にわとり飼育のすゝめ
コロナに入って鶏ブームがアメリカで人がっているというニュースを友人から聞いたのですが、ちょうど同じくらいのタイミングで鶏を飼い始めました。
ペットといえば熱帯魚と庭のダンゴムシくらいしか経験がないので、犬猫と比較することが出来ないのですが、こんなにも性格に違いがあるものかとびっくりするくらい個性豊かな8羽の鶏たち。毎日楽しくて仕方がありません。
飼って良かった理由、Top 3
1. 育て方によって、とても人懐こく育ってくれる。
chicky chicky chicky!が我が家の鶏を呼ぶ合言葉。この言葉を聞くと9割型走って(餌目当て)会いにきてくれます。時には文句も言いますが、膝に乗せたり、抱えて歩き回ることもでき、仕事や私生活で落ち込んだ時に癒してくれます。鶏バカかもしれませんが、名前を呼ぶと見上げてくるので、名前くらいは覚えてるのかなと思います。残念ながら頭の良い動物のランキングには入りません。
2. 食べ残しや食べ物残りカスも、ご馳走。
パスタやご飯がちょこっと残ったり、古くなったり、野菜の食べない部分(キャベツの外側やきゅうりの皮、ブロッコリーの芯など)も鶏にとってはご馳走。喜んで食べてくれます。ゴミではなく堆肥をするように心がけてはいるのですがそれでも食べ物を捨てるのは抵抗があるもの。それを喜んで食べてくれるのは嬉しいことです。そして糞は庭の飼料に利用できます。
3. 手間がかからない。
可愛くてついつい手間をかけてしまいますが、かけれない時にはかけなくても問題ありません。小屋が広くて、水も餌も十分にある状態であれば過酷な環境(真夏日など)でない限り問題なく生活してくれます。外に出るのは大好きですが、制限なく週末出かけたりできるのはメリットですね。
あ、卵の美味しさを忘れていた。もう完全にペットですね。卵は完全に市販のものを何十倍くらいに超えるくらい美味しいです。味付けなしでも抜群の美味しさです。
もちろん怪我した時の手間のかかり具合だったり(基本的には自己治療)、突き合いが起きてしまったり、なんだかんだで広い場所が幸せな鶏には不可欠などの制限やデメリットもあります。生き物なので飼う場合には十分に下調べをする必要がありますが、想像した以上に楽しいですよ。