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【21%→78%】相手に腹落ちさせて、確実にこちらが望む行動を行ってもらう方法~『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』を紹介①~

今日から新企画です。

企画名は「様々なビジネス書をいいとこ取り」。 

私、富澤が、本からコレは使える!

と、ビビビッと刺さった箇所を3つずつ取り上げ、毎日1つずつ紹介します。

初日の今日は、

です。

この本の続編です。

(今だと、上記は「Kindle Unlimited」対象でした)

忙しくても、楽して、行動と成果を変えられるように、再現性の高い仕事術をまとめました。同じ実験と分析をするには1400時間以上かかりますが、何時間かの読書で、それと同じ知見を得ることができます。

と本書の冒頭で書かれていますが、その通りの本です。

越川さんの本の特徴は、細かい成果数値がコレでもかとついてくること(笑)

例えば、本日紹介するのは

【21%→78%】相手に腹落ちさせて、確実にこちらが望む行動を行ってもらう方法

です。

経営者や管理職の方はもちろん、部下がいる方、営業の方など、誰でも、相手を動かさなくてはいけない時があると思います。

この時、「ある構造」で伝えると、57%も動いてもらえる確率が上がります。

それは

・冒頭に相手のメリット
・具体的なアクション
・最後に行動ハードルを下げる

です。

本書では、経理システムを会社で導入するにあたって、社員に行動を促す連絡文の例が出てきます。

(21%の方が行動してくれた文は下記)

業務効率化のために経理システムを入れ替えます。ついては今後経費精算する時は、承認者の名前も全て追加入力してから申請するようにしてください。もし承認者の氏名が記載されていない場合は、経費の振込が遅れる可能性がありますので、 ご理解ください。

(78%の方が行動してくれた文は下記)

経費の支払オペレーションを自動化するために、 今後、経費精算には承認者の氏名を入力してください。承認者の氏名は、このリンクをクリックして頂けるとすぐに確認ができます。

最初、私が見たとき、構造が読み取れなかったのですが、確かに

・冒頭に相手のメリット:経費の支払いオペレーションが自動化される
・具体的なアクション:今後、経費精算には承認者の氏名を入力して
・最後に行動ハードルを下げる:承認者の氏名は、このリンクをクリックして頂けるとすぐに確認ができる

となっています。

これは営業にも転用可能と書かれています。

冒頭で、提案内容と、それによって顧客に与えられるメリットを明確にすれば、相手は確実に聞いてくれます。

提案内容に共感し、行動を起こすハードルが下がれば、思い通りに行動を起こしてくれる確率が高まることが1,560名の営業担当による行動実験で立証されました。

・冒頭に相手のメリット
・具体的なアクション
・最後に行動ハードルを下げる

この3セットで相手は57%も動いてもらえる確率が上がる、という話でした。

明日に続きます。

※このnoteは1記事1,000文字程度の短い記事を70日連続目標で更新しています。本日は7日目です。

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