あの頃「私たち生きてるだけで偉いよね!」と言ってくれた友人が憎かった話。
それは大学2年生の秋。
その頃は、「コウペンちゃん」というなんでも肯定してくれるコウテイペンギンをモチーフにしたキャラクターが流行っていて、キャラクターグッズを持って友達同士で肯定しあったり、スタンプを送り合って肯定しあったりするのが、ごくごく日常だった。
それは、勉強にバイトにサークル活動に毎日忙殺されている私の友人グループでの励ましあいとして十分機能していたし、このキャラクターを推しているという一体感の礎としても機能していたように思う。
その頃の私と言えば、本当に、言