
人の“第2の脳”として活用 注目のトレンドアイテム「肩掛けプライベートAI」から見える人間とAIの未来の価値とは? 開発者「パートナーというような存在になっていく」・・・という記事の紹介です。
第2の脳というタイトルだったので、腸の事かな?と思って読んでみたらAI機器の話でした。
毎年、さまざまなヒット商品が生まれているが、2025年はどんなものがトレンドになるのだろうか。ニュース番組『ABEMA Morning』は、注目のアイテムを取材した。
2025年がいよいよスタートした。流行や消費トレンドを予測する日経トレンディの恒例企画「2025年ヒット予測」では、さまざまな商品やサービス、施設がランクインしている。そんな中、第1位に選ばれたのは「肩掛けプライベートAI」だ。「ChatGPT」など近年注目を集め続けるAI・人工知能の世界。この「肩掛けプライベートAI」とは一体どんなAIデバイスなのだろうか。
肩掛け型のスピーカーでいつでもAIに質問できるウェアラブル端末かな。
普通に質問して回答が聞こえるくらいなら、スマホとイヤホンとかで代用も出来そうだし、アップルウォッチみたいな腕時計型の端末でも対応できそうな感じがしますね。
そういや、眼鏡型の端末とかどうなってんだろ、そういうのなら視覚的な情報もダイレクトに見れたりしそうで便利な感じもするけど。
「私が見ている景色が全部映っていて、私が話す声や音も録音することができる。使う人と同じ音を聞いて同じものを見ることができるので、それをAIが見る(聞く)ことによって、ある意味で“第2の脳”というものが実現できる」(フェアリーデバイセズ代表・藤野氏、以下同)
「THINKLET」の特徴の1つは、肩から提げた先端部分にカメラが搭載されていること。カメラで撮影した物体をAIで認識できるという。カメラに花を映しAIに話しかけてみると、花の名前や花言葉を教えてくれた。
あ、なるほど、この端末も周囲の情報を視覚的にも認識しているって事なんだ。
散歩中に、この虫なんて虫?とか聞いたら教えてくれるわけですね。
ときどき馬鹿でかいナメクジを見かけるので、ちょっと調べてみたいなぁ。
こうした体に身に着けるAIデバイスは「ウェアラブルAI」と呼ばれている。この「THINKLET」が発表されたのは2019年のこと。主に産業現場での活用を目的として発表された製品だ。
「産業現場でやることには複雑な知識が求められる。AIによるアシストが業務現場でより効果を出せるというところが、一番最初に我々が取り組んでいる」
これ、介護現場だと、この状況でこのADLで、この動作をするなら、こういう介助方法があります・・・とか、前後の状況から認知症の方への対応方法などのアドバイスを耳打ちしてもらう、とか良さそうですね。
自分と同じように見聞きしている、というのがいいですね、活用できそうな気がしますし、こういう対応でうまくいった例などのデータが集まれば、より精度も高まるだろうし、認知症の方の行動の傾向なども分析できそうです。
うまく言えないけど、結構顔つきとか表情とか分類できそうな気がするんですよね。
「こういったウェアラブルAIを“身に着ける”という発想が世界中に全くないところからのスタートだったので、コンセプトを伝えて『こういうものだ』『作りましょう』というところが一番苦労した」
“音声認識”という面ではスマートフォンにも似た機能はあるが、体に装着するウェアラブルAIならではの利点もあるという。
「コミュニケーションをする上で、自然な会話の中にAIの機能が自然に入ってくるというユーザー体験が一番大きく違う。人間の自然な活動の中に、AIが必要なタイミングで入ってきてくれる。もう1人会話の中に“AIさん”がいて、3人で話しているようなユーザー体験ができるのがスマートフォンのAIとは一番違うところ」
いずれは小型化するだろうし、もしかしたらこれから発売される製品にAIは標準装備される可能性もあるし、アカウント登録しておけば、どの機械を使っても自分のためのサポートAIが常時使える、という状況にはなりそうですね。
個人でAIを育てる、というのは今後スタンダードになっていきそう。
グローバルな情報のアップデートもあるとして、自分だけの自分が育てたAIというのは面白いですね。
そういう自分のAIと友達のAIとやり取りしたり、AI同士で友達になったりとか、そういう拡がりもあるかもですね。
なんとなく、昔流行ったポストペットとか思い出しました。
お出かけして、だれだれにおやつもらったよーとか。
ただし、向き合うだけで相手の顔や物体を認識できるため、個人情報などのデータの管理には細心の注意を払っているという。AIについては今もデータの収集などを巡り、懸念する声もあるが、こうした反応も藤野氏は「新しい技術が通る道」のように感じているそうだ。
「監視カメラがもうすでにあらゆる所にあるが、監視カメラの映像を利用する用途は非常に厳しく、『安全のために使う』『ほかの用途には使わない』ということを周知しているからこそ広がっている。“理解の醸成”はすごく大事で、昔はドライブレコーダーを設置することですら忌避感があったりした時代もあった。だが今、公共交通機関の多くの場合、すでにドライブレコーダーが設置されている。それは運転手を監視するのではなくて、運転手の身を守るために使うことができる技術だ。開発側は最初からそう思っているが、実際に適用される側としてはそう思えないところがある。こういった新技術のギャップは常にある。だからこそ、技術開発して『こんなすごい物ができた』だけでなく、それをいかにこの世の中に正しく周知し、変な利用をされないようにし、正しい方向に使われるように理解を醸成していくという活動も両輪として非常に重要な活動だ」
確かに、ドライブレコーダーとちょっと違って、こういうウェアラブル端末による個人情報の保護というのは結構ハードル高そうですね。
まぁでも、こういう端末も利用している自分自身を守る側面もあると思うんですよね、万が一の時に客観的な証拠が示せるし、ドラレコみたいな感じで、やったやってないとか言った言わない、という不毛な争いが減りそうで、普通に生活する立場で考えたら悪くないんじゃないかなぁ、と思ったりしました。
体に身に着けるウェアラブルAI「THINKLET」は主に企業向けに開発されたものだが、家電メーカーのシャープでは、家庭での利用も視野に入れたウェアラブルAI「AI SMART LINK」を開発しており、2025年度中の製品化を目指している。
最後に、10年以上にわたってAIと向き合ってきた藤野氏に、今後AIが人々にとってどんな存在になってほしいかを聞いてみた。
「人間を“機械の知識”、コンピューターだからこその観点でサポートしてくれるサポーター、パートナーというような存在になっていくのだと思う」
(『ABEMA Morning』より)
2025年は、ウェアラブルAIの商品が沢山出てきそうですね。
いやはや、これからは思ってもないような製品が世の中に出てきそうですね。それはそれで楽しみですけど、ついていけるように脳みそ柔らかくしておかないとやばそうですね。