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破格について考えてみる|算命学

こんばんは、灯です。
算命学には格法・破格法という見方があります。

「格に入ったからすごい!」とか「破格だからやばい!」とか思ってしまいがちですが、その実は

格に入る=その格の生き方を強いられる
破格=格の生き方+立て直しを余儀なくされる

だと、私は思っています。

格にはいろいろと種類がありますが、調べればすぐ出てくるのでここでは割愛させてください。
破格とは、格に入りそうで入らない命式のことを言います。
文字通り一ヶ所破れているんですね。

たとえば今年の春分はこんな命式でした。

癸 丁 甲
未 卯 辰

地支の卯―未が半会して木性になります。
五行に置き換えてみますね。

水 火 木
木 木 土

日干の水から見て木は鳳閣星、または調舒星にあたります。
いわゆる表現の星ですね。
火は禄存星・司禄星、財の星。
土は車騎星・牽牛星、つまり官星。

格の中に従生財格というものがあります。
これは文字通り、

自らが生み出したもの(鳳閣星・調舒星)
それによって得られる(禄存星・司禄星)に従う格です。

仮にこの方が勉強する(龍高星・玉堂星)のが好きだったとして、勉強だけしていたいと思っても、「表現すること」「人に好かれること」からは逃れられない、ということです。
格に入る=人生の自由度が低い、とも言えますね。

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