元明石市長で子育ての施策など、国を待ってられないとの事で取り組みを進められていた泉さんの記事があったので紹介します。
https://www.minnanokaigo.com/news/kuratama/no61/
自分たちの国は自分たちでつくっていくもの、まさにその通りですね。
民衆が権力者を打倒した歴史はありませんもんね、日本って。
そういう意味では、民主主義も本来の主役である民衆自身が自分の手で勝ち取ったわけではないので、どこか人権とか個人の権利が軽くみられて当然、お上のいう事には従うべき、という国民心理があると言われてもその通りなんだろうなぁ、なんて思います。
手段が目的化しているのと同じような構図で、民主主義という手段を本来は活用しなくちゃならない国民が活用しきれない、だから政治家の質もそれに合わせたようなレベルになっているんじゃないかと。
よく政治家や政党を選べないという人がいますけど、それはそれでいいんですけど、民主主義という制度上、政治家を選んでいるのは国民なので、そういう選べないような政治家を生み出している原因も国民にあるんだという認識はしといた方が良いんじゃないかなぁと思います。
なので、日本の経済が停滞して国民の所得がずっと増えていない事も、格差が広がって一部の権力者だけが裕福な暮らしをしているような現状も、国民が許しているという構図になっていると思います。民主主義の国なんですから。
だとすると、うまくやってるな、と思いますね。
民主主義という制度をうまくつかって責任は国民に押し付けている構図です。個人的には、国民は相当馬鹿にされてんじゃないかと思ってしまっていますけどね。
民主主義制度が悪用されている、そんな事例になってるんじゃないかと思ったり。
同じ1票を持っているんですけど、投票率は年々下がってしまっています。
ただ、先進国になればなるほど投票率は下がる傾向にあると言いますので、単純に投票率が低いから国民の意識が低い、という事にはならないのかもしれませんが、個人的には、ここまで生活が苦しいのに投票率が低いのは問題だと思っています。
これって、国民が現状の生活に不満を持ってないと意思表示しているようなもんですから、いくらSNSとかで生活が苦しい!とか言っても意味がないというか、選挙で政権与党のやり方を否定しなければ、今の政治施策が変わる事はないと思います。
高齢者の人数の方が多いから意味がないという話も聞きますけど、労働人口や若い世代の投票率が爆上がりして、政権与党じゃない野党の票が伸びればそれはそれでプレッシャーになるので、政権与党もそういう世代の指示を延した野党の施策を取り入れて政権を維持していく方向になっていくと思いますので投票での意思表示は最も重要だと思います。
常識に染まらない人が世の中を変えていくんでしょうね。
固定観念にとらわれない自由な発想が出来る人って、今の日本に本当に必要な人材なんじゃないかと思いました。
介護の正解でも、なんとなく介護の世界の中だけで常識や当たり前になっていた事について、それは違う、と言えるような外部の人の発想は絶対に必要だと思っていて、それをちゃんと受け入れて改善できていく事業所が生き残っていくんだろうな、と思います。
泉元市長が最初は高齢者施策に力を入れていたのは知らなったのでびっくりしましたが、ここで指摘されているよに介護保険制度は本当にガチガチで自由度がないのでやりにくかったんだろうなぁ、と思いました。
そういう意味で、子どもはいろいろやりやすかったという事でいうと、これだけ移住や子育て施策が評価されて人口も増えた実績のある明石市の取り組みが、高齢者施策でも新しい取り組みが進んでいれば、もしかしたらモデルケースになるような取り組みが出来てたかもしれません。
世界でも高齢化ではトップを行く日本で国の制度がある事によって自由な発想でいろんな事がチャレンジしにくい環境というのは、ちょっともったいない気もします。
政党も業界の応援もいらん、と言い切れるのはなかなかですけど、そのくらいの胆力がないと本当に国民のための政治はできないのかもしれませんね。
認知症サポーターも増えてはいますが、だからといって地域全体で認知症の方が地域に出て過ごせるような雰囲気にはなかなかなっていきませんもんね。
こういうのちゃんと出来ている自治体があるのはいいですね。
本来なら、国が先にこういう制度は作っておくべきだとは思いますけど。
たしかにそういう論調ですね。
それか消費税を増税するか。
消費税も生活に必要な光熱水費や食材とかは消費税を廃止して、高額な家電や贅沢品だけに課税すればいいと思うんですけど。
個人的には、消費税は全部撤廃でいいと思っています。
昔の経済成長していた頃は人口が増えていた事もあったでしょうが消費税はなかったはずですから、その頃の税の構造と同じにすればよいと思っています。
法人税が上がれば企業が海外へ出て行ってしまう、というような話も聞きますけど、日本よりお給料の高い国が多くなっているのでそうはならんのではないかとも思いますし、それこそ愛国心がない会社なら出ていけばいいので、そんな会社の税収を期待している方がおかしな話だとも思います。
小さな行政の中だけでも利権があって、それに従わない市長をこうして脅迫するような事が行われていると思うと、政治とか税金を個人のものだと勘違いしている人が結構な割合で存在するんだろうなぁ・・・なんて思いました。
人権や尊厳をどこか軽く見ているような国民性があるのかもしれませんね。
150年ほど前は士農工商の江戸時代ですし、75年ほど前は特攻隊のように人間を平気で兵器にできるような感覚があった時代ですので。
これからは少数精鋭・適材適所ですよね。
介護現場でも一人一人の職員の質をどこまで高めるかがカギになりそうです。
残業代の問題は根深いですね。
なんで同じ仕事量で残業しないで帰れる職員より、残業しないと終わらない職員が給料で優遇されるのか理解できません。
残業はきちんと管理した上で、しない前提で仕事を組み立てないと減りませんよね。
介護の仕事も多くは税金ですので、税金の無駄遣いにならないように残業管理は重要な課題です。
常に無駄がないかを追求するのは大切な視点ですよね。
これまで通りが尚更通用しない時代になるので、これまで通りで安泰という事にはならないでしょうし。
その時々で活用できるモノっていろいろ変化があったりするので、こういう事も”今までどおり”という発想ではダメですよね。
頭を柔らかくしておかないと。
技術や道具で考え方や社会の基準みたいなものも変化していくわけですからね。常に変化に対応できる姿勢でいないとまずい気がしますね。
泉氏のように年をとったとしても頭は柔らかく新しい仕組みや道具に対応できるようにしておきたいものです。