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先輩のお世話係をしていましたが、明日から役職異動になるみたいです

○○:さぁ、説明してもらおうかな?

僕は2人を叩き起し正座させて何故僕のベッドで寝ていたのか理由を聞くことにしました。

アルノ:お兄ちゃん私まだ眠い…

○○:ダメだ、まず理由を言いなさい。

祐希:……zzZ

○○:祐希先輩起きてください!

祐希:はっ!祐希のお肉どこ!?

○○:何寝ぼけてるんですか…そんなことより!なんで僕のベッドで寝てたのかを聞いてるんです!!

祐希:だって○○にダメって言われるの分かってたし。

○○:そりゃ言いますよ、それに…

祐希:それに?

言えない…前に一緒に寝た時抱きつかれて1人興奮して寝れなかったなんて口が裂けても言えない……

○○:なんでもないです。

アルノ:ねーねー、そんなことより早く大学行きたいー!

○○:ダメだ、まずは説教をだな…

祐希:そんな事してたら遅刻だよー!七瀬さん遅刻したら鬼みたいに怖いんだからね!?

確かに七瀬さん祐希先輩が遅刻した時めちゃくちゃ怒ってたな…さすが祐希先輩、言葉の重みが違います。

○○:…帰ってきたらまた説教しますからね。今は遅刻しないよう準備しましょう

祐希、アルノ:はーい!

ーーーーーーーーーー

○○:おはようございまーす

七瀬:おはようさん、ちゃんと今日も祐希連れてきた?

○○:後ろにいます

祐希:七瀬さんおはようー!!ギュッ

七瀬:おはよう祐希 ナデナデ

うん、この2人目当てにこのゼミに入りたい男たちがいるのも納得出来る。

七瀬:あれ?その後ろの子は誰なん?

僕が後ろを向くと、アルノが扉の影からこちらを覗くように見ていた。

○○:アルノ、こっちおいで?

アルノ:テクテク…

緊張してる。なんか小動物みたいだな…妹ながら可愛いと思ってしまった。

○○:ほら、自己紹介しな?

アルノ:ま、○○の妹の中西アルノです…18歳です…

○○:どうしても七瀬さんのゼミと飼ってる爬虫類が見てみたかったらしくて連れてきました。迷惑でした?

七瀬:ううん、全然ええよ!西野七瀬です、よろしくねアルノちゃん

アルノ:よ、よろしくお願いします…//

七瀬:ふふっ、可愛ええなぁ〜

アルノ:あのっ…サイン欲しいんですけどいいですか…?

七瀬:ええよ〜、後で書いたるな?

アルノ:あ、ありがとうございます!//

○○:やっぱ七瀬さんって有名なんですね。

七瀬:それうちのことバカにしてへん?

○○:してないですよ。

七瀬:まぁええわ。アルノちゃん18歳ってことは高校3年生やんな?大学とか行くん?

アルノ:行こうとは思ってますけどまだどこ行こうかは決まってないです…

七瀬:ほなうち大学来たらええやん

○○:確かに、アルノ頭良いしそうしなよ

アルノは学校でも上位に入るほど頭が良い。まぁ僕の方が頭は良いですけどね?

七瀬:今ならこのゼミの枠1個空けとくで?

アルノ:いいんですか!?頑張ってこの大学入ります!!

七瀬:うん!待ってるで〜

○○:じゃあアルノ、行くよ?

アルノ:うん!

その後、七瀬さんが爬虫類の説明をすべてしてくれました。僕はその間祐希先輩の相手をしてました。

〜〜〜〜〜

七瀬:こんな感じかな〜、どうやった?

アルノ:とっても楽しかったです!また来てもいいですか!?

七瀬:いつでも来てええよ〜

アルノ:やったー!ありがとうございます!

七瀬:ほんま可愛ええなぁ〜

○○:まだ僕たち大学あるけどアルノはどうする?

アルノ:んー、まだ電車まで時間あるし…

○○:電車は何時なの?

アルノ:夕方!

○○:全然時間あるな…まだここにいるか?

アルノ:いいの!?

○○:おう、研究の邪魔さえしなければ大丈夫だと思うよ。

七瀬:せっかくなら君のお兄ちゃんが何の研究してるのか見ていくとええよ

アルノ:分かりました!ありがとうございます!

○○:じゃあ祐希先輩、さっそく研究を…って祐希先輩起きてください

祐希:んん…

七瀬:祐希、起きな?

祐希:はっ!七瀬さんごめんなさい祐希起きました!!

七瀬:ほんまいつでもどこでも寝るなぁ祐希は。ほら、研究やるみたいやで?

○○:祐希先輩、早く準備してください。

祐希:らじゃー!

ーーーーーーーーーー

○○:ふぅ…今日はこれで終わりかな?

祐希:祐希…疲れた……

七瀬:2人ともお疲れ様、時間も時間だしアルノちゃん送ってきな?

○○:そうします。アルノ行くよ?

アルノ:うん!

○○:では七瀬さん、さようなら

七瀬:うん、また明日な〜

〜〜〜〜〜

その後僕たちは1度家に戻って荷物を持って駅へと向かった

アルノ:じゃあお兄ちゃんまた来るね?

○○:おう、次からはちゃんと連絡しろよ?

アルノ:うん!あ、忘れ物してた!!

○○:え!?今からもう間に合わな…

忘れ物をしたと言ったアルノは僕に抱きついてきた

○○:たっくもう…忘れ物ってこのことか?

アルノ:だって久しぶりにお兄ちゃんに会ったのに1度もしてなかったもん。

○○:アルノもまだまだ子どもだな ナデナデ

アルノ:ば、バカにしないで…//

○○:ほら、電車もう来ちゃうぞ?

アルノ:うん、じゃあねお兄ちゃん!祐希さんもありがとうございました!

祐希:また会おうねアルノちゃん!!

アルノ:はい!

そう言ってアルノは改札の奥へと消えていった

○○:さ、帰りますか。

祐希:ねー、祐希あれ食べたい!!

祐希先輩が指さす先には、ピザ屋があった

○○:ピザですか?高いですよ?

祐希:大丈夫!ここは祐希が出すから!!

○○:ほんとですか!?

祐希:うん!

○○:ゴチになります

祐希:じゃあ行こー!!

祐希先輩はピザ屋に1人ダッシュで向かって行きました

○○:あれ?なんか忘れてるような…まぁいいか。

結局朝にやると言っていた説教は忘れてしまいました。まぁピザ奢ってもらったので許しましょう。

to be continued…

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