SOMPO、介護職の5連休制度を新たに導入 人材確保へ処遇改善に注力・・・という記事の紹介です。
毎月5連休は思い切ったな、なんて思いましたがよく読むとどこにも毎月とは書いてないので年に一回の5連休制度かなぁ。
これ、年間5回は消化しないといけない有給を使う仕組みをうまく使ってやる感じかなぁ。何にしても面白い取り組みです。
あ、違った。
勤続5年の福利厚生の制度っぽいですね。
処遇改善や働き方とかの改善と書いてたので日常的な少なくとも年単位の取り組みかと思ったんですけど、そっか、流石のSOMPOケアでもそこまでは無理かぁ。
なんて思いました。
ちょっとこれは疑問があって、SOMPOケアって業界内では率先して介護職の処遇改善の独自対策を打ち出してたはずなんですよね。
だからてっきりSOMPOケアの介護職は少なくとも全産業平均給与より高い給与になってると思ってたので、まだそこまで届いてないのが逆に意外でした。
そっか、正職員に絞った対策だったから平均にするとそんなに引き上がらんわけですね。たぶん。
たぶん特定処遇改善加算とかの活用をしてたと思うのですが、既に6月からは処遇改善加算は一本化されたので、そのあたりの配分方法の工夫も含めて新たな対策をするという事でしょう。
全産業平均というと、たしか400万くらいになってたはずなので、SOMPOケアがどこまで何を取り組むのか興味ありますね。
保険外のサービスに力入れたり、生産性高めるとか発信しているので、介護業界へどんな影響が出るか楽しみでもあります。
個人的には、SOMPOケアも大手企業なので、まさか他産業に競り負けるような人材獲得対策はしてないだろうと思ってたんですけど、同じように人材確保が厳しい感じですね。
これだけ大きくて経営体力のあるSOMPOケアが、こんなに後手後手になってんだからもう中小の事業所は太刀打ちできないですね。
これまでにない発想の転換や工夫が本当に必要ですね。小さいなら小さいなりの戦い方をしていかないとならない状況を改めて痛感しました。