貧乏性な私がお金に囚われない訳
お金に執着がそもそも薄かった私ですが、大規模な自然災害などの後物理的な支援ができない環境にいる時や、金銭がネックになった問題がある時など、お金が全てじゃないけどお金で解決できるものもあるという、当たり前のことに気づいてから、もっとお金を稼ごうと本格的に思うようになりました。
お金持ちの家庭に生まれた訳ではないですが、両親のおかげでお金に苦しむこともなく生活することができたのは恵まれた環境だったのだと思います。ただ、逆に自分の目標を叶えるために賄いとポン酢蒸しキャベツ(豪華な日は豚バラ入り)の食事をメインにしていた日々もあるので、貧乏性は根に染み込んでおり、未だに1万円以上の買い物をする時にはかなり緊張します。
エクセルで毎月の給与やクレジットカードの支払いなどの支出・収入を確認して、なるだけ毎月確実に黒字になるように管理しているので、それだけ見るとお金に執着しているようですが、私なりに貧乏性ながら賢い選択をするための可視化だと思っています。
自分の大事にしているもの、家族、友人、自分の趣味と勉強に関してはあまり迷うことなくお金を使います。例えば、クリスマスに家族や友人にプレゼントを送るなんて、今やアマゾンなどの無料配達を利用すればお金も節約できる、という考え方もできますが、手作りのものを入れたりコメントを書いたり、時々はお金がかかっても自分で送ることでもっと喜んでもらえるのであればそれは大事なお金の使い道(Money worth spending)だと思うのです。
お金は、稼ぎたいだけ稼いでください。そして、増やせるだけ増やしてください。そんなことを言うとまるでお金持ちになるために執着しているようですが、もっとお金を増やそうという努力に恥はないと思います。ただ、どこまでのバランスが自分にとっての一番なのかは考えていきたいですね。年収が増えても、自分の大切にしている他の部分が蔑ろにされてしまうのであれば、本当にそれが選ぶべき道なのでしょうか?答えは人それぞれだと思いますが、私は今後もお金を大事にしつつ囚われないバランスを見つけ続けていきたいものです。