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2024春に見たアニメ振り返り

オリジナルアニメに続編、人気作品のアニメ化にとても濃厚なクールでした。春アニメは地味に結構アニメを見ました。こんなに色んなアニメに熱中したのは中学以来かもしれません。楽しいクールだったので感想と振り返りを残そうと思います。


視聴予定

 もとの視聴予定は期待順でこれでした。
 よりもい信者なのでガールズバンドクライは1話から花田さんの新作オリジナルアニメとか絶対面白いだろと思ってました。結果的にはこれに加えて他にも色々なアニメを見ることになりました。楽しいアニメが多かった。

冬アニメTier

SS。あまりにも質が高く熱量も高く没入感があって最高だった。毎週楽しかったしこのアニメが毎週見れる日常に感謝しながら生きていた。1話1話楽しめる構成になっていたのが良き。花田十輝先生は神。
S。とても面白くクオリティが高いテレビアニメたち。毎週追うのがすごく楽しかった。
A。楽しい日常を彩る作品たち。作品自体がめっちゃ面白い!ってわけではなかったけど好きだった。
B。ちょっと調子は落ちるけど楽しく追ってる時期もあった。毎週楽しめていた訳では無い。
C。あまり楽しめなかったが毎週追っていた作品。良い回もあったけど全体的に好みではなかったかな。
D。アニメアイドルマスターシャイニーカラーズを人に勧めるのはよそう。

SS

ガールズバンドクライ

 言わずもがな今期ベストアニメ。春アニメがとても楽しい1クールでフリーレンが終わったあと、金曜日の夜が退屈にならなかったのはこのアニメのおかげ。本当に感謝。川崎という街が好きになった。
 井芹仁菜さんの爆発するようなロックで感情移入できる強烈で愛くるしいキャラクター性が最高。この刺々しく生々しい感情だけで1クール最後まで持っていった。根底にあるのはやっぱり「負けたくない」「間違ってない」という自分を信じぬいて貫く強い意思。人生なんて考えてないし、今を生きるので十分なんだよね、これが第一線の青春アニメだ。悩むし、叫ぶし、泣くし、笑う。喜怒哀楽と起承転結がはっきりした1話完結で物語を綺麗に締めるし、見せるとことは精一杯見せる。やりたいことをやりきった最高のアニメだった。何度見ても面白く熱中できるアニメっていうのは久しぶりかもしれない。
 ガールズバンドクライ、ありがとう。花田先生、ありがとう。ラブライブスーパースター3期もこの調子でよろしくお願いします。

響け!ユーフォニアム3

 後悔も喜びも全部、歌になった傑作。今京アニがユーフォの3期を作るということの意味を感じた。いろいろなことを乗り越えて、それでも日常は続いていくんだよな…。今回は久美子が3年生、部長となって人をまとめていくようになる苦労を抱えながら自分の進路にも悩み、また黒江真由との関わりにも悩んだシーズン。それでも日常は止まらずオーディションに向けて時間は進むし、コンクールに向けて話は進む。絶対に譲りたくないソリ、というライバル。次第に部内に軋轢もでてくる中、仲間との青春はあと少しで終わってしまう。
 そして久美子の選んだ結論は、やはり特別になりたい、音楽で証明したいという強い意志。自分の積み重ねてきた3年間の成果を…。そして来たる12話。号泣しましたね、どんなに努力しても叶わないことだってあるんだ。ここに来て誓いのフィナーレで奏ちゃんに言ったことが返ってきた。頑張ったって報われないことばっかだし、自分がやりたいことを信じられるかもわからない。それでも頑張るしかない。その頑張りがいつかの自分にも帰って来るはず。
 そして最終話。もうここまで来たら言葉はいらないウイニングランでしたね、いやあもう、ほんとにここまで紡いできた物語を締めるに相応しい最高の結末だった…。何度も見返したくなる最高の1クールだった。この輝いて苦しく、憧れた青春がとても眩しい。最高の空間だった。響け!ユーフォニアムがあったことが俺の青春だ。吹奏楽で女子ばっかでありながらずっとスポ根だった。このアニメをこの最高のクオリティでやってくれてありがとう。

S

ダンジョン飯(2クール目)

 ダンジョン飯2クール目。正直1期のテンポの速さからテンションが下がっていて楽しめるかどうか、かなり不安であったものの心配することなく、2クール目はシリアスコメディのバランスがしっかりしていた楽しめる面白い作品だった。1クール目からこういう作品の展開やってくれたら文句言わなかったのになんて思っちゃったくらい。テンポがゆっくりになって冒険感が出てきて作品の没入度が一気に上がった。キャラも増えてきて群像劇みたいに話が進行していくのも面白いところだった。
 イヅツミというパーティにマスコット枠が出てきてから愛らしいエピソードが多くて見応えがあった。例えばアニメらしいマルシルライオスの記号的な表現があったと思えば後半には豪快なアクションが待っていたり。終盤はフリーレンのようなのどかな非日常を感じるくらい素晴らしい出来だった。とても良かった。2期も楽しみ!

変人のサラダボウル

 今期1番のダークホース枠。木曜深夜のラノベアニメということもあってそれほど期待してなかったんですが、最後まで見てとっても好きなアニメだったな、と思える最高の12話でした。
 逆異世界転生美少女コメディアニメで、1話はキレのないヒナまつりや〜んって言って割とバカにしていたんですが結構ゆるふわコメディチックで面白いアニメでした。このアニメがガールズバンドクライと同じクールだったのも良かった。まさか最後にガールズバンドで締めるとは。こういうところもヒナまつりっぽさあって笑っちゃう。
 割といじめや新興宗教、不倫、転売ヤーなど際どいセンシティブなテーマを扱うので結構危ない話になったり、憎くなるキャラが出てきてもおかしくないのですが、そんなことはなく話も明るいままで勧善懲悪にもしないところが良かったです。
 そういえばこの作品、前クールの『佐々木とピーちゃん』と同じカントク先生のキャラデザ作品なんですよね。最後まで全然気にならなかったですが、可愛い女の子がいっぱいで非常に楽しかった。あっちが2期決まっててこの作品が2期の発表がないのが少し複雑。終わらないで欲しかった…。

忘却バッテリー

 記憶をなくした天才バッテリーが再起を目指す野球アニメ。ウザい宮野真守に耐えれるかどうかのアニメ。しょっぱなから要圭がウザすぎるしとっても寒い。実際ギャグ描写はめっちゃキツい。ただこの記憶喪失キャラを上手く活かしていてリアリティラインを上手く設定しているなと感じた。一見すればクサくなりそうな要素ばっかなのに爽やかに仕上げている完成度がすごい。
 野球描写にはとても真剣に向き合っていてMAJOR 2nd2期以来の高クオリティの野球アニメだった。この作品もジャンププラスらしいんだけどとても熱いし抜群に面白くてとっても楽しい作品だった。高校野球描写に真面目な作品ではダイヤのAのほうが試合展開も面白いし熱いんだけど、こっちはこっちで熱いし、何より天才たちの再起というのがテーマでイップスからの脱却とか練習描写が細かいのが素敵だった。
 とても良い作品だし後半まで見てほしいんだけど序盤の乗り越えるハードルは結構高い。ただ序盤のキツさに比べて後半とっても面白く楽しい作品だった。要圭は良い主人公だった。

怪異と乙女と神隠し

 小説家の夢破れたスタイルの凄い(おもにおっぱいが)アラサーが化野連という少年と出会うことから話が始まる不思議な妖怪にまつわる怪異譚。最初はなんかセンスあるアニメなのか?と思って見始めたら見える子ちゃんのような、裏世界ピクニックとか虚構推理みたいな感じか?と思えばそういうわけでもなかった。割と地に足着いたシンプルな話ではあるね。面白かった。
 演出が淡白な点とか盛り上がりにかけるようなエピソードがあったりしたのは微妙な点ではあるんだけどキャラも可愛いしオカルトとエロは合うんですかね。毎週ちょっとエッチなアングルのシーンがあるのは深夜アニメらしくて良かったです。不満点としては怪異の作画が怖くなく、全然ホラーではなかったところですね。
 あととにかく団地妻のおっぱい。やばすぎ。でかいとかじゃない。やばすぎ。

無職転生II~異世界行ったら本気だす~

無職転生2期2クール目。ほとんどEDの話しかしてなかった1クール目を経て、ルーデウス結婚編。ノルンとアイシャの妹たち2人が家に来て自分の過去とまた向き合うなど印象的な話や、ストーリーを大きく揺るがす衝撃的な1話もあり、なんだかんだ1クール目に比べて結構テンション高く楽しめたアニメだった。
 途中まであまりテンションが上がらずこのアニメに足りないのはなんだろう?と思ってたけどやっぱりロキシー師匠だった。ロキシーと冒険してたことが一番楽しかったよ。そんな頃はないが。大きくなったルーデウスと会うのは案外久しぶりなんだよね、会ってないだけでアニメ自体はちょくちょく出てきてたし。一番可愛いキャラだしまあしょうがないんだけど。ルーデウスの性癖も変えた女だし。というか神。ハーレムなんてほとんどのなろうアニメがそうだけどハイファンタジー的な作品なのでしっかりと向き合っていることが好感。
 この作品は出会いと別れというのを結構大事にしているから今後も新たな出会いがあるんだろうな。今回の別れはちょっとショッキングすぎておいおいおい……。とさせられたけど。それぐらい色々なキャラの視点でしっかり感情描いている群像劇っぽくなってるからすごい。それぐらいよくできたアニメだった…。

A

ゆるキャン△Season3

 ゆるキャン3期。2期は自分が高校2年生の時の冬に放送されていて、1期に比べればあんまり楽しめなかったな、いつの間にか終わっちゃったな、という印象だったのですが、3期はずっと楽しくて平和な日常があって凄い良かったです。キャンプから離れて彼女たち野クルのなんでもない話も多くて、それがすっごく充実した話が多くてマンネリ化しない作品の魅力を感じました。
 旅の中で見つけるキャンプの静かさ、落ち着いた話の雰囲気がとても良い。精神が和やかになりこのアニメを見ている時間は別世界にいるような安心感があった。巷ではキャンプしたりしなかったりで色々言われたみたいだけどキャンプしたりしなかったりが日常で、それでも日常が変化していき、そして春が来る。ついに春が来てしまったという寂しさもあり、また新たな日常が訪れるというワクワクもあり…で終わり。いやーとてもよかった。この時間が幸せだった。

声優ラジオのウラオモテ

 新人女性声優のお仕事体験。アニメオタクであっても声優ラジオを聞く人は濃い声優オタクなので声優ラジオ…?といってもパッとは内容を作れるものなのかわからなかった。ラノベでこれで何巻も出せるものなのか…?と思ってたら普通に女性声優のお仕事アニメであった。キャラデザとOPがとても好きだし、個人的に伊藤美来さんの声が好きなので可愛いキャラたちに二人の掛け合いが非常に楽しいアニメだった。
 ただ、特にやばかったのは、というかこのアニメを語るうえで外せないのが7話。この話だけ頭おかしかった。どういうこと???が続く展開に何いってんの???って感じで大困惑。そして大爆笑。この話の締め方含めなんだったんだよwwwとなる。なんだったんだ?ちょっと思い出すだけでわからない。衝撃的な1話。声優ラジオのウラオモテを見るなら7話までは諦めずついてきてほしい。
 それ以外の話はまあ割と共感できる内容も多く、しっかりと女性声優のウラオモテという内容をやっていた。真剣に正解のない演技に向き合う由美子はちょっとかっこよかった。あとキャラの可愛さに関してはみんな可愛い子が多くて好きだった。とくにめくるちゃん。後半マジで雑に扱われ過ぎだったけど東山さんがああいう腹黒系ツンデレキャラやるの珍しくて可愛かったね。間違いなくそれが声優!のほうが楽しいアニメではあるんだけど地味に好きだったアニメ。百合枠でもある。

HIGHSPEED Etoile(ハイスピードエトワール)

 シャニアニの後枠。フル3DCGでコースを爆走するレースアニメ。1話はなんなんだこれ……。と知らないレースを外から実況するだけで1話が終わってしまい唖然としていたがその先もテンポ悪いレースシーンの迫力ないでちょっとあまり見てられないくらいだったが中盤から輪堂凛さんとAIちゃんの漫才含めレース展開、演出が次第に改善していった。面白いとは言えないまでも雰囲気がいいなあ程度ではあったが後半は素直にレースアニメとして熱くなる展開や考えさせるものが多くニヤニヤしながら見ていた。というかシャニアニの後に見ていたという要因もあると思う。虚無を味わってから見るハイスピードエトワールはかなりテンション高くて良い作品を味わっている感じがした。
 輪堂凛は甘々しく憎めない天然ボケしたドジっ子だけど自信家なキャラクターだったのでほとんど暗くならずに話が進むし挫折もAIと対話した回だけですごいポジティブなキャラで好きだった。だけどこの子の過去、バレエダンサーだったということもありタイトルのエトワールに繋がってくるのだがバレエダンサー時代はあまり語ってくれない。ここで何か挫折があったからゲーマーになったように思うんだけど。個人的には僕自身がバレエを10何年間結構真剣にやっていたのもあってバレエ描写に期待していたけどほとんど出てこずそこだけ残念。ただ期待以上の出来で良いアニメだった。

B

終末トレインどこへ行く?

 7Gによって変容してしまった終末世界で吾野から友達のいる池袋を目指しただ仲直りするために旅をするロードムービー風のアニメ。1話完結型で池袋までの駅で起こる不思議な出来事を経験をしていく。どちらかというと冒険アニメみたいなSFファンタジーではなく、シュールコメディといった感じ。考察できる作品なのかなーとも思っていたけど、考察するべき作品ではなく感じたまま、見たままが全てみたいなものなのであまりテンションは上がらず。
 よくわからない世界を電車とともに冒険するというプロット自体はとても良かったのですが、それだけで13話作れないと言うか、結局のところ目的が友達と仲直りするだけなので盛り上がりも作りづらいというか…。途中でどうでもいいじゃんこの話って言われたらそこまでなので、まああまり物語自体に魅力がなかったな…と。ただ続きは気になるオリジナルアニメで毎週なんじゃこれ?という感じで楽しめはした。個人的にはこの4人のハイテンポな掛け合いが面白くて好きだった。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

 キャラデザが可愛いハイクオリティなろうアニメ。異世界なろうアニメとしては特徴的な主人公で、男なのにメスみたいな身体と顔つき。これはちょっと引く。主人公があまりにも強すぎてあまり話にならないレベルではあったが、萌えアニメらしい線の細いキャラデザに可愛くてエッチなキャラたちで楽しめた。特徴的なのはアクション作画で、これがヌルヌル動く。魔術バトルをごまかさずしっかり描いているのは好感が持てる点だった。途中までの旅をしながら仲間を集めていく展開は、クセの強さはありながらなかなか面白い展開だった。
 ただ、終盤の数話以降はラスボスとの戦闘に全ての尺を回していて、とにかく冗長な展開が目立った。戦闘自体主人公が本気を出せばすぐ終わるということからなかなか惹き込まれず、盗賊団のメンバーの話は少し尻すぼみだった。まあそれでもなろうアニメながら作画アクションに見ごたえがあるちょうどいい作品なことには変わりはないかな。もっとキャラ萌えでいいのに主人公TUEEEEだけだったのはあまり良くなかった。いやマジでめちゃくちゃ主人公キモいんよ。

夜のクラゲは泳げない

 ヨルクラ。このアニメは酷評したい気持ちもあるけれどまあアニメとしてそこまで悪いできでもなく嫌いになるまででもなかったので普通くらい。とにかく心情描写の描き方が足らなかった印象。最後まで露悪的な謎の悪意と戦って自分が正義という多様性を振り回して終わった。なんだかこのアニメのテンポ感についていけなかったな、やっぱり展開がどうも自然じゃないし唐突なのがついていけなかった感じ。話の流れを飲み込めないことが多かった。
 これでキャラが可愛くないんだよな…。キャラデザは可愛いんだけどキウイちゃんとかのキャラ描写にあまり共感できなかった。MV制作で感動させるのはなかなか無理があるなと感じることもしばしばだったな…。ただ色々考えるぐらい真剣には向き合ったので感想を下においていきます。

・テンポよく進むのはいいんだけどそれにしてはこの子達の日常性が掴み取れないな。なんかキャラ被って会話してる感じがしてあんまり実在感持てないから感情移入できない。話進めたいから色々キャラの描写飛ばしてるからだけどこの子って本来どういうキャラなの?というのが表面的なもので終わって関係性作り始めてそこから先がないからキャラに萌えられん。
・ここまで夜が好きになる関係性が深まるようなエピソードあったかな。一緒にいて集まって仲良しグループの中で絵書いてるだけでは…。別にタッグというものでもないしなあ。
・批判コメントひとつが気になるって言うのはわかるんだけどそれだけで他の賞賛するようなコメントを全く見ていないのが気になったな。見えていないのかあえて描写していないのか。批判コメントしか見えないようになっているんだとしたらエゴサできるようなメンタルでもないよな。
・上手くなりたい⇔褒められたいの自己承認欲求って互換性があるものでは無いよな。上手くなりたいの動機は褒められたい、なのかああいう風に描けるようになりたい、なのか。この辺描写して欲しかった部分ではある。
・今回のエピソードキスした、でほとんどの話題が占めるのもキモオタに寄せる感じがしてなんとも言えない。これまでオシャレな作画出やってきてフェチ的なエッチな構図はあるにしろまま、思春期の女の子たちの苦悩を描いてきたわけだがそこから繋がるのが百合展開なんですかね。
・自分に出来る事だけを努力していくという等身大のアニメだね。これは友崎くんの頃から変わらないメッセージ性だったりするのかな?
・7話。ヨルクラの飲み込めないところとして1番はこの子たちの関係性についていけないところだな。最初ガールズでグループ作って歌発表していくって感じだったのにそれが終わったら話の方向性がぶれるぶれる。進路の話しながらポップにするのは良いんだけど絵が地味で盛り上がりも百合シーンでバカやってるだけというのは微妙かも。まあ好きに理由なんてないのかもしれんが、好きなら好きでもうちょっと矢印出しても良くない?ここで何がしたいかわかんなくなってるのなんなの?今まで何やってきたの?
・相変わらず少女の成長描きたいのか、音楽やアートとかやりたいのかが掴めないし掴みどころがない作品。
・夜のクラゲは泳げない、つまんないわけじゃないし丁寧な作品ではあるんだけど(6話は置いておいて)やっぱりなかなか気持ちが乗らない作品だなあ、結局百合!好き!で完結するのは好きを見つける、っていうコンセプトから言えば結論そうなんだけどその熱量がなかなか伝わってこない
・いまだにキャラのこと掴めてないしキウイさんのキャラもわからない。こういう尖ったキャラに対してありきたりな悲しき過去…が出てくると、よりリアリティさを求めるからこの子のことよくわからなくなってる。キャラが生きてる感じしないと青春アニメってマジで楽しめないんだな
・8話、ちょっと展開早すぎたし先週からの流れは一体なんだったのってぐらいすっぱり断ち切って別の話するから違和感あるな。そして今日の本題であるライブ回はあれなんなの?問題が起きたと思ったら爆速で解決する上にほかの3人突っ立ってるだけでそれでやることかのちゃんに内緒なん???いやいやいや。飲み込めるかー!強引に先へと進ませるのはいいけどこっちの気持ちが乗っていかないよ。
・まあ声優ラジオのウラオモテレベルでファンタジーにならないのはいい塩梅だけどこの作品もこの作品でファンタジーなライブ回やったな。というか2ヶ月飛ばすのはさすがにやりすぎだろ。

 この10話らへんからこのアニメに対するやる気もなくなったので特に感想もないのですが、まあ後半は一気に話をまとめたけどそのせいでふわふわしてたなって印象ですね。色々言いたいことはあるけどこのアニメを好きになれるというのはなかったですね。JELEEってマジで何だったんだろう。

狼と香辛料 merchant meets the wise wolf

 このアニメの内容をほとんど覚えてない。ホロが可愛かったね以上に語ることないと思う。2クール目も多分ホロが可愛いだけだと思う。ちょっとさすがにやってる内容が古すぎ。ホロとロレンスのラブコメやってるだけやんけ!!!!いやまあ可愛いから良いんだけどさ!!!!雰囲気は良いし終わったあとになんか良いアニメ見たなー感はある。しらんけど。

C

この素晴らしい世界に祝福を!3

 このすば3期。久しぶりのTVアニメシリーズということで期待していましたが、毎週いつ楽しくなるんだろうな〜と苦虫を噛み潰したように見ていたらとうとう面白くならず終わってしまった。とにかくテンポが1期2期と比べて落ち、ギャグを回すスピードがゆったりになったことが大きい。このすばって面白い作品だったよな???と疑問に思ってた。こういう作品じゃなかったよなあ。1クールでな~んにも積み重ねられなかったよ。個人的にはアニメは楽しさが大事だと思っているので全然楽しくなかったから悲しい。

怪獣8号

 ジャンププラスの革命漫画、怪獣8号。どこかで見た設定とテンプレート展開まみれではあるものの、とうとうアニメ化まできた。アニメに関して言うと序盤はキャラクターの魅力が感じられず、なかなか本筋の見えないストーリー展開があまり楽しくなかったですね……。王道少年漫画ではありながら主人公が中年のおっさんでありつつギャグがちょうどつまらないのがキツかった。この物語に全然魅力が感じられず、キャラクターが展開に動かされてる感が強くて途中で離脱しそうになってた。総評としてはまあ悪くは無いアニメ化だけど特に盛り上がりとか面白ポイントは無かったな…。

ブルーアーカイブTheAnimation

 今期1番話題になったのはこのアニメなんじゃないだろうか、ってくらい1話のOPが公開された時にバズったブルアカだけど、終わってみればそこがピークだった…。その後は出来はそこまで悪くないものの展開がソシャゲそのままのあまり共感のできないストーリーに先生という存在がほぼ主人公してないままで、必要のあるのかわからない話を繰り返して最後まで茶番をしていた。キャラは可愛いんだけどね。
 ブルアカは友人のエデン条約編までやれ!でやり始めたけど結局言うほど…という内容でFGOのシナリオを読んだことの無い人が評価してる感じ。FGOも今やってないからなんとも言えない。ソシャゲそもそもやってない期間が長すぎてソシャゲのこと語れない。ただ、この辺りのストーリーはゲームだともうちょっと面白かった印象があるので盛り上がりが出せなかったのはやはりバトル面なのかな。アクションシーンはまあ基本なんのためにやってるかよくわからないものになっていたのでしょうがない。

神は遊戯に飢えている。

 純度な石鹸枠っぽいなろうアニメ亜種。ノーゲーム・ノーライフライクで神様と謎の理不尽なクソゲーをすることがエンターテインメントになっているらしい。1話から何やってるかわからんのだが、どういう理屈?って話でご都合主義の主人公補正でどんな問題も解決していく主人公の機転強すぎだった。それやるならもうちょっと主人公の過去深掘りしない?
 中身が何かやってるけどよくわかんないなーって感じのクソアニメなのでパールダイアモンドさんがドジっ子で可愛いというだけで最後まで行ってた。可愛いな〜という印象しかない。ほぼ名前サトノダイヤモンドだし。
 総評としては普通に内容なくてつまらないアニメだけどキャラはまあ可愛いし(作画は…)OPはカッコよくて良かった。

リンカイ!

 女の子たちが競輪するガールズ競輪を夢見る少女たちの青春サクセスストーリー!ツッコミどころありまくりな作品だけどまあ最終的には悪くはないかな、って感じ。ただ結局競輪の良さってなんなん?っていうのと競輪シーンの迫力感がゼロでケツがでかいんだね〜。としか思わなかった。キャラがエッチじゃないんだもんなーーー。キャラデザ全員同じ顔だしおもんないよそりゃ。
 後半の話は盛り上がりあってしっかり積み重ねもあってよかったんだけどそこまでがあんまりにもあんまりで褒められた出来じゃなかった。人間味あるキャラだったのはとても良かった。ただやるならもうちょいスポ根でもいいじゃんなあ。

ささやくように恋を唄う

 俺ガイル亜種。なんとまだ完結していない(‼️)。春アニメは百合アニメが結構多かったんだけどその中でもド直球の可愛さに極振りしたアニメ。序盤からキャラデザが良くてこれは……萌え……!ってなってた。後ほぼ由比ヶ浜結衣と雪ノ下雪乃のラブコメなので。落ちたとことで評価が低いというよりは単純に1クールやる体力なくて1枚絵引き伸ばし〜やバンドシーンの作画でちょっとこれは……となっていた。萌えアニメでキャラが可愛くなくなるのは壊滅的なので終わりです。9話は割と良かったからここからここから〜ってところで終わってしまった。ここから盛り上がりを作りたかったんだろうなあ…。残念。

D

アイドルマスターシャイニーカラーズ

 言わずもがな今期ワーストアニメ。ガールズバンドクライとシャニマス、どこで差がついたのか…。まあちょっともともと枠が悪かったね。ガールズバンドクライやった後の23分後という金曜25時半、ちょっとどうにも見づらい時間帯。もともと話題になるのが厳しい枠の上に中身が内容のない睡眠用BGMが流れてる虚無アニメでは話にならなかった。このアニメが劇場で公開された当時賛否両論のツイートが話題になってたけど、よく賛があったなという印象。ちゃんとした話があった回がないでしょ。
 原作ファンにも新規ファンにも優しくない構成。誰がこのアニメ化でハッピーになったんだ。これに出資したスポンサー様はこの出来で満足しているんだろうか。淡々としたテンポの悪い会話に特に伝わらないキャラの可愛さと感情の動き。話が進んでるのに全くキャラのことが掴めなかったよ。アイドルたちが会話しててキャッキャウフフしてるだけなのはいいんだけどそれがどう物語になるんですかね…。何も起きなさすぎて何を見ていたんだろう…。という間に終わってお通夜のようないつものインストが流れてた。このエンディング明らかに舐めてるから2期やるなら直してほしい。しょーもなすぎ。
 1番はライブ回である12話ですね。アイドルアニメはライブ回さえ良ければ正直後は何でもいいところがある。ここだけ頼む、見せてくれ!ってガールズバンドクライの最高の11話見終わった後なんとか見始めたら全く盛り上がりのない平坦な話でライブの途中で他のキャラが出てくるとかいうキャラの盛り上がりが全くわからないライブ回だった。いやこれはちょっと…。演出も終わってるしライブの盛り上がりも終わってるし、ライブ回で褒めるところがないのはやばかった。こんなんライブちゃんと描いてくれれば展開悪くても評価高くなるんだよ。途中でライブ切るな。すべての下をいくな。
 いやもうほんと、なにもなかった。虚無アニメ界のスーパースターです。

切ったアニメ

夜桜さんちの大作戦

 切ったアニメは一つだけ語ります。あとアストロノオトとか評判いいウィンブレとかも途中で離脱してるけどまあいつか見るかもしれないねーという感じ。
 このアニメは流行りのスパイもの(?)に家族ものを混ぜたハートフルラブロマンスコメディといった感じで、とにかくつまらなくて僕の体を蝕んでました。もともとユーフォと被る枠なのもあってリアタイで視聴することはできない枠。そのため見るためには録画で見なければいけないのですが、いかんせんちょっと話がしょうもない話ばっかなのに真面目に捉えるキャラが多くてその上こんな目立つキャラ多いのにスパイやってる(?)というよくわからなさで結構期待していたんですけど途中で離脱。シャニマスは糞アニメらしく虚無れたんだけどこっちはとにかく苦しかった。

総評

 個人的にはこんなにアニメを見たクールっていうのが久しぶりで毎週幸せな時間だったなって感じ。近年はなろう異世界アニメだったりやる気のないコンパチアニメが多くてかなりモチベーションが下がってて話題になってるアニメ以外は全然見れてなかったんだけど今期は色んな楽しいアニメを見た。序盤で切らなかったことで後半こんなに楽しいんだっていうのが久しぶりだった。やっぱりガールズバンドクライの存在はでかかった。
 あとは春アニメで言えば『トラペジウム』にハマったりウマ娘RTTT総集編で大号泣したり新時代の扉でなんか違うな〜感を味わったりしていたりした。鬼滅の刃の柱稽古編に追いつこうと思って遊郭編見たらクオリティエグくて倒れてたりもした。いやあ、アニメをリアルタイムで追うのって楽しいんだね。あとはニコ生が復活してくれれば言うことないです。ニコ生でアニメ見させて。そんな感じです。まだユーフォの余韻あって夏アニメに切り替えられないなあ。


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