SOMPOケアが、NAVIS HRから初のインド人看護師を、介護人材として受け入れ開始・・・という記事の紹介です。
なぜ看護師を介護職で???って最初に思いました。
インドの看護師資格で日本の医療現場で働けない、というのは何となく理解できるのですが、だからといって何故介護職でなんだろう。
SOMPOケアは先日、外国人介護職を増やす方針を打ち出してたのですが、まさかこういう感じだったとは思ってなかったのでびっくりです。
しかし、日本だと介護福祉士は名称独占の資格で独占できる業務がありませんが、看護師は医療行為を行えます。しかし、海外の看護師資格で日本の医療現場で働けつるとは思えないので、おそらく日本の看護師資格の取得をするのが正しいルートだと思います。
やはりそうでした。
だとしたら、このインドの看護師さん、本当は日本でも医療の現場で学んだ知識や技術を活かしたかったのではないか?・・・とか思っちゃうんですよね。なんで日本に来てまで介護福祉士の資格なんだろう・・・介護の現場なんだろう。
インドで看護師として働くよりも日本で介護職として働く方が給与が高いという事なのかなぁ・・・。
まぁそうだとして、介護業界の最大手の企業が、介護現場の人材の処遇改善を進めるのではなくて、出来るだけ処遇改善をせずに据え置きにしたまま経営していきたい、という意図が見えてくるようですけど、そんなんで大丈夫なんだろうか。
もしかして処遇改善加算の大半を日本人介護職に振り分けるために安い賃金で働いてくれる外国人労働者を探しているとしたら、それはあまり良い方法とは思えないんですよね。
そうじゃない事を祈りますが、どう考えてもおかしな感じなんですよね。
そっか、SOMPOケアが最初じゃなくて、既にそういうルートが開拓されてたという事なんですね。
去年の12月の段階でインドの看護師を日本の介護職として送り出している人材紹介の会社のようです。
夢や希望をもって日本で働く外国人労働者を不当に搾取したり夢や希望をサポートできないような取り組みはしてほしくないな、と切に願います。