信じることの大切さ。
今日はお休みでしたのでのんびりしながらグリーンブックと奇跡の教室を観ました。
2つとも実話をもとにした映画で超おすすめです。
グリーンブックは、トニーとシャーリーの間に友情が芽生えて行くのがワクワクして、観るまえの印象と全然違う面白さを感じれた映画でした。
特にトニーに勧められてケンタッキーフライドチキンを食べるシーンはオチも含めて心から笑いました(笑)
黒人差別を描いた内容ですが、当時の黒人差別の現実も衝撃ですが、黒人であるシャーリーの孤独の叫びには胸を打たれました。
映画冒頭で黒人作業員が使ったコップをゴミ箱に捨てたトニーがシャーリーとの旅の中で変わってゆく、そしてシャーリーもトニーとの関わりで変わっていく姿は心地よい余韻を感じれるものでした。
感動したので気持ちよくランニングでもしようと思いましたが、急に雨が降ってきたので取りやめて、気になっていたもう一つの映画、奇跡の教室を鑑賞しました。
最初は掴み所がよくわからなくて、どうすんのこの状況・・・という感じで不安になりながらの鑑賞でしたが、ゲゲン先生にだけは少しずつ心を開いていく生徒たちと、他の先生にはやりたい放題で、お前らちゃんと勉強しろよ!という感じで不安しか無い流れの中で、ある題材をテーマにしたコンクールに出ようというゲゲン先生の提案からクラスの雰囲気が徐々に変わっていく様子に段々と引き込まれていきました。
特に周りの先生や上司から、落ちこぼれクラス、問題児、時間の無駄、とまで言われ誰一人としてこのクラスを信じていない状況の中で、また生徒自信も自分自身を信じられないような中で、ゲゲン先生だけが、信じてると言い切る姿に鳥肌が立ちました。
どんなに課題があってもメンバーを信じる事は、メンバーを率いるリーダーにはやはり必要な事だと痛感しました。
バラバラだったクラスが一つの目標に向けて反発もありながら徐々に団結していく姿は、メンバーを導く際に目標や理念の共有が不可欠である事を改めて学べました。
信じる事で彼らの力を引き出し伸ばしていくゲゲン先生は、常に彼らの発言をきちんと受け止めて、何故そうなのかを説明してあげていました。必ず伝わると信じていたから出来たことだと思います。
そしてこの映画では人間の尊厳についてもとても大切な事を学べました。
名前と髪型と服装です。詳しくは是非映画を観てみてください。
二つの映画で、互いに信じる事の大切さを学びました。
どちらが先とかではなく、自分から信じる事で互いに歩み寄れるものなんだろうと思いました。