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TO&FROのドライブポーチと過ごす、静かでにぎやかな海辺の午後

こんにちは。徳島県の小さな港町に住むライターのかいりかこです。

海にも山にも川にも近い自然豊かな田舎町に住んでいる私は、近くの海岸によくドライブに行きます。お気に入りの本とコーヒーを持って海辺でゆっくりと過ごす時間は、都会ではなかなか味わえない贅沢ではないでしょうか。

そんないつものお出かけの時、少しだけ困っていたのが、こまごまとしたアウトドア用品の持ち運び。かわいくて機能的な収納ポーチはないかと探していて見つけたのが、今回ご紹介するTO&FROのドライブポーチ(スクエア)です。

つくり手の熱意を感じるドライブポーチ

TO&FROは、「軽量・コンパクト」がテーマのトラベルギアブランド。石川県の老舗繊維メーカーであるカジレーネ株式会社が展開しています。

「Tripping like a bird(鳥のように旅をしよう)」というブランドメッセージの通り、持っているだけでふらりと旅に出たくなるような商品ばかりです。

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メッシュ生地でできたドライブポーチは、その軽さと手触りの良さが一番の特徴。クッション性がプラスされた柔らかい生地は、思わず「気持ちいい!」と呟いてしまったほどです。生地が柔らかいので、中に角ばったものを入れても目立ちにくい点も嬉しいですね。

ロゴをあしらわせたチャックも程よいアクセントになっていて、ポーチ全体からつくり手の熱意が感じられます。

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大きく開くポケットの両側には細かく区切られた5つの内ポケットがついていて、こまごました物の収納に便利。10cmもマチがあるので使い勝手は抜群です。

早速、お出かけにいつも持っていくコーヒー道具を収納してみました。折り畳みのドリッパーとドリップペーパー、計量カップは内ポケットに入れて、手挽きミルとコーヒー豆もすっぽりきれいに収まりました。ドライブポーチがあれば、お出かけ前の準備も楽しくできそうです。

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また、側面にあるチャックを開ければ箱ティッシュを収納することができ、背面のチャックから中身を取り出せます。ポケットにものを入れた状態でもすっぽり収まりました。

キャンプやピクニックではティッシュが必要になる場面も多いですが、これなら見た目もかわいく持ち運びも便利なので、さまざまな場面で活躍しそうです。

ラインナップは全部で3種類

TO&FROのドライブポーチは、私が使っている「スクエア」のほか、「ラウンド」「キューブ」とサイズが違う3種類のラインナップ。カラーはそれぞれライトグリーン(LIGHT GREEN)、ピンク(PINK)、ネイビー(NAVY)があります。
下記の記事に3種類の特徴が書いてあるので良かったらご覧になってみてください。

用途と気分によって使い分けができるので、「何を持っていこう」「ポーチを持ってどこへいこう」なんて妄想が膨らみますね。

それでは準備も整ったところで、ドライブに出発です!

スタバもタリーズもない町の、ドライブの行き先

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私が住む徳島県南部の沿岸は、海崖(かいがい)と呼ばれる独特の地形をしています。海沿いには断崖絶壁が続き、屏風を広げたような岩壁の様子から「千羽海崖(せんばかいがい)」という名前がつきました。

辺り一帯は国定公園特別保護地区になっていて、穏やかな波と、高さ250メートルもある切り立つ岩の姿が印象的な景勝地です。

東西に約2km続く千羽海崖には、崖と崖の間にまるで隠れ家のような小さな入り江がいくつもあります。その日の気分でどの入り江に行こうか決めるのも、休日の楽しみの一つ。海を見ながら1人でゆっくりすごしたり、友達とおしゃべりをしたり、スタバもタリーズもないけれど、小さな浜がこの町に住む人にとっての憩いの場なのです。

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千羽海崖に数多くある入り江の中でも特に私のお気に入りなのが、自宅から車で15分ほどの明丸(あけまる)海岸。こじんまりした小石の浜で、ぐるりと三方を切り立った崖に囲まれています。

夏には家族連れで賑わいますが、冬は地元の人以外あまり訪れる人のいない静かな場所です。視界いっぱいに広がる海と空の青が、最高に気持ちの良い町内随一の癒しスポットです。


静かでにぎやかな浜辺の午後

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暖かい日差しに誘われるように、明丸海岸へと続く南阿波サンラインを走ります。曲がりくねったドライブロードから時折見える大海原は、何度見てもため息が出る美しさです。

助手席にはいつものお出かけ道具たちが置いてあります。読み慣れた本とスケッチブック、小鳥のデザインがお気に入りの一人用シート、そしてドライブポーチに入れたコーヒー豆。なんてことないドライブなのにいつもより少しだけワクワクしているのは、馴染みのものに紛れて置いてある、真新しいポーチのおかげかもしれません。

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海岸に到着したら、手頃な石を探してスタンバイ開始。コーヒーセットを取り出して、まずはお湯を沸かします。勢いよく燃えるガスバーナーのボォーっという音と、打ち寄せる波の音を聴きながら、ミルにコーヒー豆を入れてガリガリと挽いていきます。

ボォー、ザザー、ガリガリ
ボォー、ザザー、ガリガリ

お湯が沸くまで時間はかかるけれど、待っている時間もまた愛しく思えるから、自然の力は偉大です。時間がゆっくりと確実に動いているのを感じながら、静かでにぎやかな午後が過ぎていきます。

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そうして時間をかけて入れたコーヒーはいつもよりちょっぴり薄め。その日の気分で味の変化を楽しめるのもコーヒーの魅力ですよね。ドライブの行き先もコーヒーの味もその日に合わせてカスタマイズしていきたい。自分なりの心地よさは日々違う。だからこそ、小さな心の機微に自覚的でいたいなと思います。

そんなことを思うようになったのも、この町に来て、この景色を見るようになってからのことかもしれません。

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コーヒーを入れたあとは読書タイムです。

この日は星野道夫の「旅する木」を持ってきました。外でゆっくり過ごす日は、何度も読み返した馴染みの本にすると決めています。内容がだいたい頭に入っている本の方が安心して気持ちよく読めるので、初めて読む本よりもリラックスできる気がするのです。

それに、いつもと違う環境で読んでみると、今まで気がつかなかった見方や考えが湧いてくることもあるから不思議。「慣れたもの」と「ちょっとした変化」のバランスって大事だなと気がつかせてくれます。

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コーヒーを飲み終わったら、ドライブポーチに入れたティッシュペーパーの出番。ティッシュが入っている口にもファスナーがついていて、使わない時はティッシュが入っていることを忘れてしまうような見た目です。ささいなことだけれど、実に嬉しい気遣いだなと思います。

いつもより片付け時間もなんだか楽しく、あっという間に終わり、ちょっと嬉しい気分で帰路につきました。


Tripping like a bird、鳥のように旅をしよう

TO&FROのドライブポーチと過ごした、徳島に住む私のいつもの休日。なんだか特別な気がしたから不思議です。新しいアイテムを取り入れることで、何気ない日常が少しだけ特別なものに感じたり、いつもより少しだけワクワクしたりした経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。

なかなか遠出がしづらい日々が続きますが、お気に入りのアイテムを持って、ちょっとそこまでお出かけしてみませんか?何を持って、どこに行こうか、そんな楽しい妄想をしてみるだけでも「なんでもない日」が「特別な日」に感じるかもしれませんよ。

軽やかに、空に羽ばたく鳥みたく、日常を旅していきたいですね。

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▼TO&FRO http://toandfro.jp/
▼今回ご紹介した商品の詳細は下記からご覧ください。
 DRIVE POUCH -SQUARE-
▼株式会社SAGOJO https://www.sagojo.link/
▼TO&FROの認定トラベラーに関しては、こちらをご覧ください。

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Writer: かい りかこ

ライター、絵描き。千葉県出身。出版社で広告営業に携わったのち、旅ラ イターをしながら2年半45カ国を放浪。帰国後は徳島県美波町に移住し、自治体広報誌の編集、ライター、イラストレーターなど「得意」と「好き」を生かした仕事づくりに奔走中。旅とコーヒーと映画が大好き。
note:https://note.com/papas_papas
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Editor: Naho Sotome

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