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AIの進化で人間の仕事はどうなるのか。
この疑問をAIにぶつけたTwitterが流れてきたので面白いので紹介します。
GPT-4によって淘汰されるであろう仕事を表で出してもらいました👇 pic.twitter.com/UCHI5AVHdd
— 木内翔大|海外AIサービスの最新情報を毎日発信📣 (@shota7180) March 16, 2023
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AIがAIによって淘汰されるだろうと思われる職業トップ20のうちの、トップ12が上記の表です。
AIへの指示と回答の状況を見ても分かりますが、同じような事を事務職員さんに依頼してもすぐには出てこないですよね。
綺麗な表にしてくれてますし、これは介護事業の事務処理はAIに任せて自動化できる可能性はかなり高いですね。
だとすると、管理者やリーダー層が担っている介護現場に直接かかわらないような書類作業は仕組みによってはほぼ自動化できそうです。
それに加えてデジタル化が進めば、ハードディスクやクラウドストレージの中だけで完結し、行政への届け出も行政側のシステムに対応できれば今までのように手間をかけずシステムの中で自動的に処理されるようになるのかもしれません。
しかし、それはただ書類が整っているだけの状況になっているだけなので、それでもって法令順守ができている、という事にはならないとは思います。
法令順守は、現場レベルまで浸透していなければ意味がないのですが、現状の運営指導や事業所内でのチェックの大半は書類上のチェックでとどまっているので、そういう意味ではAIの進化と介護業界への活用が進む事で、真の法令順守が出来ているかどうかの次のステージへ進んでいく事になるのだろうと思いました。
さて、淘汰されそうな職業の1位は事務職員という事で、自動化とAIによるデータ管理で人間より早く処理できるのは間違いないでしょう。
また、AIに質問してこんな感じで回答もしてくれるので、ちょっとした相談にも忖度せずに適格な内容を返してくれそうなので人間に聞くよりも有益な情報を得られそうです。
コールセンターもなんとなくイメージできるというか、既に様々な業種で問い合わせの最初の窓口ってチャットのロボットになってますよね。
そこで質問や会話形式で問い合わせをして、どうしても解決できない場合に電話窓口に誘導されるという形。
最後の窓口も電話でなくても自動化できる範囲は広がっていきそうですね。
タクシー・バスの運転手も淘汰される上位になってます。
海外では自動運転のタクシーも稼働しているようですし、個人的な意見ですけど、これだけ自動車事故やスピード違反が多い状況を考えると全ての自動車を自動運転化したほうが安全じゃななろうかと思っています。
そういう安全な移動ができるようになれば、僕自身がいま片道4~5時間運転して往来していますが、その時間を人間のクリエイティブな時間に転換できるので、そういう部分でも生産性の向上が望めそうです。
スピード出したい人はサーキットコースなどで娯楽として楽しめばよいと思います。
ちょっと意外だったのが不動産仲介業です。
これがトップ10に入ってるんですね。
たしかに手続きとかは簡略化できるとは思うんですけど、現地内覧とか、状況に応じた設備の説明や助言などもあると思うので意外でした。
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トップ13は、店舗職員という事でしょうか。
コンビニでも自動支払いが増えてますし、タブレットでの注文もかなり普及しましたよね。
ガストで猫の配膳ロボットが配膳してくれると、受け取る手間はこっちは増えてるのに何だか嬉しいような、取ってやるか、みたいな気持ちになって楽しいです。
自宅で掃除ロボットのルンバがいるんですけど、彼が動き出すとその仕事ぶりをついつい目で追ってしまって、そこ行って大丈夫か?おおーよく戻ってきた、みたいな感じで応援してしまいます。
仕事から帰ってルンバが充電の場所に戻ってなかったら捜索しますもんね。どこいった?どこにいる?なんて声かけてます。
僕だけかもですが、先日記事にしたペッパー君もそうですけど、人間からすると人間っぽいけど人間じゃない何となく子供というか保護したくなる対象、という認識になるのかもしれません。
それってすごく良いことなんじゃないかな、って思います。
14位が営業職というのは驚きでした。
営業って人間しか無理じゃないかと無意識的に思ってたので。
顔が見える関係というのが強いと思ったので、営業職がこの順位にくるのは本当に意外でした。
おそらく情報分析などはAIがして、トップセールスマンが効率的に営業する、という形での淘汰という事なんだろうと思いますけど。
あと人事担当と税理士さんが19位、20位になってるのもびっくりです。
人事も自動化かぁ・・・どうなんでしょうね。
若い世代にはウケがいいのかなぁ・・・。
経営の中で人事が大事、という話はいろんな所できいてきましたので、その人事がAIが代替えできるというのはびっくりです。
そして税理士さん。会計ソフトで淘汰される感じになってますが、ソフトがどこまで進化するかにもよりますけど、確かにAIによって自動申告などできるようになれば本当に便利ですよね。
以前の記事でも少し触れましたが、こういうAI機能の充実と進化で、管理者やリーダーの役割の一部もAIに代替えできそうな感じですし、管理者やリーダーだからこそ、こういうAI機能を活用して知見を広げたり判断スピードを速くしたりするスキルは必須のスキルになっていきそうな気がします。