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どうやら僕は乃木坂のペットになるみたいです

○○:ん…あれ、ここは……

飛鳥:おはよっ

○○が目を覚ますと、そこには飛鳥が笑顔で○○の顔を覗き込んでいた

○○:お、おはようございます……

飛鳥:かっきーとのデート楽しかった?

○○:(あぁそうか、僕はオムライスを食べてあの後眠ってたのか…)

飛鳥:グッ おい

○○が返事をせずにいると、飛鳥が○○の髪の毛を掴み無理やり○○を起こす

○○:い、痛いです…

飛鳥:楽しかったかって聞いてんの。どうなの?

○○:た、楽しかったです!今までで1番楽しかったです…!!

飛鳥:そう、それなら良かった。かっきーにもそう伝えておくね?

ドサッ

○○:はぁ、はぁ…

飛鳥:ごめんね、痛かったでしょ ナデナデ

○○:あぁいや、大丈夫ですから…

飛鳥:じゃあ私これからお仕事だから行ってくるね?いい子にしてるんだよ チュッ

○○:あっ…はい//

飛鳥から頬に予想だにしなかったキスをされ、○○はその場でただ呆然とするしかなかった

飛鳥:(んー、和たちに話してどんな反応するかなー?)

一方キスをした当の本人はそのことなど気にしていない様子だった

ーーーーーーーーーー

飛鳥が入った部屋には、遥香と遥香に呼ばれた和と咲月がいた

遥香:あ!飛鳥さんおはようございます!

飛鳥:お、かっきーおはよー。○○昨日のデート楽しかったって言ってたよ

遥香:ほんとですか!?良かったー!!

飛鳥:また今度行ってきなよ。

咲月:え、賀喜さん○○さんとデート行ったんですか!?

遥香:うん!すごい楽しかったよ!

和:いいなぁ…私もデートしてみたい ボソッ

飛鳥:井上、今私もデートしたいなって思ったでしょ。

和:えっ!?なんで分かったんですか…//

飛鳥:顔に出過ぎ笑

和:恥ずかしいです…///

咲月:和は意外と乙女だもんね〜笑

和:う、うるさい…!咲月だって○○さんの事好きなくせに//

咲月:わ、私も好きだけど和ほどじゃないよ!//

飛鳥:まぁまぁ落ち着いて?それで○○についてなんだけどね、2人には先に伝えておかなきゃダメなことがあるの。

和:なんですか?

飛鳥:実は……

〜〜〜〜〜

和:えっ……

咲月:それって犯罪じゃ……

遥香:でも○○さんとは合意の上だから大丈夫だよ?

飛鳥:そう、それに2人にとっても悪くないはずだよ?○○にいつでも会いに行けるんだよ?

和:で、でも……

遥香:うーん、まぁこれから慣れてけば大丈夫だよ!

飛鳥:あ、井上次の休み○○とデートしてきなよ。

和:えぇ!?い、いいんですか…?

飛鳥:うん、そこで○○とのデート楽しんでそれを踏まえて今回の件もう1回考えて?それでもダメだと思うなら私たちも考える。

和:わ、分かりました…

飛鳥:じゃあまた後でね。ガチャ

遥香:和ちゃん楽しんできてね! ガチャ

飛鳥と遥香が出ていった後の部屋では…

咲月:ねぇ…さっき飛鳥さんが言ってたのって本当なのかな…?

和:信じられないような話だったけど…飛鳥さんが私たちに嘘をつくとは思えないし…

咲月:こ、この事は2人だけの秘密にしようね?

和:も、もちろん…!他の5期生には言えないよ…

咲月:ま、まぁとりあえず○○さんとデート出来るの良かったじゃん…!

和:う、うん!そうだよね…!

2人が○○の真実を知り困惑していた。

一方の飛鳥と遥香の方はというと…

遥香:飛鳥さん、まだ早かったですかね?

飛鳥:うーん、ちょっと早かったけどいつかは話さなきゃダメな話だったからね。

遥香:大丈夫ですかね…私たちのイメージとか変わってるんじゃないですか?

飛鳥:多分変わってるかもね。

遥香:えぇ…どうしよぉ……

飛鳥:ふふっ、大丈夫だよかっきー笑

遥香:えー、そうですかね?それなら飛鳥さんの方が大丈夫ですよ!

飛鳥:そうだといいんだけどね…笑

5期生の2人とはうって変わっていつも通り他愛もない会話をしていた

ーーーーーーーーーー

ガチャ

飛鳥:ただいまー

○○:お、おかえりなさい…

飛鳥:あー、疲れたー。ご飯出前しよっか!○○何食べたい?

○○:そうですね…ピザとかどうでしょうか…?

飛鳥:ジャンキーだね。笑

○○:たまにはいいかなと思いまして…

飛鳥:んー、たまにはいっか。じゃあピザ出前しとくからお風呂入ってきな

そう言って電話しながら慣れた手つきで○○の首輪からベッドと繋がれたリードを外す

○○:ありがとうございます…

最近はメンバーからかなりきつい仕打ちを受けているため、○○はメンバーに対し薄れかけていた恐怖心をまた抱いていた

○○:(はぁ…僕このまま死ぬのかな……)

○○:(せめて最後くらい自由に暮らしたかったな…)

〜〜〜〜〜

飛鳥:いただきまーす

○○:いただきます…

飛鳥:んー!うまっ!

○○:そうですね…

飛鳥:あれ?美味しくないの?

○○:いやいや!美味しいですよっ💦

飛鳥:ふーん…まぁ美味しいならいいんだけどさ モグモグ

○○:(ピザは美味しいんだけど…飛鳥さんが何かしてこないか不安であまりテンションが上がらないな…)

飛鳥:あ、そういえばねー、今度井上とデートしてもらうから。

○○:え…?

飛鳥:井上がどうしてもデートしたいらしくてさー、○○暇だしいいでしょ?

○○:和さんはいいって言ってるんですか!?

飛鳥:いいもなにも井上からデートしたいって言ってるんだから。

○○:あ、そっか…

飛鳥:何?なんかさっきよりも明らかにテンション上がってない?電気流すよ?

○○:へ?い、いやいやそんなことないですって…!

飛鳥:やっぱり男ってのは新しいもの好きなのかー。それに井上まだ10代で若いし。

○○:ち、違いますよ…それに飛鳥さんだってまだ若いじゃないですか…。

飛鳥:……まぁ○○がそう言ってくれるから今回は特別に許してやる。

○○:(よ、良かった…)

〜〜〜〜〜

飛鳥:ふぅ、ごちそうさまでした。○○ベッドに戻って?

○○:は、はい…

飛鳥:カチャ よし、じゃあ私お風呂入ってくるねー

飛鳥はそう○○に伝え、浴室へと向かった

○○:(和さんとデート…和さんを楽しませないとな…。)

○○は既に逃げようなどと思うことを諦め、一日の中でメンバーの逆鱗に触れないことだけに集中していた。

一方その頃和は…

和:えへへっ、○○さんとデート楽しみだけど…何とかして○○さんのこと助けられないかな…

○○のことを思い、ある策略を立てていた…

to be continued…

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