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カウンセラーのひとりごと

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話を聴くことが仕事のカウンセラーが、日々の気づきや感じたことなどを発信します。
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#学校

私も不登校児でした

子ども時代 私は内向的で感覚過敏な子どもでした。 大きな音が怖い、些細な物音や人が近くに来る気配などが気になる、靴の締め付けが気になって授業中に上靴を脱いでしまう、瘡蓋やさかむけが気になってはがしてしまう。 人にうまく気持ちを伝えられず、いつも自分より他人を優先し、ストレスをためやすく、爪噛みや皮膚むしりがあるという状態でした。 授業中に挙手して大勢の前で発表するなんて、恐怖以外のなにものでもありませんでした。 成績は人並みでしたが、いつも本を読んでいた(本の世界に逃避して

不登校|小1の場合

こんにちは。カウンセラーひなたです。 小学校のスクールカウンセラーをしながら、小学生の息子3人(小5、小1、小1)を育てています。 今日は、小学校1年生の登校しぶり・不登校の話です。 ここ数年はコロナ禍もあり、学校や保育園、幼稚園欠席のハードルが下がったことは、保護者の皆さまのよく知るところかなと思います。 さて、不登校の定義ですが、児童生徒が何らかの要因により年間30日以上登校しなかった場合を指します。この定義では、病気や経済的な理由による欠席は除かれます。つまり病欠