どうやら僕は乃木坂のペットになるみたいです
迎えたデート当日…○○の姿は集合場所に指定された渋谷駅ハチ公前にあった
○○:ここでいいんだよな…
集合時間になっても和は現れない
○○:遅いな…和さんどうしたんだろ……
10分、20分と時間は過ぎていく
○○:…電話してみるか。
スマホを取り出し和に電話をかけようとした時
和:○○さんすみませ〜ん!!
和がこちらに走りながら向かってくる
○○:和さん!
和:お待たせしまs…きゃっ!!
○○:おっと…!大丈夫?
和は躓いてしまい、○○の身体に倒れ込むような形になった
和:はい…ありがとうございます//
○○:あ、いえいえ…//
○○の身体にしがみつき上目遣いで○○を見る和に○○は照れてしまう
和:遅れてすみません!昨日夜遅くまで寝れなくて…
○○:大丈夫ですよ。夜まで仕事だったんですか?
和:あっ…お仕事じゃなくて……今日が楽しみすぎて寝れませんでした//
○○:そ、そうなんですね…///
○○:(なんだこの人…可愛すぎる……)
周囲の喧騒とは対照的に、2人の間に静かな空気が流れる
○○:じ、じゃあ行きましょうか?
和:は、はい…//
○○はこの日のために前日からデートプランを立てていた
その頃、他のメンバー達は…
瑛紗:和今日はお休みか〜、何してるんだろうな〜
桜:久しぶりのお休みだから家でゆっくりしてるだろうね〜
咲月:(和…今頃上手くやってるかな…)
和と○○がデートをしているという事は5期生の中では咲月しか知らない情報であった
美空:○○さんとデートしてるんじゃない?
咲月:!?
瑛紗:え!?美空それどこで聞いたの!?
美空:聞いたって訳じゃ無いけど〜、先輩達が今日は○○さん休みって言ってたから〜、美空の勘?
桜:なんだ〜、じゃあ違うってことか!
美空:ちょっと〜、それどういう意味!?
瑛紗:だって美空の勘当たったことないじゃん!笑
美空:も〜!今回のは本当だってば!!
咲月:(良かった…皆信じてないみたい…)
マネ:はーい、撮影始まるからみんな行くよー
5期:分かりました〜
美空:咲月、行こ?
咲月:う、うん!!
ーーーーーーーーーー
○○:美味しい…ですか?
和:はい!すごく美味しいです!!
○○:良かった…!
2人はカフェに入り、パスタとオムライスを食べていた
和:こんな美味しいお店知ってたんですね!
○○:ここはお気に入りの店だったんです
和:最近は来てないんですか?
○○:さ、最近は忙しくて来れてなかったんですよね…
和:そ、そうだったんですね…
○○:(和さんは僕が乃木坂のペットになってることを知らないんだよな…)
和:(そっか、○○さんはペットになってるから自由に外出出来ないんだ…)
○○:な、和さんの食べてるパスタ美味しそうですね…!
和:あっ、良かったら食べますか?
○○:いいですか?
和:はい!口開けてください
○○:へ…?い、いいですよ!自分で食べれますからっ…!!
和:ダメです!こうじゃないと食べさせませんから…!
○○:わ、分かりました… パクッ
和:美味しいですか?
○○:お、美味しいです//
和:えへへ…//
和:○○さんのオムライスも食べてみたいです!
○○:あ、いいですよ
和:違います!○○さんが食べさせてください!
○○:わ、分かりましたよ…あーん//
和:んっ!美味しいです!!
○○:そ、そう…//
和:(やばい…○○さんカッコよすぎる…!顔赤くなって照れてるのバレてないかな…//)
終始和にデレデレの○○だったが、それは和も同じであった。
〜〜〜〜〜
その後、2人は表参道に移動しショッピングを楽しんでいた
和:○○さん、これはどうですか?
○○:めちゃくちゃ似合ってますよ!
和:可愛いですか?
○○:うん!可愛いです!!
和:あ、ありがとうございます…//これ買ってきますね//
○○:分かりました、じゃあ外で待ってますね!
和:はい!
数分後、会計を終えた和が外に出るとそこには○○の姿は無かった
和:あれ…○○さんどこ行ったんだろ…
和が○○を探していると
○○:ごめんなさい!トイレに行ってました…
和:そうだったんですね…!てっきり帰ったのかと思いました笑
○○:そんなことしませんよ!笑
和:もう夕方ですね、早いなぁ…
○○:和さん、もう少しだけ付き合ってもらってもいいですか?行きたいところがあるんです。
和:大丈夫ですよ!
和:(やった!まだ○○さんと一緒にいれる//)
ーーーーーーーーーー
和:わぁ…綺麗……
○○:和さんが喜んでくれて嬉しいです!
そこにはキラキラと輝く夜景が広がっていた
○○:今日はありがとうございました、和さんとデート出来て楽しかったです!
和:いやいや!それを言うのは私の方です!!
○○:これ、今日の記念にどうぞ…
そう言って○○は小さな袋を取り出す
和:え、これって…
○○:和さんがお会計してる時に実はトイレ行ってたんじゃなくてこれを買ってたんです。和さんに似合うかなと思って…//
和:こんなに可愛いネックレス…ありがとうございます!大切にします!!
○○:喜んでくれて良かったです…//
和:好き ボソッ
○○:え?和さんなんて言いました?
和:○○さん!!
○○:はい、どうしま…
チュッ
隣の和に顔を向けようとした時、○○と和の影は重なる
和:○○さん、大好きです。私と付き合ってくれませんか?
to be continued…
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