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SOMPOケアが、NAVIS HRから初のインド人看護師を、介護人材として受け入れ開始・・・という記事の紹介です。

日本渡航前のインドにて、SOMPOケア様よりプレゼントされた日記帳に喜ぶ2名

インドの人材育成開発会社、NAVIS Human Resources(以下「NAVIS HR」)による日本語教育を受けたインド人看護師2名が、2024年6月10日に特定技能として入国をしました。

日本における介護事業会社大手であるSOMPOケア株式会社(以下、SOMPOケア)は、人材大国インドから初の介護人材を受け入れ、自社の介護施設へ受け入れました。日本の介護業界を担う同社が、大きな一歩を踏み出しました。

2名はインド北東メガラヤ州、南インドのテランガナ州出身で、NAVIS HRの厳しいスクリーニングにパスし、高い日本語教育を受け、試験にパスした精鋭です。

産経新聞

なぜ看護師を介護職で???って最初に思いました。

インドの看護師資格で日本の医療現場で働けない、というのは何となく理解できるのですが、だからといって何故介護職でなんだろう。

SOMPOケアは先日、外国人介護職を増やす方針を打ち出してたのですが、まさかこういう感じだったとは思ってなかったのでびっくりです。

しかし、日本だと介護福祉士は名称独占の資格で独占できる業務がありませんが、看護師は医療行為を行えます。しかし、海外の看護師資格で日本の医療現場で働けつるとは思えないので、おそらく日本の看護師資格の取得をするのが正しいルートだと思います。

外国で看護師等免許を取得している方が、日本で看護師等として働くためには、日本の国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。

看護師等国家試験を受験するには、まず受験資格を得る必要があります。

この受験資格を得ることのできる制度が、「受験資格認定」です。

厚労省

やはりそうでした。

だとしたら、このインドの看護師さん、本当は日本でも医療の現場で学んだ知識や技術を活かしたかったのではないか?・・・とか思っちゃうんですよね。なんで日本に来てまで介護福祉士の資格なんだろう・・・介護の現場なんだろう。

SOMPOケアは、NAVIS HRがベンガルールの日本語研修を視察し、インド人材のポテンシャルを感じ、同社の介護施設へ受け入れることを決めました。

産経新聞

インドで看護師として働くよりも日本で介護職として働く方が給与が高いという事なのかなぁ・・・。

まぁそうだとして、介護業界の最大手の企業が、介護現場の人材の処遇改善を進めるのではなくて、出来るだけ処遇改善をせずに据え置きにしたまま経営していきたい、という意図が見えてくるようですけど、そんなんで大丈夫なんだろうか。

もしかして処遇改善加算の大半を日本人介護職に振り分けるために安い賃金で働いてくれる外国人労働者を探しているとしたら、それはあまり良い方法とは思えないんですよね。

そうじゃない事を祈りますが、どう考えてもおかしな感じなんですよね。

NAVIS HRは2019年3月より、合計300名以上のインド人材に日本語を研修してきました。23年間の日本語研修センターとしての強みを活かし、インド人看護師に日本語教育し、インドから日本の介護施設にご紹介をした第一号であり、現在もインドからの介護人材の58% (2023年12月時点)は同社です。

NAVIS HRの育成体制の特徴は、日本語講師がネイティブ、講師資格を保持し、半年でN3を合格させるクオリティとスピードが評価されています。現在8名の日本語ネイティブ講師が在籍しています。

同社はインド人材に語学スキルの育成とキャリアパスを提供し、人材不足の日本と、仕事不足のインドに対し、両国の課題を解決していきます。

産経新聞

そっか、SOMPOケアが最初じゃなくて、既にそういうルートが開拓されてたという事なんですね。

去年の12月の段階でインドの看護師を日本の介護職として送り出している人材紹介の会社のようです。

夢や希望をもって日本で働く外国人労働者を不当に搾取したり夢や希望をサポートできないような取り組みはしてほしくないな、と切に願います。

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