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はじまりの物語❻

“マナーとは、相手も自分も
心地よく過ごすために活用するもの”

これは原理原則だと思った。

まず
“なぜ嫌われるのか?”
自分の分析を始めた。

同時に
“あの人はなぜ好かれるのか?”
特徴を書き出してみたりもした。

この経験の積み重ねから
わかった法則がある。

それは
『人は誰しも多面体である』
ということ。

私が見ている“この人”の面は
1面でしかない。

私が“この人”を嫌いでも
“この人”を好きな人もいる。

自分が見ている面が
“この人”のすべてだと
思い込んでた時は
「もの好きな人もいるもんだ」とか
思っていた。

自分も多面体であるように
他の人も同じだと思えば
誰かを許せることも増える。

この「許す」という捉え方が
コミュニケーションに
大いに関わっていると
気づいたのはもっと後の話。

つづく

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