美容室のタブレットに愛着沸いてきた
こないだ美容室に行ってタブレット渡されたんですよ。雑誌そのものじゃなくてタブレットで好きな雑誌読めちゃう感じのやつ。
店員さんとお話しすると八割記憶なくなるし後の覚えてる二割を寝る前に思い出して落ち込むから合法的に黙っていられるのってかなり楽なんですよね。
でもあれ、雑誌そのもののときも思ってたんですけど、体勢難しくない?首の。
いや下向いてても大丈夫なときは問題ないんですよ。ただある程度経ったら「ごめんなさい、少し頭を上げていただけますか?💦」って言われちゃう。そりゃそうだ。
で前向くじゃないですか。タブレットどうすればいいのあれ?
いや普通に考えれば読むのやめるか、顔の前に持っていって読むかの二択だと思うんですよ。思うんですけどその二択がわからない。腕の筋肉なさすぎてずっと持ち上げっぱなしはしんどいし。
けっきょく膝の上に置いたままにしてたんですよ。なんかあの、ごめんなタブレット……。なんか、髪の毛めっちゃ落ちてるし……ごめんな……。
ただもうずっと膝の上に置いてたもんだから段々愛着沸いてきちゃって。愛着というか安心感。常に何か手に触れてると安心するみたいなあれ。子供の頃、ポケットに入れてた家の鍵とか触ってたら落ち着くとかありませんでした?あれです。
慣れない場所で二時間以上座り続けるわけですからね。その間ずっと側にいてくれた。支えてくれた。気まずい空気を生み出さないために、私に無言の理由を与えてくれた。ありがとうタブレット。さようならタブレット。
けっきょく少しだけ店員さんと話した内容があとから思い出してありゃりゃりゃりゃな内容だったから寝る前落ち込んだけど。