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為替介入の可能性と現状について

ドル円が152円をマークしそうという中で先日、神田財務官の発言に注目が集まった。元から神田財務官は介入を示唆する発言をしていたが、今回はいつもより本気度が高そうで、市場が警戒したというところだろう。これまでの神田財務官の発言は以下の通りである。

・今の円安の動きはファンダメンタルズに沿った方向というわけではなく、明らかに投機が背景にあるものと考えている。

・投機による過度な変動は容認することはできない。

・為替介入を含めたあらゆる手段は常に準備ができている。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=H7X4jrzxtgw

動画でもそうだけど、「投機」が要因であることを強調した発言だった。投機というのはトレードで生計を立てている方なら理解も早いと思うけど、所謂デイトレード的な動き。つまりは短期的な騰落にトレードをする動きを投機と言う。

この投機は、基本的には相場を主導することはなく、ノイズとして本軸の周辺をグルグルと周回するイメージだ。ただ神田財務官はこの投機が現在、相場を牽引しているような状況にあると考えていると見て間違いないと思う。

為替介入はあるか?

為替介入。つまりは、円買いが起こるかどうかだが、これは起こると思っている。具体的な予想介入レートは有料記事限定で書く。あるかないかで言えば「ある」と、思うとだけ無料記事では載せておきたい。

ただ為替介入があったから円安が終了するとかは無く、円安は暫く続く。っていうか円高になることは恐らくもう無いか、あっても超先の未来だと思っている。少なくとも5年10年で変わる様な気はしない。

理由として、現状の過度な円安状況は何もアメリカと日本の金利差が開いているから起こっているものだけではない。既にここまで事態が深刻化しているので、早期修正は不可能に近いと思っている。

物価の上昇

理由としては物価の上昇にある。さすがに、これを読んでいる皆さんも物価の上昇を肌で感じていると思う。ありとあらゆるものが昔よりも高くなっている。

たった1年で物価の上昇率はここまで変わっている。これは2023年1月の時点だが、現在は食料油が1ℓ670円とほぼ2倍にまで上昇しているのだ。食料油の高騰は飲食事業者にとっては悲鳴もので、全ての食品に使われているといっても過言ではなく、値上りをせざるを得ない状況。

もちろん、食料品に限った話ではない。半導体不足から中古車の価格も上昇しているし、東京ディズニーランドの価格も2023年10月で10,900円だったけど、2021年3月は8,700円だった。マクドナルドのハンバーガーも2024年1月24日から170円になったけど、2022年3月の改訂前までは110円だった。もう飲食店に行くならコメダ珈琲しかない。あの値段であのボリューム・・コメダ一択だろう。是非お近くのコメダへ。

※アフィでも何でもないですwただ好きなだけww

話は戻して、物価は上昇しているのに、賃金はさほど上昇していない。むしろ国民負担率の増加から減っている様に感じる。最近は企業の相次ぐ賃上げ報道があるが、中小企業は未だに賃上げができていないところが大半っていうかほとんどだ。

収入が減り、支出が増える背景から、より安い物を求めて中国製品などの輸入品に頼らざるを得ず、それが更に円安へと拍車を掛けていく。ただし、訪日客などのインバウンド政策で円高要因も増加傾向ではあるが、これをモノともしないのが海外企業のサービス蔓延である。

生活に欠かせないあいつら

今の若い世代は知らないかもしれないが、昔の携帯電話(ガラケー)を製造していたのは日本の企業(日本での流通という面もあるが)で、NECやPanasonic、東芝、SONY、SHARPなどだ。ところが現在はどうだろうか日本人の多くはiPhone(Apple社)次いでandroid(Google社)の携帯電話を使用している。

ショッピングを楽しみたいとするなら、楽天市場ではなく、Amazon(Amazon社)。ちょっとご飯に行くのが面倒だから出前を頼もうとするならウーバーイーツ(Uber社)だ。最近は電気自動車のテスラ(Tesla社)も街で見かけるようにもなった。また若い世代で流行っているアパレルの通販サイトSHEIN(シーン)やTemu(ティーム―)は中国発。娯楽して老若男女に人気なYouTube(Google社)、TikTok(Bytedance社、中国)など

さすがに気付いたと思うけど、国外サービスが浸透してしまっている状況だ。円がどんどん海外に流れてしまっている状況なので、円安ドル高に拍車が掛かっているような状況。

そんな中で十数年前(2010年-2011年レート)の1ドル80円まで円高が戻ると考えるのは少し都合が良すぎる。と、ワイは思う。

訪日外国人の数も増加

JNTO(日本政府観光局)が出したデータによると、訪日外国人観光客の数は、2019年から7.1%の増加。一方で、出国した日本人の数は36.2%の減少となった。

前述した様に、外国人観光客が日本で爆買いするようになれば円高要因にはなる。モノづくりニッポンとして、未だに日本製品は丈夫で長持ちというのが海外での常識であることから一定のレートまで行けば円安は止まるだろうと思う。

ただ、それがいくらになるのかは誰にも分からない。

今後のニッポン

これは他の無料記事でも書いているけど、貧富の格差が尋常じゃないレベルに拡大する。飯も食えない、家も無い。そんな日本人がめちゃくちゃ出ると思う。だから東南アジア諸国の様に、ルームシェアをしながら1つの家に知らない者同士が肩を寄せ合い暮らすような未来があってもおかしくはない。

「贅沢はできなくて良い。平凡な暮らしが出来ればそれでいい」

そう考える人は少なく無いと思う。実際ワイもこんな感じ。特に趣味も無いし、独身なのでカネの使い道がコメダ珈琲店くらいしかない・・。(いや、本当に)

ただ会社の収入1本だけでは平凡な暮らしもままならなくなると思う。

だからこそ、昔からあるけど投資(税率も一律20.315%だし)で稼ぎを増やす他ないとワイは思う。

株・先物を頑張りましょう(/・ω・)/

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