touhukan

こんちわ! このアカウントは自分の趣味の為に使う所存です。 出来れば週1回を目安に投稿…

touhukan

こんちわ! このアカウントは自分の趣味の為に使う所存です。 出来れば週1回を目安に投稿でければいいですね!

マガジン

  • 文字会

    文章能力を上げるため、条件を設け時間内に文章を書きあげる企画をしてます。そしてお題を通して季節を感じとる力を得、日常の中から感性を働かせるためである。楽しく、気張りすぎずを基本に、数をこなすようにしています。プロではなく素人なのでどこかしらおかしかったりしますが、そこらへんは大目に見てください。自分も参加してみたい、などありましたらニコニコの方で不定期で生放送をしていますのでぜひ声をかけてください。詳しい連絡先などは別ページに乗せてありますのでそちらからお願いします。

  • 私の脳内思考記録

  • メモ帳置き場

    本や生活の中のメモを置くところ

  • short short story

    創作のショートショートを投稿していきます。

  • 怪談民俗学

    怪談と民俗学の融合。 繋がりや考察など

最近の記事

第4回

お題:反射した鏡のように・紫陽花・死の季節 touhukan 395 まだ暑さが残るなか、意味があるのかわからない家出を終え、一人田んぼに挟まれた道を とぼとぼと歩く、田んぼの稲は刈られ水だけが残り、反射した鏡の様に空のいろと雲を映し出している。 その真ん中を歩いている自分はまるで空を歩いているように錯覚する。 田んぼの畔には季節外れな紫陽花が無理に背伸びをして咲いている。 それを見て、夏休み前の自分を思い出す。 「なんで、あんな事言っちゃったのかな。」 背伸び

    • 第3回

      お題:水出し紅茶のシーサイド、アールグレイの日陰・畳 touhukan 400 畳の目をなぞるようにひとつひとつ数えて、いや実際には頭のなかにある数字はでたらめで何の意味もないのかもしれない。 直に置かれている水出し紅茶のシーサイド、アールグレイの日陰にはきらきらと光る今にも溶けだしそうな飴がころころと様々な表情を見せながら自身を冷やすように、少しでも涼しくありたいと身体を寄せている。 「なぁ、今日で俺死ぬかも。」 また始まった、あいつにとっての死とはいつ来るのだろ

      • 第2回

        お題:麦茶・結晶 touhukan 383文字 そう、後悔はいつだってできる。 この夏という時期、暑さからくる脳神経へのダメージで人は自分を追い込む。 そう、怪談という精神にダメージを負うような馬鹿げたイベント事で。 よく聞くのはその手の話をしていると幽霊やらが寄ってくるという話だ。 しかしうちに来たのは、 雪女という名の、妖怪と言われる類の者だった。 「ねぇ、暑くて溶けそうなのだけど。」 机に並べられた2つの飲みかけ麦茶の中にある氷は 僕たちの行く先を嘲笑う様にゆらゆら

        • 何故、机の引き出しにはチョコばかりあるのか。

          ふと、会社の引き出しを開けてみると、『チョコ菓子』ばかりある。 どれくらい前に買ったかもわからないモノもある。 どうしてだろうと考えてみた。 チョコばかりある=チョコばかり購入している では無いということに気づいた。 私は日頃、お菓子を買う時は しょっぱい菓子とあまい菓子をバランス良く買うようにしている。 それは無限だからである。 しょっぱいとあまいを交互に食べると無限なのである。 これはそういうことであり、そうなっているものなのである。 ある論文を読むと、塩味と甘味には『対

        マガジン

        • 文字会
          5本
        • 私の脳内思考記録
          1本
        • メモ帳置き場
          3本
        • short short story
          1本
        • 怪談民俗学
          3本

        記事

          第1回

          お題:蒸し暑い密室だった・切子硝子touhukan 391文字 べたべたと肌にくっつくような湿気と風通りの悪い部屋の中、机と座椅子、生活に必要最低限な家財が置かれた場所で、景色に合わない親戚から貰った切子硝子のコップで、乾いた喉に、冷蔵庫で冷たくなった麦茶を流しこむ、温度差によりコップに結露ができ、まるで汗を流しているようにも錯覚する。 ピンポーン 訪問者が来ること自体珍しいこの家にチャイムの音が響いた。 何も音のない部屋に機械的な音はどこか寂しく思えた。 そこ

          文字会とは

          文章能力を上げるため、条件を設け時間内に文章を書きあげる企画をしてます。そしてお題を通して季節を感じとる力を得、日常の中から感性を働かせるためである。楽しく、気張りすぎずを基本に、数をこなすようにしています。プロではなく素人なのでどこかしらおかしかったりしますが、そこらへんは大目に見てください。自分も参加してみたい、などありましたらニコニコの方で不定期で生放送をしていますのでぜひ声をかけてください。 メンバー文字会の楽しい仲間たち。 touhukan 文字会創立者、創立

          文字会とは

          怪談本メモ2024,4~6月

          2024,4~6月怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場 https://scrapbox.io/arpla/2024,4~6月怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場 [* 読破済](合計81冊)  怪談六道 ねむり地獄 (竹書房怪談文庫)   amazon Kindle Unlimited   「夢と違うじゃねぇか」    夢と別の行動を起こす   影、黒いシルエットなどと鮮明に見える霊    見たものの霊感の強さによるのか、霊の思念の強さによるのか   霊の猫からもアレルギ

          怪談本メモ2024,4~6月

          怪談本メモ2024,1~3月

          2024,1~3月怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場 https://scrapbox.io/arpla/2024,1~3月怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場  怪談番外地 蠱毒の坩堝 (竹書房怪談文庫)   amazon Kindle Unlimited https://amzn.asia/d/gmXytKJ   全体的に湿度高めの話  鬼訊怪談(竹書房怪談文庫)   amazon Kindle Unlimited https://amzn.asia/d/0vAk4X

          怪談本メモ2024,1~3月

          怪談本メモ2023.7~2024.3

          2023.7~2024.3怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場 https://scrapbox.io/arpla/2023.7~2024.3怪談書籍 読破済本置き場兼感想置き場 読破済み   煙鳥怪奇録 机と海 (竹書房怪談文庫)    amazon Kindle Unlimited https://amzn.asia/d/4n6jGX0   煙鳥怪奇録 忌集落 (竹書房怪談文庫)    amazon Kindle Unlimited https://amzn.asia

          怪談本メモ2023.7~2024.3

          【ショートショート】蝉【創作】

          夏、灼ける様に暑い日差しを避けるように木陰に入っている。近くの川から流れてくる風が程よい冷気を帯びて肌を冷やす。まるであちらとこちらを別けるように影とが境界線を造っている。覚めてきた頭でぐるぐると考える。先程まで元気に動いていた目の前のそれをどうするべきなのか、一番最善の方法を考える。ああでもないこうでもないと考える。近くの木では許さないとでも言うように夏の虫がけたたましく鳴いている。時折、ざああと木が風に吹かれ強く揺れる。意志を強く持った葉はしがみつき枝から離れようとしない

          【ショートショート】蝉【創作】

          第2怪 「コトリバコ」について

          コトリバコとは怪談好きじゃない方もネットをかじっている方は一度は聞いたことがあるのではないだろうか。 2チャンネル洒落怖より2005年に投稿された「子取り箱(コトリバコ)」、女性や子供にだけ禍いを齎す強力な「呪物」として紹介されています。 1860年代後半から1880年代の前半にかけて作られていたとされており、 現代の怪談ではその頃作られたコトリバコが蔵から出てきた等の怪談が挙げられています。 以下はコトリバコの作り方である。作りたい方は自己責任でお願いします。 コトリ

          第2怪 「コトリバコ」について

          第1怪「牛の首」について

          皆様、「牛の首」という怪談をご存じでしょうか。 怪談と言っても色々と無限にありますが、みんな知っていて誰もしらない怪談といえば、ということで今回「牛の首」という怪談を選びました。 怪談やオカルト好きな方は”名前”だけだったら聞いたことある、と思うでしょう。実はこの「牛の首」という怪談。内容は無いとされています。 名前だけでも怖いのですが、この怪談の特徴は「聞いてしまったら恐ろしすぎ死んでしまう」というものです。想像するだけでも死んでしまうほどの恐ろしい怪談とは、と考えて背筋が

          第1怪「牛の首」について

          第0怪 怪談民俗学について

          今現在、世間では怪談ブームが来ております。幼い頃より、自分で怪談を作ったり、聞いたりすることが好きだった私がこれを機に怪談をより深く知るために勉強したいと思い。これより記事をしたためます。 怪談民俗学とは。 まず、『怪談民俗学』とは何かを説明したいと思います。 この言葉については完全に造語なのだが、簡単に言うと”怪談”を読んだり、聞いたりする時に、別の視点”民俗学”があれば、また新たな見方もできるのでは、と思った訳でもうくっつけちゃお!って勢いで造語しました。 民俗学的観

          第0怪 怪談民俗学について