僕自身も創業準備を進めていく中で、改めて稲盛氏の言葉や取り組まれてきた事が非常に大きな勉強になっている今日この頃ですが、まとめ買いで一本あたりの単価が安くなる買い方がダメな理由が気になってこの記事を読みました。
売り上げを増やして経費を抑える。
単純ですけど重要な要素ですよね。
介護事業の経費の多くが人件費ですから、ここをどうするかがポイントです。
個人的には、人材確保のための紹介料などは削減し、人材をまもるための費用に転換すべきと思っています。
介護職員をどうやって確保するかは非常に大きな課題ですが、いつまでも紹介会社に費用を支払っていられる余裕はなくなると思いますので、そうであればいち早くその費用を現場に還元して環境を整えるべきだと思います。
そういう取り組みの中で、無駄な経費も見えてくると思います。
この言葉は初めて聞きましたが、投資については必要最低限の投資が重要という事ですね。こういう場合は、後手後手の方がよいと・・・。
ちょっと、先にリスクや無駄をなくしておいた方がよいと考えていたので、後手後手で逆に経費が増すような事にならないか・・・と疑問に思いました。
いやぁ、僕ならでっかい冷蔵庫買っちゃいますね。
この話聞いてなかったらやばかったです。
その時々で必要最低限のものを準備する。これが正解。
将来の事を考慮に入れない。将来の事なんてわからない。
予定通りにならない、というのは実感なんですよね。
本当に予定通りにならない。
なのに、こういう場面では多めに見積もってしまうのは不思議ですよね。
いつかくる不況に備える事って本当に重要ですよね。
この判断は難しいんだろうなぁ、なんて思います。
ただ、介護業界も高齢者人口は増加していきますが、それもいつか頭打ちになります。
それ以降だって介護ニーズがなくなる事はないでしょうが、明らかに需要は減少していくので、そういう中でも事業が成り立つような設計をしないといけないと思っています。
冷蔵庫の例ですが、確かにでっかい冷蔵庫を買ったら余計なものまで買ってしまうな、と思いました。
もしそうなら、余計な経費がかかるという事ですよね。
大きい冷蔵庫なりの電気代や維持コストもかかるという事です。
売上最大、経費最小とはそこまで見ての事か・・・と目から鱗が落ちた気分です。
機会損失にならないように工夫しないといけないのは当然なのですが、これは当座買いのデメリットでも結構なポイントですよね。
創意工夫でなんとかする、という事ですが、これが創業以来ずっと黒字の事業なので、本当になんとかしてしまってきたからこそだと思いました。
恐らく、分析と検討と判断と実行のスピードが速いんだと思います。
そういう仕組みが組織にあるからこそできる事だし、それはアメーバー経営というシステムが正常に稼働しているという事だとも思いました。
僕はきっと、10本買ってしまうタイプです。
毎日食べて後で後悔している姿が想像できます。
しかし、これって一見節約に見えますが、ビールの例で示されている通り、本来なら1本しか消費しない所を、在庫を抱えた事におり余計に多く飲んでしまって結局出費が増えていた、というのはあるあるだし、確かに結果として高くついている・・・と思いました。
これヤバイですね、冷蔵庫で腐らせてしまうくらいなら買わない方が安上がりだよ、という事ですよね。
僕自身は大量にモノを買っておけるような冷蔵庫もスペースもないので、特売だからといっていっぱい買う事はないのですが、本当にその日の分しか買わないのである程度買いだめした方がいいかなぁ、なんて悩んでいた時期だったのでこの記事を読んでこれまで通りでいいや、と思いました。
確実に使う、消費するものだけを買いましょう、という事ですよね。
非常に勉強になりました。