一秒と決めてしまえば、行動の幅が広がる

一秒の長さは、自転や公転に基づいた天文学からの定義から「原子放射の周波数に基づく量子力学からの定義」へと改定されている。

ただ、私たちの生活は太陽の活動と切り離して考えることはできないため、世界時に準拠するように原子時系が調整されている。これを協定世界時(UTC)と呼ぶ。一秒は時代を経るごとにより精密により正確に定義がされてきている。感覚としての一秒に変化を感じられないが、年齢とともに時間は長くも短くも感じられたりするのであろう。

一秒が曲がりなりにも決められている世界で、時間があるから締めを決めることもできるし、行動も制限される。10年前の一秒と現在の一秒は異なるのか。

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