1/28 ただのなんでもない日

1月28日だ。
紛れもなくただのなんでもない日だな。
昨日は息子の誕生日でフィーバーして、その数日前、なんなら1月に入ってからはずっと、もうちょっとで我が子の誕生日やんけ!と大なり小なり意識する日々であった。
それが誕生日を迎えた途端、なんでもない日だ。
正真正銘のなんでもない日。
息子は朝ごはんに昨日の残りのケーキを食べている。
いつもはわたしと娘の方が甘いもので盛り上がっているのだけど、朝ごはんにケーキはね。
娘のことばを借りるとすれば、胃がびっくりしちゃうである。
わたしと娘はパンを食べた。
息子が家を出てしばらくしてから、わたしたちも出る。
保育園は朝からいいにおいがして、お!っとなる。
お!これは、なんだか野菜に火を通している時のにおい。
わたしが美味しそうなにおいするねと言うのにかぶって、娘が「今日は野菜スープだな♪」と語尾に音符マークをつけて言った。
嬉しいのか、野菜スープ。
そしてやっぱり、これって野菜に火を通しているにおいだよね。分かるんだね。
美味しそうなにおいの保育園を出て、あたしゃ働く。
時たま同僚と愚痴をこぼし合いつつもびゃーっと働いて、今日もざっと職場を出た。
娘と帰り、息子も帰ってくる。
娘が明日の明日、娘ちゃんがお当番するんだよと報告してくれ、すると息子がぼくは明日日直だよと張り合っていた。
日直という役割は一体いつまであったかな。
覚えていないけど、あんまり好きじゃない仕事だった気がしている。
夜ごはんはシチュー。
さつまいもをまるまる一本入れた。
それでも我が家のさつまいもは一向に減らない。
言っておきますけど、明日の夜ごはんもシチューです!と高らかに宣言して今日も食べる。
うまいのだけどね、なかなか減らないのがシチュー。
食後はケーキ祭りの続きをした。
今日はわたしが注文しておいた方のケーキ。
食べていると、テレビからMrs. GREEN APPLE の「ビターバカンス」が流れてきて、息子とわたしではっとする。
「ねえこれ昨日も聴いたよね。」
「てか最近多分毎日聴いてない?!」
盛り上がって、わたしが歌い始めて、息子も一緒に歌う。
無意識に、毎日何かしらで聴いてるみたく、でもわたしたちは適当に聴いているので歌詞はサビのはじめの「辛いことばっかじゃないってこと」のところしか分からなくてあとはちゃちゃちゃ~と適当に歌っていたら、娘に「もうやめて~うるさい~」と注意された。
いつだって、この家で歌ったり踊ったりし始めるのはこのわたしである。
そういえば、小さい頃、記憶にある分で小学生の時にも、わたしは夜ごはんを食べながら歌い出してしまい、祖母にご飯中に歌わない!と注意を受けていたな。
そのまま生きてきてしまった。
娘よ、すまないけど諦めて、そろそろ慣れてくれ。
ケーキ祭りを終えて、さて寝よう。
もう寝れるようなコンディションであったけど、子どもたちが自分たちが寝たあとにお母さんには寝てほしいと言ってきて、まあ今日はそれが可能そうであったので頑張って起きる。
鼻の下にまたにきびが出来たみたいで、痛みを感じる。

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