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信頼できる人物か否かを判断する方法・・・という記事が目に留まりました。

2年前の2020年の記事みたいですが、信頼できる人物かどうかの判断というのは本当に難しくて、たとえば利用者さんとの関係でもいかに信頼関係を築けるかどうかが重要なので、勉強になればと思って読んでみました。

ある人物が信頼のおける人か否かを判断するためには、その人がその場にいない人々についてどう話すのかに注目することが手がかりとなります。いつも他人を批判し、バカにしているような人々には近づかないようにしましょう。きっとあなたのいないところで同じことをするはずだからです。

こころの探検

これはいろんな所で言われています。
本当にそうなので心がけていますが、もしかしたら利用者さんもそういう職員の言動を見ていて信頼に値するかどうかを見極めているのかもしれませんね。なんせ僕らよりも何十年も人生経験を経ている大先輩なのですから。
これは認知症の有無にかかわらないと個人的には思っています。
そして、根拠はありませんけど、そういう他人の悪口などをよく言うような職員は、やはり利用者さんからの信頼もあまり得られていないような印象があります。経験上の話なんですけどね。

信頼していた相手から嘘をつかれたり、予想だにしない理解不能な裏切り行為や欺瞞を受け、容易には忘れられない傷が心に残ってしまうこともあるでしょう。

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これは本当につらいですよね、僕にも少なからず経験があります。
もう誰も信じない・・・なんて思った事もありますが、今ではそうではなくて、信じるけど裏切られても気にしない、という境地です。
気にしないけど傷つきますけどね、いや、気にしないは語弊がありますね、気にしますけどそこで生まれた感情に執着しない、というような感じです。

それよりも、信じた自分を褒めてあげる感じ。
例え裏切られたとしても、人を疑う事は嫌な事だと思っているので、信じれた自分を褒めるようにしています。
まぁ二度と関わりませんけどね。

それは、人間は互いを信頼し合うように設計された生き物である、という事実です。これは代々受け継がれてきた生物学的特徴であり、私たちの脳が他人を信じたいと望んでいるのです。

信頼という行為は、人間社会において接着剤のような働きをしています。もしこれが存在していなかったら、私たちは常に警戒状態を維持し、周囲の人全員から傷つけられたり失望させられる事態を想定しながら生きていかねばならないでしょう。しかし人間はバランスのとれた生活を送るために信頼という糊を必要としています。他人を信じるという生き方は誤ってはいないのです。ただ、裏切り行為の常習犯だけは信用してはなりません。

こころの探検

この言葉には救われた思いです。
やはり信頼があってこそのコミュニケーションだと思いますし、仕事であれば良い連携やチームワークが生まれると思います。

そういう意味では、ぎすぎすしたチームでは、この本来あるべき接着剤である信頼という要素が、おかしな事になっているという事ですよね。

ある人が信頼できるかできないかを知るための唯一の方法は、その相手に自らの信頼を預けることです。そう言うと驚かれるかもしれませんが、これに関してはどうしてもまず自分自身の一部を相手に分け与える必要があるのです。そしてその後、相手がそれをどう扱うのかを確認します。

信頼とは、代償のような(好意への好意によるお返し)行為です。強い友情や幸せな恋愛関係を育むために時折リスクを取らねばならないゲームのようなものなのです。

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何も考えずにそういう対応をしていましたが、こういう風に説明してもらえると、なるほどそういう仕組みなのか、とわかります。
信頼関係もリスクをとらないとならないと思うと、なんだかなぁ・・・と思ってしまいますけどね・・・。

解説では、少しずつ相手の行動をみて信頼度を高めていくように、という助言も書いてありました。最初から全幅の信頼を置くのは危険という事ですね。

ニューヨーク大学およびダートマス大学で行われた研究によると、ある人物が信頼できる人かそうでないかを査定する際に主要な役目を果たしているのが、扁桃体という脳領域だそうです。扁桃体は相手の顔を分析した後、潜在的に危険な人物かどうか、また反対に知り合いになって友情を育むだけの価値がある人物かどうかを判断します。

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脳で顔を分析して潜在的に危険な人物かどうかなどを判断しているというのは面白いですね。
たしかに印象悪い人とか印象の良い人とかいますけど、顔で判断しているのは面白いなぁと思いました。

相手が自分以外の人をどう扱っているかを観察しましょう。これは、その人の性格を知るためのわかりやすい手がかりとなります。

こころの探検

本当に重要な視点だと思います。
仕事においても同じだと思います。
同僚を大切にできない人は、利用者さんも大切にできないです。
逆も同じで、利用者さんを大切にできない人は同僚も大切に出来ません。

言っていることとやっていることとの間には一貫性があり、考えていることと守っていることとの間にも矛盾がありません。こういった人々の態度は状況がどんなものであれほとんど変わることはないでしょう。

明確な価値観を持っているため、信頼できるかどうかを判断しやすくなります。偽善的な面や隠れた下心などがありません。全ての行動、態度が本物なのです。

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口だけじゃなくて行動や態度で示せる人ですね。
なかなか難しいですし、僕自身も完璧ではないですが、こうありたいと考えています。

自分のことを考えてくれているか、気にかけてくれているか、そして伝えた内容(それが重要な話であってもそうでなくても)を全て覚えていてくれるか、これらの点を観察して確認することで、相手が信頼に足る人物かどうかを判断することができます。

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話してくれた内容を全部覚えている自信がないです・・・。
会話を繰り返していると思い出す事もありますけど、そうですよね、前も話したのになぁ・・・って思うと何だかちょっとがっかりしますもんね。

そういう積み重ねで信頼感も増減していくようですね。

ある研究によると、罪悪感を感じやすい人々には強い責任感があるため、非常に信頼がおけるのだそうです。

敬意や信頼の気持ちを理解していて高く評価しているような人は、ただ自分が誰かを不愉快な気分にさせたり傷つけてしまう可能性について考えただけでも苦痛や罪悪感を感じてしまいます。

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こういう人を守れる介護現場でありたいのですが、どうしてもこういう責任感の強い人は、ちゃんと認め合えて励ましあえるチームでない限り辞めてしまう傾向が強いです。
責任感が強い=罪悪感を感じやすいというのは、こうして説明されないとわかってなかったかもしれません。
そう、自分が悪いと思ってしまって辞めてしまう。
本当にもったいなくて、そんな人ほど介護現場には必要なんです。

なので、こういう信頼をおける人が働きにくい環境は、やはり改善すべき優先課題だと言えますね。


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