、もしかしたらSOMPOから出向して介護事業を担当している職員さんに手当しているのかもしれません。
そして、さすがと思ったのが課題の第一に挙げた問題が、人材の定着、という所ですね。
介護業界は底抜けのバケツのように離職している数が減る様子がないのが現状ですので、まずはそこをなんとかしないとどうにもならないと僕自身も思っています。
日生のニチイが、人材定着で結果を出せればかなりのアドバンテージになりそうです。
大手企業ですから利益追求が基本ですけど、介護の現場で真に評価されるべきは、数やスピードではないので、そういう部分を適正に評価できるようになればいいな、と思うのですが、それは一方では利益追求とは正反対の方向の内容なので、このあたりどうしていくのか興味深いですね。
介護業界の中で、SOMPOと日生がいい意味で介護業界を良くする方向で競争してもらえれば、それはそれでいい事なんだろうと思います。