14.アカウント名を変えたい衝動
こんばんは。とある平凡人です。
本当は休学日記のほうで投稿するつもりだったけど、内容があまりに所謂「日記」とかけ離れていたので普通の記事ということにする。
さて、名前を変えたくなっているが如何せん名前を考えるのが下手すぎて尻込みしている。という話。
定期的に名前を変えたい衝動に駆られてしまって、どうしたものかと思っている。皆さんどうやって名前を考えているのでしょうか。こんな衝動に駆られることは普通ないのでしょうか。
本名をもじって名前をつけたこともあるが、しばらくするとすごく気持ち悪いものに見えて、耐えかねて変えてしまった。本名に関係ない名前を考えたこともあるけれど、それはそれで何か満足できなくてムズムズした。
長期的に名前に使えそうなほど好きなものはないし、使えそうなあだ名もないし(なくはないけど身バレしそうで嫌)。
程よくシンプルで程よく個性的で、いい塩梅に自分のアイデンティティが滲み出ているような名前を考えられればいいのにな。かつ気持ち悪くならない名前。
もう考えるのが面倒になって「とある平凡人」なんて雑な名前を付けてみたけど、これはこれで「なんじゃそりゃ」って思ってしまって変えたくなりつつある。
(ちなみに私は自分のこと、凡庸ではあるけど平凡ではないと思っている。なぜ平凡人を名乗っているのか不思議に思う。)
……最初に「名前を考えるのが下手すぎて」と言ったけど、本当は違う。得手不得手じゃなくて、問題の根本にあるのは自分の自意識過剰なのだと、本当は分かってる。
分かってはいるが、そう上手く感情をコントロールすることはできない。一度気になってしまうと名前が呪いのように見えて気持ち悪い。名前が視界に入るたびに心がざわざわする。
経験から言わせてもらえば、ここで下手に名前を変えると地獄なのだ。
変更後の名前もすぐ気持ち悪く見えるようになって、また変えたくなる。名前を変更する行為への抵抗は薄れていって、スパンはどんどん短くなる。ずっと正解が分からずずっと気持ち悪さを抱える。
そうなることは分かっているのに、それでも名前を変えたくなるのはなぜなんだろうな。何かがずっと満たされていないのだ。
――あぁ、ここまで色々書くうちに、「とりあえず今は名前変えなくていいかな」という気持ちになってきた。
良かった。「とある平凡人」という文字列を見ても心がざわざわしない。もうしばらくこの名前と付き合っていけるかもしれない。
この無個性な配列も、本来の自分との相違も、滲み出る無彩色のオーラも、愛おしいじゃないか。うん。そういうことにしよう。
というわけでもう少し耐えてみます。いつまで持つかな。
2024/05/01