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2024.4.27 小説が苦手な私が小説を読了できた理由

小説を読み終えた私は読む前の私と別人になっていた。

今回はこちらのnoteの続きとなります。


今日、『本を守ろうとする猫の話』を読了した。
おそらく人生で初めて「小説」というものを読み終えた。こんなに夢中で本の世界に入り込んだのは初めてだ。

何故、小説が苦手な私が読了できたのかについて紹介しようと思う。

私は小説を読むと序盤で飽きてしまうことを悩みにしていた。
前回のnoteには理由としては「登場人物の考えや行動が、自分の考えと全く一致しないことに対する不満感」と上記のnoteに書いた。
だが実際には違かった。
小説をの中でどこが1番重要なのか分からなかったからだ。

私は自分の成長のために自己啓発本を読むことが多い。
自己啓発本は大体重要な部分は太字で書かれている。太字で書くことで一瞬で大事な部分を見つけられる。だから読み進めることができた。

それに対して小説は全て同じ太さ・同じフォントが何ページも続いている。まずこの文字列を見ただけでうわぁ〜…読める気がしない…となっていた。
また、これは言い方が悪いがこの小説を読むことで意味があるのか?と疑問に思っていたのである。

そこで私は考えた。
「この小説は何を伝えようとしているのか」を理解しようという目的を持つことにした。

小説は物語を通して自分に何かを伝えてくれるのである。
例えば、主人公が敵に対して更生してもらうために何か言葉をかけるとする。その言葉が自分に刺さるときがある。
その刺さった言葉こそ小説家さんが読者に伝えたいことなのではないかと。

そうすると、まるで主人公に直接言葉を送ってもらえるような面白い感覚になる。これは是非試してほしい。

話は変わって、前回のnoteに書いた「登場人物の考えや行動が、自分の考えと全く一致しないことに対する不満感」について。

これに関しては小説の序盤を読んで思ったことである。
物語の序盤はほとんど登場人物の説明や経歴が書かれているだけである。物語としては読んでおいた方がいい。しかし、小説の全体として見ればそこまで重要では無い。

なので、序章は読み飛ばしてしまえばいい。
そのままメインストーリーに入ってしまえばいい。

もし、ストーリーを進めて話が分からなくなったら序章をもう一度読み返せば良い。必ず全部読まなくてはいけないというルールなんて一切無い。
序章という準備段階に時間をかけるなんてもったいない。メインストーリーに直行して今すぐ冒険に出かける方がワクワクしませんか!?

ということで、小説が苦手な私が初めて小説を読了できた理由を紹介してきました。
今回の小説以外にも、学生時代に購入した小説で開いてすらいない本も沢山あるので読破していきたい。

オススメの小説があれば教えてください!!

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