社会人に一番必要なのは『国語』だった!?
こんにちは、やっしーです。
前回、勉強が辛いのは
「何のために勉強が必要なのか
理解していないから」
とお話しました。
将来のために勉強しなさい
と言われても、
具体的にどう大事になるのか分からないですよね。
今回は、その筆頭である
国語から解説していきます。
なぜ国語が大事なのか
「将来のために国語を勉強しなさい」
と言われたことはありますか?
英語、算数とかならまだしも、
国語って5教科の中でも地味ですよね。
ですが、実はめちゃくちゃ重要な教科だったんです。
こんな経験ありませんか?
・日本語どうしなのに会話がかみ合わない
・頼まれた仕事をしたつもりが内容が違っていた
・論理的に説明ができない
・人に話を理解してもらえない
・つい分かったフリをしてしまう
これらの原因は、すべて国語にあります。
国語の中でも、
現代文、漢文、古文とありますが
中でも現代文が非常に重要です。
なぜなら、現代文が解けるようになるには
読解力がないといけないからです。
読解力とは?
文章を読んで、その内容を理解する能力。
と定義されます。
例題をやってみましょう。
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
セルロースは( )と形が違う。
Aアミラーゼ Bデンプン Cグルコース D酵素
出典:「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」 新井紀子著 東洋経済新報社
※回答は記事の最後に記載
いかがでしたか?
スラスラ解けたでしょうか?
これは大人にも誤答が多い問題です。
読解力とは、文章を読めるだけでなく
理解する能力です。
理解ができなければ、
伝達ミスが起きたり、
自分も上手く伝えることが
出来なかったりするのは当然です。
読解力がないと他の勉強もできない
国語以外の教科でも、問題を解くなら
必ず問題文を読みます。
問題が理解できなければ
いくら勉強したところで
答えにたどり着くことはできません。
つまり、すべての勉強の土台になるから
5教科の中でも国語が一番重要なのです。
求められる人材には国語力が必須
学校では教えてくれませんが
仕事ができる人=テストで高得点が取れる人
ではありません。
本当に重要なスキルは
『読解力』と『コミュニケーション力』です。
ただただ答えのある問題を解くだけなら
よっぽどパソコンのほうが優秀です。
というか、勝てません。
社会には、個人では優秀なのに
周りのモチベーションを下げてしまう人
というのが少なからずいます。
特徴として、
・注意するときの言い方にトゲがある
・周囲の空気を察することができない
・見えない圧をかけてくる
などがあります。
こういう方は個人では優秀なので、
部下を持って教育するより
専門職としてキャリアを積んでいきます。
会社にとって変えがきかない人材に
なっていくので
特定の会社に長くいたい人には
いいかもしれません。
しかし、本当に社会で求められる人とは
自分だけでなく
周りのモチベーションを上げ
能力を引き出していく人です。
・相手の話が理解できる
・相手が言葉にしていない要求を察することができる
・相手が認識していないニーズも捉えることができる
・相手が理解できるように伝えることができる
・場の空気を円滑にする
こういう人になるには『読解力』が不可欠なのです。
引くて数多でどこでも活躍することができるので
様々なキャリアを考えることも
可能になります。
参考動画
いかがでしたでしょうか?
何となく国語の必要性を感じていただければ嬉しいです。
最後に、読解力の重要性を分かりやすく解説している
動画をご紹介するので
ぜひご覧になってみてください。
【例題回答 Bデンプン】
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